仕事さえなければ人生もっと楽しくなる。
そう考えていた私は、新卒入社して4年目の会社を辞めました。
ブログを開設してから1年ほどですが、ブログで生活していくことに決めました。
こんな機会は人生にそう無いものだと思うので、折角なら内容をまとめておこうと思います。
ブログで稼げているのは月数万と家賃に満たない金額ながら会社を辞めることに。
ずいぶん無謀だなと思われるかもしれませんが、脱サラするに至った経緯や判断材料、脱サラするまでに準備したことをご紹介してければと考えています。
- 会社員として働いて安定した給与を手に入れる
- 時短ガジェットで自分の時間を増やす
- 1年は働かなくても生活できる貯金を蓄える
- 1年で生活できる程度まではブログを伸ばす
- 脱サラしてブログに注力する
副業の中でもブログを例にとっていますが、ブログ以外の副業で稼ぎたいという方にもどうぞ。
もちろん考えを押し付ける内容では全くありませんので、そのあたりはあしからず。
ブログで稼ぐ目標を決めてから脱サラした
ブログである程度の金額を稼いでから会社を辞めることにし、ブログの収益以外にも目標をいくつか決めることにしました。
具体的な目標は下記の3つ。
- ブログで月3万円以上を平均的に稼ぐ
- 1年は働かなくても生活できる貯金を蓄える
- 時短できるガジェットは一通り買い揃える
日本の平均労働時間は、正社員男性で1ヶ月あたり180〜200時間近だとされていて、単純計算だと1日9時間近く働いていることになります。
「今日の仕事は、楽しみですか」と聞かれても、以前の私は楽しみだと言えませんでした。
自分の人生を他人事として考えないなら、自分の人生を少しでも幸にするためには少しは努力してみたい。
労働時間を減らすことが人生を楽しくする一番の生活改善だと考えていて、そのためなら少し面倒なことでも頑張ってみたいと思っていました。
そんな私が、少しは頑張れるし稼げそうだと考えたのがブログでした。
脱サラする前にブログで月3万円を稼ぐ
月3万円というのが副業に関する目標でした。
ブログで月3万円稼げたからといって、そんな金額じゃ生活できないのでは?
それはごもっともなのですが、月3万円以上という目標金額で仕事を辞めることにした私の考えは下記の通り。
仕事を辞めるデメリットと時間的な余裕を天秤にかけるなら、私は時間的な余裕を選びたい。
- 土日更新だけで3万円稼げたら平日でもっと稼げる
- 時間的余裕を持てば情報を先取りできる
当たり前でヌルい考えかもしれませんが、純粋にもっとブログに時間を使いたいという想いがありました。
それに、どうせ真剣にやるなら自分に言い訳のできない環境でブログをやってみたい。
ちなみに、当記事を書いた後もブログを続けています。
現在は30万円/月ほどで、こちらの記事に最新の収益をまとめました。
会社員でもブログ開設6ヶ月で収益1万円は達成できた
ブログはオワコンとか言われたりしますが、実際にブログを1年やってみて現実を見てみるとそんなことないという印象でした。
具体的には、ブログ開設して6ヶ月目で収益は¥13,897でした。
半年かかって1万円かよと思われてしまうかもしれませんが、ブログで書いた記事はストックされていくのがブログの強み。
極端な話、一度書いた記事は寝っ転がっているだけでもある程度の収益が保証されてしまいます。
月1万円稼げる記事なら、収益が1年間続けば年間で12万円の価値。
ブログで稼ぐというと現実味の無い話になりがちですが、それだけ儲かる記事にはまだまだ夢があって、正しい努力は努力しただけ儲かるというのが現実でした。
ブログは稼げる範囲がまだまだ残っていると思っています。
少し実践的な話ですが、キーワード検索ツールとして優秀なラッコキーワードで検索すると、穴場的なキーワードが見つかります。
例えばガジェットをとってみても、毎日のように何か発売されていますし、数が減っていくことは間違ってもありません。
私は先日に、下記のようなブログ記事を投稿しました。
ご存知Apple純正のキーボードなのですが、公開した翌日から「クラムシェルモード キーボード」というワードでGoogle検索の上位に入ることができました。
それからは大体30回ほど安定してクリックされているようです。
一例ではありますが、このように人気商品の紹介でもまだまだ検索の上位に入れます。
それも、私のブログ歴は1年ほどで、書いている記事も現在30記事未満とまだまだブログ初心者なのにです。
インフルエンサーの力は強いですが、弱小でもまだまだ戦えることが分かります。
脱サラする前に準備しておくことは2つ
これから副業を始めようと思っているけれど、会社を辞める前に副業以外にすべきことは?
ブログの収益を増やす副業以外に私が心がけていたことが2つあって、それは下記の通り。
- 1年間は生活できる貯金を蓄える
→ 心の余裕を確保するため - 時短ガジェットで自分の時間を増やすことに注力する
→ 時間の余裕を確保するため
どちらも実践しやすい内容だと思いますので、同時並行していくのがおすすめ。
1年間は生活できる貯金を蓄える
これは個人の考え方次第だと思いますが、私は1年間働かずとも生活できる貯金が無いと会社を辞めるのはとても不安。
そんなんじゃ少ないでしょ、とこの金額だとそう感じる方も多いかもしれません。
貯金額を1年間の生活費とした理由ですが、それくらいあればブログで生活できると予想したからです。
直感的で恐縮なんですが、ここは深く考えていても仕方がない話だと思います。
もしこれから会社を辞めようと考えている方がいらっしゃったら、月にかかる生活費をまとめてみるといいかもしれません。
私は月10万円ほどと試算していて、都内の23区内に住んでいる中でも固定費・生活費は安く抑えている方かと思います。
少しだけ脱線しますが、私の場合は月に10万円をブログで稼げれば生活できるということが分かります。
1日あたりに置き換えると、毎日3千円を稼げばいいので極端に難しいことではないじゃないかと思います。
ただし、実際には税金もかかるので、月3万円ほどは少なくともプラスで稼ぐイメージ。
時短ガジェットで自分の時間を増やすことに注力する
会社員として働いているときの私は、とにかく自分の時間を増やすことに注力していました。
会社以外でストレスのあることは極力無くし、日々の時短・省力化を目指していました。
何をするにしたって、時間の余裕が無いと始まりません。
自分の時間を増やすためのにはどうしても初期投資がかかってしまいますが、なにも何十万円とするものを買ったわけではありません。
特に掃除や皿洗いがストレスで、食洗機も購入。
価格も3万円ながら、時短・省力化にはもってこいでした。
他にも、新卒で会社に就職してから買ったものは複数あって下記の通り。
特にロボット掃除機は、1万円台ながら我が家から床掃除を消してくれる大事な存在。
数万円で時間と余裕が買えるなら安すぎるくらいだと思っています。
毎日の通勤時間も同様で、自分の時間が価値のあるものだと分かれば、それに初期投資を惜しむことは無くなるはず。
それに時短ガジェットはブログに書いても反応がよく一石二鳥です。
お金はお金のあるところに寄ってくる。
会社で働かなくても大抵ある程度生活はできる
会社で働いて生活費を稼ぐという考えは、非常に一般的な考えとして根強いと思います。
私達の考え方は義務教育に決められている部分が多いと思うし、サラリーマンを量産するのが義務教育なので仕方がない。
義務教育でブロガーだけを育てても社会は良くならない。
残酷ながら、どこかでやりたくない仕事をしてくれているからこそ、社会は回っている。
実際に私も会社員として4年務めましたが、週に5日朝早くから夜遅くまで働いても月の給与は20〜30万円で、1日当たり換算すると1〜1.5万円です。
今はそれでいいかもしれませんが、自分の自由とお金を真剣に考えた時、それが本当に豊かな生活だとは思いません。
精神的な負荷も多く、業績や昇進という重要な将来の計画も、全て会社に依存することになります。
例え自分自身の業績がよくても自分自身に帰ってくるかすら分かりません。
会社が長期的に運営できるよう、会社としては貯蓄を持つに決まっていますよね。
副業でもし自分一人で稼げるなら、会社員とは違って稼ぎは全て自分に帰ってくるから最低限でいい。
国は社会保障制度で守ってくれる
「健康で文化的な最低限度の生活」というのは憲法の一部として皆さんご存知ではないでしょうか。
つまり、働かなくても健康で文化的な最低限度の生活は出来るようになっているわけです。
具体的にはこれらの内容です。
- 失業保険
→ 自己都合でも辞めた2ヶ月後〜90日分支給 - 生活保護
→ 単身者なら月10〜13万円が目安
社会保障制度を使うことには抵抗がある方も多いとは思いますが、こう考えればどうでしょうか。
日本全体にとっても、能力を最大限生かして働いてくれることが結果的にプラスに働くワケです。
- 会社員の時は生産性も低い
- ブログの方が生産性は高いが、すぐに生活できる収入は無い
- 会社員の時よりも収入が増えれば納税額も増える
- 社会保障制度の分はすぐに返せる
働かなくても当面の間は不自由なく暮らせるシステムが世の中にはたくさんありますので、意欲的に探していくのがおすすめです。
生活に必要な金額は決して多くない
景色のいいところでスーパーの弁当を食べてみたり、休日は朝から起きて数百円のモーニングを食べてみたり、安く楽しいことはたくさんあります。
過去にも書いたように、何も楽しいと思えることはお金を使うことだけではないと思っています。
YouTubeとAmazonプライムビデオを観ているだけで毎日は忙しくなるし、少し文字に触れたくなったら図書館へ行って無料で本を手に取ることができる。
贅沢をせずに固定費を落とせば、それだけ稼がなければいけない金額も減ってくる。
会社員として働くことが至極当たり前の世の中になっているとは思いますが、会社員としての生活は自由がなさすぎると思います。
自分の求めるお金と自由のバランスをもう一度見つめ直してみたところ、自分の心身の自由と健康を優先したいと考えるようになりました。
自分の将来は自分で決めたいし、明日何をするかも自分で決められない人生は辛い。
会社以外で稼げると気持ちも変わる
会社員として働いていて労働時間が長いと、おのずと職場という1つの偏った環境に依存してしまいがちだと思います。
少なくとも私はそうでした。
しかし月数万円でも副業で稼げると、会社への依存度を一気に下げることができます。
何か職場で失敗したときも、精神的に替えがきくのはとても気がラク。
月1万円でも稼げれば土日の朝にモーニングを食べながらブログを書く費用にもなる。
お金はお金のあるところに寄ってくると言いますが、副業一つ始めるだけで精神面・収入面でいいサイクルを作り出すことができました。
朝起きたら数千円のアフィリエイトが発生していて朝からいい気分になったりと。
自分一人で作り上げて発信したものが検索されて読まれるのは、平たく言うと自己顕示欲が満たされる側面もあると思います。
脱サラして生活費を稼ぐ難易度は、決してそこまで高いものではない。
追記:脱サラしてからどうなったの?
脱サラから1ヶ月後の追記です。
なんとかブログで生活できるようになりました。
これまでの収益推移、実践してきたことは、各ターニングポイントで記事化しています。
まとめ:脱サラしてからは納得のいかないことをしない
会社では納得いかないことも多くしたけれど、そんな環境から脱却するかどうかを決めるのもまた自分自身。
愚痴を言いながら脱却しないのは、現状に満足しているのとほぼ同じ。
- 会社員として働いて安定した給与を手に入れる
- 時短ガジェットで自分の時間を増やす
- 1年は働かなくても生活できる貯金を蓄える
- 1年で生活できる程度まではブログを伸ばす
- 脱サラしてブログに注力する
ことに年末になると、1年あっという間とよく言いますが、去年の12月は何をしていましたか?
去年までの私ならダラダラと過ごしていたし、ましてや「この1年はコレを頑張った!」と言える1年なんてありませんでした。
過去を後悔をしないためには、愚直に努力する他ありません。
何をするのが一番いいのか、分からないながらそれを考えながら遠回りでも努力するしかない。
最短ルートが分からないからこそ、ブログは今でもお金を稼ぐことができるというのもまた事実。
後悔する時間を最も短く済ますためには、今すぐにでも努力を始めるのが人生を最も着実に幸せにする方法です。
そのための情報はインターネットで誰にでも平等に与えられている。
かくいう私も、もっと早くからブログを始めるべきだったと後悔しています。
将来を少しでもラクに生活するためには、今の内から少しでも自分にムチを打っておくべき。
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