最近Macを買った方もMacを使い続けているという方も、Macでゲームをするのは諦めているという方は多いのではないでしょうか。
ですが実際に探してみると、Macには案外楽しいゲームが沢山あるんです。
確かにMacで遊べるゲームは確かに少ないですが、遊べるゲームは遊んでみなきゃもったいない!
また、Macに対応しているゲームはレトロゲームみたいな見た目ばかりであまりやる気になれない、という方も多いと思います。
何十年前のゲームなのか分からない見た目なんですが、そんなの忘れるくらいMacにも楽しいゲームがあるので遊んでみなきゃ損!、というのがこの記事の内容です。
中でもオススメなのが、Vampire Survivorsというゲーム。
中毒性が高くて爽快なゲームなのに、Steamで300円で買えてしまうというぶっ飛んでいるゲームです。
しかし、ご紹介するゲームがVampire Survivorsひとつというのも寂しいところ。
ですので他も合わせて4つの、Macで遊べるオススメのSteamゲームをご紹介します。
この記事の概要
- 最もオススメのゲーム
→ Vampire Survivors
→ 300円で買えて中毒性タップリの爽快感 - 他のオススメゲーム3選
→ ①:Papers, Please
→ ②:Slay the Spire
→ ③:Peglin
M1 Macにはゲームも遊べるスペックがある
まず前提として、最近のMacのコストパフォーマンスがよすぎる。
M1チップというAppleが独自に開発したプロセッサは、コスパが悪いと言われ続けてきたMacの歴史をひっくり返す高スペック仕様。
10万円ちょっとで買えてしまうMacBook Airですが、4Kの動画編集やゲームまでこなせるMacがリーズナブルに手に入る時代になりました。
M1 Macでゲームを遊ぶ現状については、以前の記事でも詳しくご紹介した通りです。
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【2023年】M1・M2 Macでもゲームがしたい【Steamを遊ぶ方法まとめ】
続きを見る
M1チップ搭載モデルであれば、最低スペックのMacBook Airでもかなりのゲームが遊べてしまうという結果でした。
さて今回は、Mac対応のゲームに焦点を当てて、より具体的にオススメのゲームをご紹介します。
最もオススメしたいMac対応ゲーム、Vampire Survivors
どんなゲームなのかという前に、Vampire Survivorsがズバ抜けて楽しいポイント3つから、ざっくりと見てみましょう。
Vampire Survivorsのポイント
- 価格は300円
- アップデートで増え続ける追加要素
- 中毒性がありすぎる爽快感
価格は300円
まず第一に、価格が安すぎる。
セール価格で安くなって300円なのではなくて、通常価格が300円($2.99)で売っているというのも驚き。
Steamの売上トップでも、上位に食い込んでることも多いです。
「ランキングでもよく見るし、どうせ安いから買ってみるか」と思って買ってみたところ、これが大当たりでした。
レトロゲーム的なデザインは抵抗のある方は多いと思いますが、この値段なので試してみるとのがおすすめ。
個人的には大満足のゲームで、食わず嫌いは今後もっと減らしていきたい。
アップデートで増え続ける追加要素
この値段ではありますが、最近は大きなアップデートもあり、少し遊んですぐに飽きるというゲームではありません。
武器が増えたりするだけでなく、ゲームバランスが変わる割と大きな要素が追加されたりと忙しい。
これまでのプレイ時間は100時間弱なので、1時間を3円で遊んでいる計算。
ヤバい、クセになっている気がするぞ…。
遊んでいる時間がもったいないという方は、時間を吸い取られまくるので注意です。
中毒性がありすぎる爽快感
Vampire Survivorsの最も大きな特徴は、爽快感に違いありません。
バサバサと敵を倒して、ジャリジャリと経験値を集める気持ちよさは、人をダメにするソレに違いありません。
例えるならパチスロ。
早々に白状するとパチスロはやったことありませんが、Vampire Survivorsはとにかく快楽物質が出まくるゲーム。
どんなゲームなのかは後で詳しく後述しますが、ざっくり言うと敵を倒して経験値を稼ぎながら自分を強化して30分生き残るゲーム。
下記は簡単な動画ですが、中でも敵を倒すブチブチとした音や、宝箱を拾った時のBGMは中毒性が高すぎる。
脳汁が出る感覚が味わえるゲームです。
ハマりすぎ注意。
Vampire Survivorsとは?
Vampire Survivorsの流れは簡単で、ざっくり下記の3つの要素で進みます。
- 敵を倒して30分生き残る
- 拾った経験値で武器を増やしたり強化する
- キャラクターを開放したり初期値を強くする
シンプルすぎてクソゲーかと思われる内容ですが、Steamの評価は高すぎるのでそんなことも無いようです。
敵を倒して30分間生き残る
キャラクターとステージを選択すると、ひたすら敵に襲われ続けます。
操作はキャラクターを動かすだけで、攻撃まで自動でやってくれます。
プレイヤーの操作は移動以外には、後述するアイテムの選択だけしかありません。
30分間を生き残るとステージはクリア。
30分間で武器・強化アイテムを取得・強化して敵を倒しながら、倒した敵から出る経験値を集めてパワーアップしていきます。
取得するアイテムの分類2つ
- 武器
- 強化アイテム:能力を強化するアイテム
敵を倒すための武器ですが、時間が経つにつれて敵も強くなっていくので、どんどん強くしていく必要があります。
中でも、オススメの武器をまとめると下記。
オススメしたい武器類
- Axe(アックス):高火力のパワー武器
- Runetracer(ルーントレイサー):貫通して跳ね返る強武器
- Garlic(ニンニク):初心者に優しい序盤に強い武器
- Santa Water(聖水):終盤に強い武器
どの武器が強いというよりも、それぞれ終盤が強かったり使いこなしやすかったりと一長一短。
一度遊び終わっても、どの武器が強いのか何度も繰り返し遊んでしまうおかげで、30分単位で時間が溶けることになります。
一方で、武器だけでなく自分自身を強化するアイテムも最大6つ種類を取得することができます。
オススメの強化アイテムをまとめると下記。
オススメしたい強化アイテム
- Spinach(ほうれん草):攻撃力が10%増加する
- Empty Tome(辞書):武器クールダウンが8%早くなる
- Candelabrador(ロウソク):攻撃範囲が10%広がる
- Attractorb(磁石):アイテムの取得範囲が広がる
拾った経験値で武器や自分自身を増やしたり、強化する
手に入れた経験値は、先程書いた武器と強化アイテムのレベルアップに使います。
レベルアップ時に最大4つの選択肢が出てくるので、既に持っている武器・アイテムの強化や、新たな武器・アイテムの取得を選びます。
30分間で好みの装備に強化しながら、徐々に強くなっていく敵の猛攻にも耐えられるようにしていきます。
基本的には新たな武器を取得し始めるより、同じ武器をレベルアップして行くほうが効率的に強くなれると思っておきましょう。
ここで更に迷うのが、武器が一気に強くなる進化です。
こんなシンプルなゲームなのに、何度も遊びたくなる要因のひとつがコレです。
それぞれの武器は、ある特定の強化アイテムを持っていると進化します。
進化した武器がこれまた凄まじい爽快感。
キャラクターを開放したり、初期能力を強化する
30分間を生き残ると、コイン(経験値とは異なります)が手に入ります。
コインの使いみちは2つあって、下記の通り。
コインの使いみち
- 新しいキャラクターの開放
- 初期能力の強化
キャラクターにはそれぞれに個性があって、パッシブという特殊能力があります。
例えば10Lv毎に10%のダメージUP(MAX:50%)があったり、そもそも最初に持っている武器がそれぞれ異なっていたりします。
また、コインを使えば初期能力を上げてからステージを遊ぶことが出来ます。
ちなみに私は、遊びすぎて全て開放してしまった。
何でこんなにハマったかは不明。
ということで、一度だけ遊ぶつもりがついつい何度か遊んでしまうゲームということだけは伝えておきたい。
繰り返しますが、時間が溶けるのがイヤな人はこの後にも書く他のゲームを推奨します。
Vampire Survivorsは300円で買える上に、セールがやっていたとしても10%オフの270円とあまり価格の変動はありません。
« Vampire SurvivorsのSteamページはこちら
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他におすすめしたいMac向けSteamゲーム
ここからは、Vampire Survivorsにはあまり興味が無かったり、既に知っているので他のゲームも探したいという方向けです。
実は他にも面白いMac向けゲームはいくつもあるので、中でもオススメのゲームを3つをご紹介したいと思います。
紹介するのは下記。
全てSteamでダウンロードが可能。
その他のMac対応ゲーム
それぞれざっくりとご紹介させてください。
他オススメゲーム①:Papers, Please
入国審査官になって、違法に入国しようとしてくる人々を入国拒否するゲームです。
パスポートにハンコを押すあの仕事をゲームにするという、ゲームなのか仕事なのか分からない世界観。
最初は「〜出身の人だけは入国させるな」というシンプルな条件ですが、終盤にかけてどんどん条件が複雑になっていきます。
氏名を偽ってきたり、性別を偽ってきたり、パスポートの認可証が偽造されていたり、そもそも顔が違っていたりと、ありとあらゆる間違いを指摘していきます。
主人公は捌いた人数によって給料が上下する歩合制で、低賃金なのに家賃を払ったり家族を養い続けます。
謎の組織が近づいてきたり、色々な箇所で分岐があるので繰り返し遊ぶのが前提のゲームです。
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Steam:Papers, Please
store.steampowered.com
他オススメゲーム②:Slay the Spire
風来のシレンみたいな仕組みのカードゲーム。
戦闘シーン自体はちょっと複雑(攻撃・防御の概念が存在)な大富豪に似ているような似てないような内容。
操作感自体はこちらもクリックするだけなので簡単ですが、難易度は高め。
こんなの絶対クリアできないと思って遊び続けていると、コツを掴んでいつの間にかクリア出来るようになっているタイプのゲームです。
やりこみ要素は今回ご紹介する中でも一番だと思います。
(1,000時間以上やったという方も沢山いるようです・・・)
しかも嬉しいのが、対応しているハードが異常に多い。
Macだけでなく、Nintendo Switch等でもプレイ可。
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Mega Crit – Slay the Spire
www.megacrit.com
他オススメゲーム③:Peglin
こちらはリリースされたばかりのMac対応ゲームです。
※2022/04/26リリース
戦闘シーンがスマートボールっぽい懐かしいゲーム。
投げたボールをペグに当てて、よりたくさん当てると敵に大きなダメージを与えられます。
私自身まだ遊んだことがありませんが、発売したばかりでセールになっていたので買っておくだけ買っておきたい所存。
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Peglin on Steam
store.steampowered.com
Parallels Desktopを使えばWindows向けゲームも遊べる
これだけあってもまだまだゲームが足りない!
という方には、Parallels Desktopを使ったWindowsの導入がおすすめです。
特にM1チップ搭載のMacを使用している方は、ゲームも遊べるスペックも持ち合わせているので遊べるゲームが一気に増えます。
M1 MacでWindowsを動かす
- M1 MacではBootCamp負荷なので仮想化ソフトが必要
- 使い勝手とパフォーマンスの高さならParallels Desktopが現状では最強の仮想化ソフト
- Macのスペックを損なわずにWindows向けSteamゲームも楽しめた
買い切りプランもあるので、経済的にゲームを楽しむための手段としてオススメです。
私はPro Editionにで遊んでいますが、30日以内であれば返品も出来るので遊んで試してみる事もできます。
Parallels Desktop
- Standard Edition(¥10,400 買い切り)
→ ライトなゲームのプレイならこれで十分 - Pro Edition(¥11,700/年)
→ Windowsに割り当てるメモリ・CPUを増やして重いゲームも遊べる - Student/Educator Edition(Standard ¥5,200/年、Pro ¥5,850/年)
→ 学生なら半額で買える学割プランが最もお得 - Business Edition(¥14,700/年)
→ 組織向けのプラン
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【レビュー】Parallels Desktop 18 for Macが快適だった【プラン比較】
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ゲームがどれだけ安定して稼働するのか等、もっと詳しい対応状況が気になる方は、こちらの記事でまとめて書いています。
SteamのWindows専用ゲーム20タイトルで、動作確認をしてみました。
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