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【M1 Mac向け】ゲーム実況・配信に必要な機材・設定【まとめ】

2022-05-13

ゲーム実況といえば、始めるのに機材もたくさん必要な敷居の高いもの、というイメージはまだまだあると思います。
しかしながらそれは数年前のことで、今ではかなり手軽に始められるものになっていました。

今回はM1 MacBook Airを使ってゲーム実況・配信をしてみましたが、結論としてはかなり快適にゲーム実況が出来ました。
それに必要な機材は思っていたより少なく、マイクとキャプチャーボードくらいで、ゲーム実況を始める敷居はかなり低くなっていました。

さて、これ以降では

  • 現状どんなゲームであればM1 Macでもゲーム実況・配信ができるのか?
  • ゲーム実況・配信に必要なもの(機材・アプリ)は?
  • 実際にどういった手順・方法でゲーム実況・配信が撮れる?

こういった内容について、可能な限り分かりやすく簡潔に、深堀りしていきます。

10年近くMacを使い続けていますが、こんなマシンを10代の学生時代から使えていたらもっと人生豊かになっていた気もする(責任転嫁)。
もし分からない箇所がありましたら、私のTwitterからお問い合わせいただければと思います。

この記事の概要

  • ゲーム機のゲーム実況・配信はM1 MacでもOK
  • Steamゲームのゲーム実況・配信はM1 Macだと厳しい(要スペック)
  • お金のかかる機材はゲームキャプチャとマイクだけでOK(約3万円〜)
  • ゲーム機をM1 Macでゲーム実況・配信する方法
  • SteamゲームをM1 Macでゲーム実況・配信する方法
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結論:M1 Macは、ゲーム機のゲーム実況・配信であれば可能

どの程度までM1 Macでゲーム実況・配信出来るのか?まずは現状を見てみましょう。

結論としては、ゲーム機(Nintendo SwitchやPSシリーズ)を使ったゲーム実況・配信は出来ると思って問題ありません。
もっと具体的にすると、ゲーム画面の録画をしながら、ゲーム実況では声を吹き込んだり、それらを生放送で配信することも可能。

しかしながらその一方で、Mac内で遊ぶSteamゲームを実況したり配信するは、カクついたりしてしまうのでスペックの高いMacでなければ厳しいと考えておいた方が良さそうです。
レトロゲームのような内容でも若干カクつく結果でしたので、MacBook Pro 16インチ以降の高スペックが必須になるでしょう。

ゲーム実況を3つに更に細かく分類して、これらの現状をまとめたものが下記。

ゲーム録画 ゲーム実況 ゲーム配信
ゲーム機
Steamゲーム ×

さてさて、これ以降でご紹介する方法で撮影した実際の映像はどんな品質なのでしょうか?
このように1080pの60fpsでかなりキレイに録画できました。

使っているゲーム機はNintendo Switchです。
※ゲーム音と声の音量バランスが微妙なので要改善事項…

一時間ほどの録画ですが、MacBookが少し熱くなった程度で、一時間以上の長時間ゲーム実況もまだいけそうです。
ちなみに、使用したMacBookはM1チップ16GBメモリで、メモリ以外はほぼ最低スペック。

ゲーム実況・配信が可能なゲーム機は?

具体的にどういったゲーム機であれば、M1 Macでゲーム実況が出来るのか?
この点についても念のため確認しておきましょう。

結論から言うと、HDMI接続できるゲーム機なら簡単で、それ以外のゲーム機は変換ケーブル等が必要
まとめると下記の通りで、ゲーム実況するまでの面倒くささ順に×〜◎で分類しました。

販売元 ゲーム機 対応状況
Nintendo Nintendo Switch
DSシリーズ △ ※要改造
Wiiシリーズ ○ ※要変換端子
SONY PS3 ○ ※HDMIなら要分配器
PS4
PS5

◎のゲーム機は後述する一般的な配信機材(ゲームキャプチャ等)を揃えれば簡単にゲーム実況・配信が可能なタイプです。
一方で、DSシリーズのゲーム実況は、本体の改造が必要なので少し面倒くさそうです。

また、それ以外のゲーム機については、変換ケーブル等、5,000円未満ではありますが機材が別で必要です。
Wiiシリーズはコンポジット接続なので、USBに変換する機材や、HDMIに変換する変換アダプタを使います。

コンポジット接続の少し古めのゲームをゲーム実況したい場合は、下記2つの選択肢が出てきます。

コンポジット接続の変換方法

  1. コンポジットをHDMIに変換
    → 別途でゲームキャプチャ(後述)が必要ですが、品質も高く扱いやすい
  2. コンポジットをUSBに変換
    → ケーブルひとつ接続すればゲーム実況できるので簡単

それぞれのケースを分けてご紹介しましょう。

コンポジット接続の変換方法①:HDMIに変換
HDMI出力のゲームも実況したい方は、コンポジットからHDMIに変換する変換アダプタの購入がおすすめです。
こちらの方が映像の品質や、扱いやすさでは優秀。

コンポジット接続の変換方法②:USBに変換
コンポジット出力のゲームさえゲーム実況できれば良いという方には、こちらの機材でコンポジットをUSBに変換しましょう。

また、PS3はHDMI端子を搭載していますが、HDCPという著作権保護のプロテクト機能が搭載されています
面倒なことにPS3単体ではこの機能をオフに出来ず、分配器を別途購入する必要が出てきてしまいます。

Steamゲームの実況はMacのスペックが厳しい

さて、ゲーム機で遊ぶゲームのゲーム実況が出来る一方で、Steamゲームのゲーム実況は可能なのでしょうか?
M1 MacとSteamゲームの現状についても、簡単に触れておきます。

Steamゲームも少しずつ出来るようになってきたM1 Macですが、Mac内で遊べるSteamゲームを実況するのは現状厳しいと思っておいたほうが良さそうです。

少なくとも、私の使っているM1 MacBook Air(16GBメモリ)では、ゲームがカクついたり、ゲーム音と実況の声がズレてしまいました。
Macで遊べるSteamゲームについてはこちらの記事でも書いていますが、M1 MacでもSteamゲームを遊ぶのが精一杯で、録画したりするスペックには及ばないというのが現状でしょう。

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しかしながら、搭載しているM1チップの種類によってはかなり遊べるゲームも多いでしょう。
もしこれから本格的にMacでゲーム実況を始めたいのであれば、M1 Proを筆頭とした高スペックのMacが必須になります。

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また、Macに対応しているSteamゲームはかなり少ないというのが現状です。
おすすめのゲームはいくつもありますが、Macをメインのゲーム機として扱うには少し物足りないでしょう。

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Parallels DesktopといったMacでWindowsを安定して動かせるソフトも使ってみると実は優秀なので、スペック高めのM1 Macを買ってWindows向けゲームを遊ぶのも悪くない選択肢でしょう。
買い切りで1万円未満のプランもある上、30日以内であれば返金可能と試す価値は十分あります。

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M1 Macでゲーム実況・配信するのに必要なもの

現状を確認したところで、M1 Macでゲーム実況・配信するのために必要なもの(機材リスト)をご紹介します

先にざっとまとめたものが下記の通り。
それぞれ詳しくご紹介しますが、下2つは必ずしも必要ではないものです。

ゲーム実況・配信するのに必要な機材リスト

  • LadioCast(アプリ):無料
  • OBS(アプリ):無料
  • 外付けゲームキャプチャ(Elgato HD60 S+推奨):2万円ほど
  • マイク:5千円〜ピンきり
  • 外部ディスプレイ:無くてもOK
  • アプリ「BlackHole」:無くてもOK

単にゲームを録画するだけならば、もちろんマイクも用意する必要ありません。

もしもこれからM1 Macを購入するのであれば、16GB以上のメモリを推奨します。
ちなみに私が使っているのはM1 MacBook Airの16GBメモリ。

長時間の録画だととんでもないデータ容量になってくるので、Mac本体のストレージが少ない方は外付けHDDが必須。
私はコスパを考えてSSDではなくHDDを購入しました。

LadioCast(アプリ)

mac-ladiocast

Mac内でオーディオを取りまとめるミキサーの役割を果たすのが、この「LadioCast」というアプリ。
Windowsには標準から搭載されている機能ですが、Macユーザーはこのアプリをいちいち開いておく必要があります。

App Storeから無料でダウンロードできます。

‎「LadioCast」をMac App Storeで
‎「LadioCast」をMac App Storeで

「LadioCast」のレビューのチェック、カスタマー評価の比較、スクリーンショットやその他の詳細情報を見ることができます。macOS 10.6.0以降対応の「LadioCast」をダウンロードして、Macでお楽しみください。

apps.apple.com

なんのためのアプリかよく分からないとダウンロードも手間だと思うので、このアプリの役割についても簡単にご紹介。
LadioCastの役割はこのような内容となっています。

LadioCastの役割

  • マイクやゲーム音の音量調整
  • 複数の音を同時に聞く(マイクやゲーム音など)
    ※Macのサウンド設定からは、ひとつのデバイスしか選択できないので

設定済みの画面はこのようになっていて、音量が緑のゲージで直感的に分かるようになっています。
ダウンロード後の使い方はこの後に、配信アプリを含めて順序立ててご紹介していますのでしばしお待ち下さい。

m1-mac-game-ladiocast

分かりやすいところだと声とゲーム音のバランスはやってみると意外に難しいところで、LadioCastでゲージで簡単に確認できるのは便利です。
また、ある程度使ってみないと分かりにくいですが、ゲーム音やマイクの音などを一挙に聴くことができるのもこのアプリが必須の理由です。

OBS(アプリ)

m1-mac-live-streaming-obs

ゲーム配信や実況の録画に必須なのが配信ソフトで、最もオススメしたいOBSというアプリをご紹介します。

配信ソフトの役割は、ゲーム画面の映像やマイクで拾った音声をレイアウトしたり調整したりと、実はやってくれていることは様々です。
視聴者がストレス無いよう、観ているだけだと気づきにくい細かなことをこのアプリで設定しています。

ダウンロードは下記で、こちらも太っ腹ながら無料で使うことができます。
こちらも細かい使い方は後述。

ダウンロード | OBS
ダウンロード | OBS

obsproject.com

他の配信アプリよりもOBSを推奨する理由としては、機能が多く優秀であるということが挙げられます。
例えばこのようなな機能がいつでも使えるので、後々ゲーム実況をより作り込みたいなら先にOBSを使い慣れておくのが後悔しません。

OBSをオススメしたい理由

  • 顔出し映像や手元(コントローラー操作)など映像を簡単に追加できる。
  • 画面キャプチャ(デスクトップ画面)の録画も簡単に出来る
  • ビットレート等といった映像の細かい設定が可能

設定が色々あると面倒という方には「Elgato Game Capture HD」というアプリもありますが、ゲーム実況を続けてきたいという方には拡張性が少なすぎる印象です。

設定済みの画面はこのようになっていて、上部には実際のゲーム画面が、下部にはソース(実況の声やゲーム映像などの配置)がズラッと並ぶレイアウトになっています。
パット見よく分からないかもしれませんが、使ってみるとそこまで複雑ではありません。

m1-mac-game-obs-2-2

このソースという項目を複数作成して追加することによって、ゲーム実況中の自撮り映像やコントローラーの操作映像などを画面に入れ込むことができます。

外付けゲームキャプチャ(Elgato HD60 S+推奨)

elgato-hd60s-plus

ゲームを録画するのに必須なのは、ゲームキャプチャという機材。
簡単に言うと、ゲーム機の映像出力であるHDMIをUSBに変換してMacに映るようにしてくれる役割です。

探せば無数にある機材なのですが、これからゲームキャプチャ買うという方には「Elgato HD60 S+」が非常に優秀なのでオススメ
ちなみに「+」の付いていない「Elgato HD60 S」という機種もありますが、こちらはM1 Macに対応していませんので要注意です。

数え切れないくらい出回っているキャプチャーボードですが、考え抜いた末に定番のモデルにいきつきました。
Mac向けキャプチャーボードの選び方や、あえて「HD60 S+」を選ぶべき理由はこちらで詳しくご紹介しています。

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機材が最小限で済むだけでなく、Macとの相性も抜群に良いので個人的には現状はこれ一択と考えていいと思います。
実際に使ってみて気付いた点をざっと並べると下記の通り。

ポイント

  • USB-Cケーブルで接続が可能でMacとの相性が良い
  • Macのアップデートに安定して対応する
  • 約0.05秒と超低遅延なので外部ディスプレイ(パススルー接続用)を別に買う必要が無い

ここで言う低遅延というのは、実際のゲームプレイ画面とMac(OBSアプリのプレビュー画面)に写っている画面の遅延が少ないことを言います。
遅延が大きいと録画中のMac画面を見ながらのプレイが厳しくなってしまいます(要するにコントローラーを操作してから動くまでが遅い)。

そんな遅延を回避するためには、Mac本体でOBSをモニターする画面とは別に、外部ディスプレイが必要となってしまいます。
通常は本体左にゲーム機とMacを接続するだけですが、それとは別に本体右のHDMI OUTからと外部ディスプレイを接続することで、遅延無く4Kでゲームを遊べます。

elgato-hd60s-plus-connnect

簡単に図解したものがこのようなイメージ。
赤の点線がパススルー接続をする場合に追加で必要となる部分で、外部ディスプレイも安いものではないので取り敢えずMac本体の画面で始めてみるのがオススメです。

elgato-hd60s-plus-delay

もっと安いゲームキャプチャはありますが、これほど低遅延のゲームキャプチャは現状ありませんでした。
別でディスプレイを別に買うくらいなら、「Elgato HD60 S+」を買うのが経済的とも言えます。

ただし、全く遅延が無いわけではなく0.05秒ほどはあるようです。
遅延が命取りになるFPSをゲーム実況をしたい方は、やはり別に外部ディスプレイの購入が必要でしょう。

マイク

ゲーム実況で声を吹き込みたいのであれば、マイクも必須です。
MacBookなら内蔵マイクがありますが、別でマイクを用意しておくだけで音質はかなり向上します。

ここで使うマイクの接続方法は大まかに2つあって、DTM(Macで作曲)をやってみたいという気持ちが特に無ければ1の方法でOKです。

Macとマイクの接続方法

  1. USB接続が可能なマイク
    → マイクひとつで簡単にMacへ接続が可能
  2. キャノン端子で接続するマイク
    → 別でオーディオインターフェースが必要

音質にそこまでの違いはありませんが、2の方法だとマイクを選択する幅も一気に広がるというメリットもあります。
方法1と2価格差は1〜2.5万円ほどで、USBマイクだと安いもので5千円からあって手軽に始められます。

それぞれ特徴をご紹介していきます。

そもそもオーディオインターフェースは必要?USBマイクとはどう違う?
こういった内容については、別の記事にはなってしまいますがこちらで詳しくご紹介しています。

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Macとマイクの接続方法①:USB接続が可能なマイク
マイクさえ購入すれば声をゲーム実況で吹き込むことができます。
付属のUSB端子は大体USB-Aなので、MacBookを使用されている方は変換ハブの購入もお忘れなく。

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Audio Technica(オーディオテクニカ)

Macとマイクの接続方法②:キャノン端子で接続するマイク
使えるマイクの種類は一気に増えますが、マイク以外にもオーディオインターフェースという機材が必要です。
はじめにアップしたゲーム実況動画の場合、UR22Cという2万円弱のオーディオインターフェースに1万円ほどのマイクを使っています。

オーディオインターフェースってそもそも何?
という方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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オーディオインターフェースはM1 Macに対応しているものが少ないので、こちらの記事をご参照ください。
M1 Mac向けのオーディオインターフェースで迷ったら、Steinbergの「UR22C」か、Focucliteの「2i2」を買っておけば間違いありません。

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外部ディスプレイ(無くてもOK)

FPSをはじめとしたネット対戦のように、低遅延で遊びたい方には外部ディスプレイが必要です。
前述の通り「Elgato HD60 S+」を使用する方には不要と考えていいと個人的には思います。

ちなみに、私の使っている外部ディスプレイは、Macの画面からゲームまでこれ一台で楽しめる4KでITPパネルという少しだけ高価な外部ディスプレイ。
外部ディスプレイひとつあれば、これ一台でほとんどのエンタメが再現率の高い最高品質のディスプレイで楽しめてしまいまうということで思い切って購入しました。

HDMIで接続できる外部ディスプレイは無数にありますが、USB-Cで接続できるディスプレイはそう多くありません
USB-C接続すれば、Macの画面を映せる上に充電もケーブルひとつでサクッと済ませることができます。

私の使っているのはDELLの「U2720QM」という外部ディスプレイ。
27インチという大画面で4Kというディスプレイとしての機能はもちろんのこと、USB端子やHDMI端子が豊富に揃っているので端子の少ないMacにも相性は非常に良いでしょう。

setsuzoku

詳細な内容はこちらでご紹介しています。
もう少し安いモデルも合わせて、高いディスプレイとはどういった機能差があるのか比較してご紹介しています。

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M1 Macとの相性が悪いものだと、映らないディスプレイもあるというレビューはAmazonでいくつもありましたので、外部ディスプレイを選ぶ際には慎重に選びましょう。

番外編:アプリ「BlackHole」

mac-blackhole

Mac内で流れている音声を録音・配信するのは意外と面倒で、内蔵しているアプリでは出来ません。
そこで活躍するのが、仮想オーディオデバイスと呼ばれるアプリです。

ゲーム機でゲーム実況をするなら不要ですが、Macで遊んでいるゲームを実況したりする場合には必要
要は、Macで流れている音声をゲーム実況に使いたいという方のみダウンロードしておきましょう。

「BlackHole」はM1 Macでも使える仮想オーディオデバイスで、無料でダウンロードが可能。
ダウンロードはこちらのサイトからで、氏名とメールアドレスの入力が必要で少し手間ですが、安定性はかなり高いアプリです。

BlackHole: Route Audio Between Apps
BlackHole: Route Audio Between Apps

BlackHole is a modern macOS virtual audio driver that allows applications to pass audio to other applications with zero ...

existential.audio

2ch・16ch・64chと3種類ありますが、全てダウンロードしておくのが無難。
ダウンロードすると、このように入力・出力の仮想チャンネルが出てきます。

mac-blackhole-audio

ちなみに、同じような機能で有名なのが「Soundflower」というアプリですが、M1 Macには非対応なのでこちらの「BlackHole」を使いましょう。
機能差は殆どありません。

 

ゲーム機(Nintendo Switch・PS他)をM1 Macでゲーム実況・配信する方法

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それでは実際に、ゲーム機で遊べるゲームをM1 Macでゲーム実況する方法をご紹介していきます。
MacBook以外の機材をあまり使わない方にも向けて、下記3つのざっくりとした手順でまとめています。

ゲーム機をM1 Macでゲーム実況・配信する手順

  1. ゲームキャプチャと、ゲーム機・Macの接続
  2. マイク(オーディオインターフェース)と、Macを接続
  3. LadioCastの設定
  4. OBSの設定

Steamゲームのゲーム実況を考えている方は、この後にご紹介しています。

手順その①:ゲームキャプチャと、ゲーム機・Macの接続

mac-game-streaming-.002

まずはゲームキャプチャとMacの接続について、ElgatoのHD60S+でNintendo Switchを使ったゲーム実況を例にご紹介していきます。
先ほど簡単に書いたとおり、遅延を無くすために外部ディスプレイ(=パススルー接続機能)を使用するかどうかという点で、下記のように接続が異なりますので注意しましょう。

外部ディスプレイの有無パターン

  • 外部ディスプレイ無:Macに映している録画中の画面を見ながらゲームを遊ぶ
    → コンマ数秒の遅延であればそこまで気にならない方向け
  • 外部ディスプレイ有:パススルーで外部ディスプレイに接続してゲームを遊ぶ
    → FPS等を遊ぶので遅延は断固許さない方向け

Macとゲームキャプチャとは、USB端子で接続します。
付属しているケーブルはUSB-A端子だったので、私は変換ハブを使いました。

もちろん新たにUSB-Cケーブルを購入してしまって、スッキリさせてもOK。

この際、USB3で接続しなければゲームキャプチャの映像はMacに映りません
私の場合は、Mac→変換ハブ→UBSケーブル(UBS-A − UBS-C)→Macで問題なく接続できましたが、UBSハブによってはUSB3で接続できないものもあるでしょう。

ゲームキャプチャとゲーム機の接続は、HDMIケーブルで接続します。
この際、ゲームキャプチャには「HDMI IN」と「HDMI OUT」があるので、各々の条件別に下記のように接続しましょう。

ゲームキャプチャとゲーム機の接続

  • HDMI IN:ゲーム機とHDMI接続
  • HDMI OUT:パススルーで外部ディスプレイとHDMI接続
    ※FPS等を遊ぶので遅延は断固許さない方以外は不要

Macとゲームキャプチャが接続できていて、問題なく認識できているかどうかは予め確認しておきましょう。

手順その②:マイク(オーディオインターフェース)と、Macを接続

mac-game-streaming-.003

次に、マイク(オーディオインターフェース)とMacとの接続です。
こちらも下記のように、オーディオインターフェースの有無によって若干異なります。

マイクとMacの接続

  • オーディオインターフェース無:USBマイクをMacに接続するだけ
    → USBマイクを使用される方
  • オーディオインターフェース有:USB
    → XLR接続のマイクを使用される方

はじめに、USBマイクを使用する場合の接続方法は、マイクとMacをUSBで接続するだけです。
ドライバの必要なマイクもあるので、そこだけは要注意。

こちらもMac側で認識しているかどうか?確認しておきましょう。
確認する画面は、システム環境設定→サウンド→入力から。

次に、オーディオインターフェース経由でのXLR接続マイクとの接続方法です。
まずはMacとオーディオインターフェースを、USB端子で接続しましょう。

私の場合は、Steinbergの「UR24C」を接続しています。

mac-audio-settingオーディオインターフェースとマイクとは、XLRケーブルで接続します。
下記がオーディオインターフェースで、赤丸が付いている部分のどちらかに接続しましょう

mac-audio-setting-2

その他の細かな操作方法については、各オーディオインターフェースのマニュアルをご覧ください。

手順その③:LadioCastの設定

mac-game-streaming-.004

まずは簡単なL、adioCastから設定していきます。

ここからは何をやってみるのかそもそも分かりにくくなってきます。
前述の通り、LadioCastはこんなことが設定できればOK

LadioCastの役割

  • マイクやゲーム音の音量調整
  • 複数の音を同時に聞く(マイクやゲーム音など)
    ※Macのサウンド設定からは、ひとつのデバイスしか選択できない

具体的なLadioCastの設定としては、アプリを開いて下記のように設定します。

LadioCastの設定

  • 入力1:ゲームキャプチャ
  • 入力2:USBマイク(もしくはオーディオインターフェース)
    ※入力2は声をモニタリングしたくない場合は設定不要(N/Aに設定)
  • 出力メイン:スピーカーもしくは外部イヤホン

設定済みの画面はこちらで、それぞれの入力の下にある「メイン」という部分が赤くなっていることを確認しましょう。
ここをクリックしておかないと、入力1と入力2が出力メインにまとまって出力されません。

m1-mac-game-ladiocast

音声が流して緑の音量メーターが動けば正常に認識している証拠です。
ここで音量メーターが動かない(緑にならない)場合、大元となる原因はこういった内容ですので、さかのぼって確認していきましょう。

不具合時のおおまかな方向性

  • USBマイク(オーディオインターフェース)やゲームキャプチャが認識しておらず、項目リストに出てこない
    → マイクやオーディオインターフェースがM1 Macに対応しているか、ドライバをインストールしているかを疑いましょう
  • USBマイク(オーディオインターフェース)やゲームキャプチャは認識しているけど、音量メーターがキチンと出ていない
    → マイクやオーディオインターフェース本体の音量や接続を疑いましょう

手順その④:OBSの設定

mac-game-streaming-.005

最後に、OBSの設定を進めていきます

OBSの設定は大まかに下記3つの流れです。
今回はゲーム機(Nintendo Switch)をHD60S+で接続している例です。

OBSを設定する項目2つ

  • OBSの環境設定
  • シーンとソースの作成
  • その他のOBS操作

まずはじめに、OBSの環境設定です。
OBSを起動してメニューバーからOBS→Preferencesで開けます。

ショートカットキーの「⌘,」でもOK。
設定するのは「出力」の項目で、「配信」〜「リプレイバッファ」とタブがありますが「録画」のタブを下記のように設定します。

m1-mac-game-obs-1

設定するビットレートは高ければ高いほど理論上の画質はキレイになりますが、その分だけMacのスペックが必要なので要注意です。
ゲームの生配信をする際には、「配信」のタブからパスを入力します。

続いては、シーンとソースの作成です。
一通り設定が終わった画面はこのようになります。

シーン(下記画像の①)ごとに、ソース(下記画像の②)を作成する仕組みになっています。

ソースはゲーム映像やマイクの音声など、ゲーム実況を録画するのに追加するパーツを指します。
今回はゲーム実況用のシーンを作成しますが、デスクトップ画面をソースに追加してSteamゲームの実況を別途で作ることももちろん可能。

シーンの作成は任意の名前さえ追加すれば十分なので、今回は「ゲーム機 実況」と入力しました。
作成したいシーンやソースの下にある「+」のボタンから追加、「−」のボタンから削除できます。

少しわかりにくいのが、ソースの作成です。
この通り何でも追加できて、使いこなせると実は機能的なんですが、項目が多くて何を追加したらいいのか分かりにくい気もします。

m1-mac-game-obs-3

ソースの作成から「+」をクリックした画面

追加すべきソースと、その種類は下記の通り。
マイクやゲームキャプチャが認識されていないと選択できません。

OBSで追加するソース

  • マイク:音声入力キャプチャ → 接続しているマイクを選択
  • ゲーム音声:音声入力キャプチャ → 接続しているゲームキャプチャを選択
  • ゲーム映像:映像キャプチャデバイス → 接続しているゲームキャプチャを選択

快適にゲーム実況するためには、その他のOBS設定を2つ触ります。

その他のOBS操作

  • 画面いっぱいを録画する
    → プレビュー画面を副クリックから「出力サイズ変更(ソースサイズ)」
  • OBS操作画面を消してゲーム画面を画面いっぱいにする
    → プレビュー画面を副クリックから「ウインドウ プロジェクター(ソース)」

これまでの操作だとゲームのプレビュー画面が小さいままだったと思います。
このままだと録画した際に、真っ黒の画面が出てきてしまいうのでこれを合わせる操作です。

m1-mac-game-obs-4

プレイ画面いっぱいでゲームを埋めるために、プレビュー画面を副クリックから「出力サイズ変更(ソースサイズ)」です。

また、ゲーム実況時に画面下にOBSの操作画面が入っていると大画面で遊べません。
そんなときには、同じくプレビュー画面を副クリックから「ウインドウ プロジェクター(ソース)」で、ゲームを画面いっぱいで遊べます。

 

SteamゲームをM1 Macでゲーム実況・配信する方法

m1-mac-steam-game-streaming

ここからは番外編で、Stemaゲームの実況をする場合の設定です。
先ほどよりは少し簡易的になってしまいますが、ゲーム機でゲーム実況するのと異なるポイントのみ書いていきます。

M1 MacでSteamゲームを実況・配信する際、システム環境設定LadioCastは下記のように設定しましょう。

システム環境設定とLadioCastの設定

  • システム環境設定
    サウンド → 出力 → BlackHole 2chを選択
  • LadioCast
    入力1:BlackHole 2ch
    入力2:USBマイク(もしくはオーディオインターフェース)
    ※入力2は声をモニタリングしたくない場合は設定不要(N/Aに設定)
    出力メイン:スピーカーもしくは外部イヤホン

また、ゲーム機は使わないのでOBSは下記のように設定します。

OBSの設定

  • マイク:音声入力キャプチャ → 接続しているマイクを選択
  • ゲーム音声:音声入力キャプチャ → BlackHole 2chを選択
  • ゲーム映像:画面キャプチャ → Stemaのゲーム画面を選択

 

【まとめ】M1 Macでゲーム実況・配信に必要な機材・設定

m1-mac-live-streaming-obs

少なくともゲーム機で遊ぶゲームに関しては、ゲーム実況・録画する分M1 Macでも十分にこなせるということが分かりました。
反対に、Steamゲームのゲーム実況・録画は高スペックなMacを必要とするので要注意です。

ここまでの内容を振り返ると下記の通り。

この記事の概要

  • ゲーム機のゲーム実況・配信はM1 MacでもOK
  • Steamゲームのゲーム実況・配信はM1 Macだと厳しい(要スペック)
  • お金のかかる機材はゲームキャプチャとマイクだけでOK(約3万円〜)
  • ゲーム機をM1 Macでゲーム実況・配信する方法
  • SteamゲームをM1 Macでゲーム実況・配信する方法

また、M1 Macでゲーム実況・配信するのに必要な機材は下記の通りでした。

ゲーム実況・配信するのに必要な機材リスト

  • LadioCast(アプリ):無料
  • OBS(アプリ):無料
  • 外付けゲームキャプチャ(Elgato HD60 S+推奨):2万円ほど
  • マイク:5千円〜ピンきり
  • 外部ディスプレイ:無くてもOK
  • アプリ「BlackHole」:無くてもOK

また、これからゲームキャプチャを購入されるのであれば、低遅延でプレビューできる「Elgato HD60 S+」の購入をオススメします。

少し細かい説明が多く、分かりにくい部分もあったかと思います。
不明点はこちらのTwitterからもリプ・DM等いただければ幸いです。

社会不適合者が、ブログで引きこもりながら生活しようとするお話。
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【定番記事まとめ】Macでゲームを遊んだり、ゲーム実況してみた

m1-mac-live-streaming-obs

ゲームを遊ぶならPCはWindowsの一択というイメージ。
なんですが、お持ちのMacがM1チップ搭載Macなら、ゲームを遊んだりゲーム実況することもそこそこ出来てしまいます。

これを機会に、Macでもゲームを遊んでみませんか?

SteamゲームとM1 Macの現状についてまとめた記事はこちらから。

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Mac対応のおすすめSteamゲームはこの4つ。

Macで遊べるおすすめSteamゲーム4選【Vampire Survivorsほか】

最近Macを買った方もMacを使い続けているという方も、Macでゲームをするのは諦めているという方は多いのではないでしょうか。 ですが実際に探してみると、Macには案外楽しいゲームが沢山あるんです。 確かにMacで遊べるゲームは確かに少ない ...

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仮想化ソフトでWindowsも動かせば、一気に遊べるゲームが広がります。

特に使いやすいのがParallels Desktopで、Macでアプリ感覚でWindowsが動かせます。
1万円未満で買い切りプランがあったり、30日以内の返金制度もあるので取り敢えず使ってみると意外に満足度は高いですよ。

【M1 Mac】Windowsをアプリ感覚で動かす【Parallels Desktop】

M1チップ搭載モデルから、Macのスペックは飛躍的に上昇しました。 それでいて価格は手の出しやすいM1 MacBook Airから、20万円越えのプロ向けのMac Studioまでと、バリエーションも豊富になりました。 それでもまだまだMa ...

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M1 Macを使ったゲーム実況についてまとめた記事はこちらから。
ゲーム機で遊ぶゲームを実況・配信するのであればM1 Macでも十分という結論でした。

【M1 Mac向け】ゲーム実況・配信に必要な機材・設定【まとめ】

ゲーム実況といえば、始めるのに機材もたくさん必要な敷居の高いもの、というイメージはまだまだあると思います。 しかしながらそれは数年前のことで、今ではかなり手軽に始められるものになっていました。 今回はM1 MacBook Airを使ってゲー ...

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配信向けのおすすめオーディオインターフェース【そもそも必要?】

配信のクオリティーを高めるために、持っておくと何かと役に立つのがオーディオインターフェース。 DTMをやっている方でもないとよく分からない機材だと思います。 そんなオーディオインターフェースについて、配信をより本格的に始めるための配信向けお ...

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