検索ボリュームの調査が大切なのは、検索されて記事が読まれるブロガーにとって当たり前の認識だと思います。
検索ボリュームを調べるツールとして、以前まで私はキーワードプランナーを使っていましたが、無料だと検索ボリュームはざっくりしか分かりません。
例えば月間検索ボリューム「1万〜10万」や「1000〜1万」と大まかにしか出てこず、ブログを本気で続けていこうと考えている方にとって、情報が中途半端です。
またキーワードプランナーは、広告費用をいくらかければ詳細データが見られるようになるのかGoogleから公表されていません。
そこで私が使い始めたのがラッコキーワードの有料プラン。
今まではラッコキーワードでキーワードをコピーしてから、キーワードプランナーにペーストして検索していましたが、有料プランであればラッコキーワードひとつでキーワード選定が完結するようになってしまいました。
ラッコキーワードの登録はこちら
- ラッコキーワード:無料で利用できるキーワードリサーチツール
月440円〜(年払いは2ヶ月分お得) - 有料プラン限定機能
月間検索数取得ツール:これがあればキーワードプランナーいらず
サジェストプラス:倍近いサジェスト深堀りで穴場キーワードが見つかる
そこで今回は、ラッコキーワードだけを使って正確に検索ボリュームを調べる方法についてご紹介していきます。
キーワードの管理方法や、他にもラッコキーワードで使える便利な機能についても、ご紹介できればと思っています。
この記事の概要
- 月990円で月間検索数が調べられる
- 無料ツールで調べられる検索ボリュームには限りがある
- キーワードプランナーを課金するならラッコキーワードの方が便利
- Ubersuggestとは現状迷いどころ
- ラッコキーワードだけで検索ワードの選定が完結するのは便利
私自身もキーワードプランナーにお金を書けてみたものの、実は高い広告費を支払っても詳細データが見られる期間が短かったんです。
他の方からも調べてみたところ、状況は様々でしたが「2020年7月現在、1,000円ほどの広告配信をしても詳細データが見れないことを確認しています。」(Googleキーワードプランナーとは?意外な使い方と代替ツール完全まとめ|株式会社キーワードマーケティング)と書いてありますね。
検索ボリュームを調べる方法は2つ(有料or無料)
2021年2月現在、検索ボリュームの調べ方は下記3つの方法をとっている方が多いと思います。
他にも有るとは思いますが、代表的なものだけ挙げています
検索ボリュームの調べ方
- 有料:ラッコキーワード(有料プラン)
- 無料①:ラッコキーワード(無料)+キーワードプランナー
- 無料②:Ubersuggest
今回は1のラッコキーワード(有料プラン)についてご紹介しながら、その他との差がどういった内容なのか?についても触れながらご紹介する内容となっています。
有料と無料でどれだけ情報の差が出るのか、それぞれを吟味していただければと思います。
私が使っているラッコキーワードのプランは月990円のライトプランで、ランニングコストはかかってしまいますが、有料プランで増えた機能は検索ボリュームの調査だけではありません。
1ヶ月ほど試しに使用したところ非常に優秀だったので、1年間の契約更新することに決めました。
ラッコキーワードは有料だし、そもそも検索ボリュームを正確に調べる意味ある?
そもそも考えるべきは、課金してまで検索ボリュームを正確に知る必要はある?という部分かもしれません。
もうすでに必要だとわかっている方は、こちらから登録してしまってOKです。
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月間検索数取得ツール:これがあればキーワードプランナーいらず
サジェストプラス:倍近いサジェスト深堀りで穴場キーワードが見つかる
これまで私はキーワードプランナーの無料版を使っていて、検索ボリュームはざっくりとしか把握出来ていませんでした。
それが今回ラッコキーワードを使うことで、自分の中で記事を書く根拠・理由が明確化しました。
検索ボリュームの把握はSEO対策する上での大切な地盤
ブロガー全員が必要かと言うとそうでもないですが、私にとっては必要でした。
その理由は簡単で、私のブログは90%以上が検索(Organic Search)によって集客されているからです。
この90%をどのようにして増やしていくかが課題なので、月990円だけで他のサイトと差別化できるということで私は有料プランを選びました。
上のグラフはGoogle Analystの「集客」→「概要」から確認できますので、現状を確認してみてください。
それでは、調べられた検索ボリュームは、実際にはどうやって使えば有効的でしょうか。
検索ボリュームの使いみちを具体的に挙げるならこれらの内容ですね。
検索ボリュームの使いみち
- 現状を正確に知れる
例:[wordpress テーマ]と[wordpress テーマ オススメ]だと、検索ボリュームが2倍以上違う
(キーワードプランナーだとどちらも1000〜1万で、親子関係の差がよく分からない) - 似たキーワードならどちらにするか決められる
例:[wordpress テーマ オススメ]と[wordpress 無料テーマ]だと、前者のほうが検索ボリュームが多い
(キーワードプランナーだとどちらも1000〜1万で、検索ボリュームの差が見極められない) - 書く必要の無いキーワードが分かる
例:[wordpress テーマ おすすめ 無料]の検索ボリュームは110と少ない
(キーワードプランナーだと100〜1000でどれだけ少ないか分からない)
こうやってまとめてみると、全て非常に重要な内容であることが分かると思います。
地盤がグラグラな状態でブログ記事を書いたとしても、実際は良いも悪いも運次第ということになってしまいます。
なんで記事が読まれないか?なんで記事が読んでもらえているのか?それが分からないと、記事のリライトで試行錯誤することも出来ません。
記事のリライトは、GoogleからのSEO評価を上げる方法としても有効とされていますので、外すことはできません。
無料で検索ボリュームを調べる方法
ところで無料だとどれくらいのことが調べられるのでしょうか。
2021年2月現在の現状は、2つのツールが最も使える範囲が広いと思いますが、具体的には下記の通り。
無料で検索ボリュームを調べるツール
- ラッコキーワード(無料)+キーワードプランナー
→ 検索ボリュームがざっくりしか分からない(100〜1000や1000〜1万など) - Ubersuggest
→ 制限が多い(トップ以内で、1日の回数制限は3回)
それぞれ同じキーワードで検索してみて、無料で調べられる検索ボリュームの範囲はどれくらいまでなのか、比較してみましょう。
キーワードプランナーで検索ボリュームはどれくらい調べられる?
検索結果はそれぞれどのようになるのでしょうか。
それぞれのツールで[WordPress]に関連する2語以上のキーワードを、無料で検索ボリューム調査をしてみました。
方法その①として、キーワードプランナーで検索ボリュームを調べるには、まずはラッコキーワードを使います。
調べたいワードを検索して、サジェストとして出てきた957HITを「全キーワードコピー(重複除去)」からコピー。
キーワードプランナーに貼り付けます。
すると、検索結果はこのようになりました。
画面はお馴染みのもので、[WordPress 始め方]以降のキーワードはどれが人気なのかはわかりません。
Ubersuggestで検索ボリュームはどれくらい調べられる?
お同じくこちらも、よく使われているUbersuggestです。
検索も簡単で、全てUbersuggestだけで完結します。
同じく[WordPress]に関連する2語以上のキーワードを実際に検索ボリュームを調べるのには、[WordPress]と検索するだけでOK。
結果はこのように、関連するキーワード候補も自動的に表示してくれます。
これだけ見ると、Ubersuggestで十分な気もしますが、検索結果を下まで見てみると…
さて、途中で表示されなくなってしまいました。
これ以上見るためには有料プランにアップデートが必要とのこと。
無料で表示されるのは30キーワードのみで、検索できるのは1日に3回だけでした。
いわゆるロングテールキーワードまでたくさん表示させるのは全然ムリで、ロングテールキーワードでユーザーファーストの記事を更新し続けることこそ初心者の頑張りどころと考えている私には、かなり物足りない情報量でした。
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【月間1万PV】ブログを着実に伸ばす方法3つ【結論:読者ファースト】
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ちなみに有料プランは月2,999円〜で、買い切りなら29,990円〜。
買い切りも迷いましたが、お試し版で使ってみたところ、そこまで欲しい機能があったわけでも無かったのでパス。
というのも、ラッコキーワードには検索ボリューム以外にも機能があり、サジェストを見つける機能も使いたくてラッコキーワードを選びました。
他の機能はこちらからご覧ください。
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ラッコキーワード有料プランはアリ?【キーワードプランナー代わりに】
続きを見る
ラッコキーワードだけで検索ボリュームを調べる方法
ラッコキーワードは検索ボリュームを表示する方法がざっくり2つあって、下記の通り。
どちらも簡単ですが、私が使っているのは方法その①です。
検索ボリュームを表示する方法
- 方法その①:サジェスト結果からサクッと月間検索数を取得
- 方法その②:コピペして必要なワードだけ月間検索数を取得
ちなみに、月間検索数の取得には制限回数があるので注意が必要です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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月間検索数取得ツールの使い方 | ラッコキーワード
related-keywords.com
方法その①:サジェスト結果からサクッと月間検索数を取得
私の使っているのはもっぱらこの方法です。
今調べたいワードを「サジェストプラスを見る」で検索します。
サジェストプラスは有料プランのみの機能で、HITする件数が倍以上になりロングテールキーワードや穴場キーワードを見つけるには非常に優秀な機能です。
サジェストプラスについて詳しい内容を知りたい方は、こちらのラッコキーワード公式ページからご確認ください。
無料で使える「サジェストを見る」機能で[WordPress]で検索したところ959HITで、サジェストプラスの2629HITとは倍以上の差が付きました。
あとは画面右上に「月間検索数取得」をクリックするだけ。
古いデータを読み込まず、その都度最新のデータを読み込みをしているラッコキーワード。
10秒ほど待って、月間検索数が表示されました。
表示された情報はかなり多いですが、5つのタブに見やすくまとまっています。
私がよく使うタブは下記の3つです。
- 全て:一覧表示
- 重要:[WordPress+サジェスト]と[WordPress+サジェスト+サジェスト]の一覧
- 1語:[WordPress+サジェスト]を月間検索数でソート
言葉だと分かりにくいですが、重要タブはこのようになっています。
上には[WordPress+サジェスト]という2語の検索一覧が、その下からは各サジェストにもう1語付け加えた3語の検索一覧という構図です。
[WordPress ログイン+サジェスト]から[WordPress ログインできない+サジェスト]まで、ズラッと下まで並んでいます。
キーワード選定の材料としては十分すぎます。
CSVに保存することもできますので、私はこの画面からCSVで出力してスプレッドシートで管理しています。
方法その②:コピペして必要なワードだけ月間検索数を取得
従来どおり、必要なものだけコピペして月間検索数を調べる方法も健在です。
「月間検索数を取得する」から、キーワードを改行区切りでペーストします。
検索する(狙っている)キーワードが決まっている方は、この方法でルーティン的に一気にまとめて検索してしまうのが有効だと思います。
ちなみに、10,000キーワード以上を一気に検索する際には、リクエストに時間がかかるので要注意です。
方法①・②で取得した月間検索数はどちらも情報として残っていて、再度サジェストプラスで検索した際には自動的に表示されます。
また、過去に取得した月間検索数の履歴もこのページから確認できて振り返りが可能ですが、私の場合はスプレッドシートにまとめて保管しています。
検索ボリューム含めたキーワード選定はラッコキーワードだけで完結
これまでキーワードプランナーと併用していた方は、ラッコキーワードだけで検索ボリュームを始めとしたキーワード管理ができてしまうのは非常に便利です。
これまでの内容をまとめると下記。
この記事の概要
- 月990円で月間検索数が調べられる
- 無料ツールで調べられる検索ボリュームには限りがある
- キーワードプランナーを課金するならラッコキーワードの方が便利
- Ubersuggestとは現状迷いどころ
- ラッコキーワードだけで検索ワードの選定が完結するのは便利
これまではキーワードプランナーの無料版を使ってざっくりとしか把握出来ていませんでしたが、今回ラッコキーワードで改めてキーワード選定に正面から向かい合いました。
自分の中で記事を書く根拠・理由がはっきりしていないこともありましたが、ラッコキーワードのおかげでその部分がとても明確化したのが収穫。
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- ラッコキーワード:無料で利用できるキーワードリサーチツール
月440円〜(年払いは2ヶ月分お得) - 有料プラン限定機能
月間検索数取得ツール:これがあればキーワードプランナーいらず
サジェストプラス:倍近いサジェスト深堀りで穴場キーワードが見つかる
ラッコキーワードの他の機能については、こちらで詳しくご紹介しています。
それも踏まえて私はラッコキーワードをおすすめしています。。
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ラッコキーワード有料プランはアリ?【キーワードプランナー代わりに】
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