仕事関係は全部MacBookひとつを使っていて、かなり満足しています。
一方でMacは、遊べるゲームが少ないのが難点。
しかも最近はPC専用ゲームが熱い。
そんな中で、Lenovoの15万ほどのゲーミングPCをお借りすることができました。
これまでよく分かってなかったこれらの疑問が解決できました。
まとめて共有しておきたい所存。
- MacとゲーミングPCは、同価格帯でどれくらい性能差がある?
- どれくらいのゲーミングPCなら、ゲームがストレス無く遊べる?
MacとゲーミングPCで悩んでいる方や、サブPCとしてどれくらいの価格帯を買おうか迷っている方…などなど。
参考にしていただければ幸いです。
15万のゲーミングPCがあれば、大体のゲームが遊べる
「いろいろなゲームを動かしたい」というのなら、15万円という価格帯をスタートラインにするのが無難。
というのがこの記事の結論です。
中でも今回は、Lenovoの「Legion Pro 5i」というゲーミングPCを例に挙げました。
最新機種(gen9)で価格は15万円ほどです。
今回はこういったゲームで試してみました。
結果と一緒にまとめるとこんな感じ。
- Palworld(パルワールド)
- 中設定 100〜120FPS
- 高設定 80〜100FPS
- Minecraft(マインクラフト)Java版
- バニラ 220〜240FPS
- 影MOD 〜240FPS
- Apex Legends(エーペックス レジェンズ)
- 初期設定 130〜140FPS
- VALORANT(ヴァロラント)
- 高設定 〜240FPS
細かい設定画面は、下記の通り。
詳細はクリックで拡大してみてください。
Minecraftの影MODは、Sildurs Vibrant Shaders。
まだまだ描画領域・演算距離は上げられそう。
もう少し予算を抑えるとなると、10万円クラスのゲーミングPCというのも一応あります。
ですがスペックは低いので、オンライン対戦のFPSゲーム等には不向きです。
マイクラぐらいなら10万円のもので十分かも。
ただ長期的に使うものなので、ここの5万円はケチらない方が幸せ。
M1・M2・M3 Macとのグラフィックスペック差は歴然
MacはゲーミングPCになりえない!?
って疑問を、まずはサクッと解決してみましょう。
スペックを数値化したもの(スコア)と価格を、下記の表にまとめてみました。
Lenovoの例 | Appleの例 | ||||
---|---|---|---|---|---|
Legion Pro 5i | Legion Pro 7i | M1 MacBook | M2 MacBook | M3 MacBook | |
Open CLスコア | 72,221 | 161,147 | 20,185 | 27,887 | 30,625 |
参考価格 | 15万円〜 | 35万円〜 | 13万円〜 | 16万円〜 | 25万円〜 |
見ると分かりますが、ゲーミングPCのコストパフォマンスは抜群。
同じ価格でも、「ざっくり3〜4倍はグラフィックが高速」ということが分かります。
ただこれは、どこに金をかけているか?の違いです。
ゲーミングPCはやはり、グラフィック性能と排熱に特化しています。
ゲームだけを目的をするなら、ゲーミングPCが最適です。
Legion Pro 5iの性能・スペックをレビュー
もう少し詳しく、「Legion Pro 5i」についてのスペックを確認してみましょう。
こんなポイントでまとめました。
- 外観
- ディスプレイ
- 端子
細かいカタログスペック的なものは、こんな感じ。
スペック | |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル® Core™ i5-13500HX |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX™ 4050 Laptop GPU 6GB GDDR6 |
ストレージ | 512GB SSD |
内蔵カメラ | 1080p フルHD |
本体寸法 | 約 363.4×260.4×22~27mm |
重量 | 約 2.5kg |
外観
まず最初に、外観から見てみましょう。
最初に見た感想は、「デカくてゴツい」という以外にありません。
厚みは約3cmくらいで、重さは約2.5kg。
表面はアルミとマグネシウムの合金で、マットでサラサラした感触です。
「全然スタイリッシュじゃないけど、コスパは最強。」
というのが、これだけで分かってきます。
でもゲーミングPCは全然これで良い。
ディスプレイは、Enterキーが小さい以外、まぁ一般的なものかと。
光らせたりも可能。
…ウザいと思ったら無効化しちゃいましょう。
ディスプレイ
ノートのゲーミングPCは、本体ひとつ買えばすぐゲームできるのが最高。
しかもLegion Pro 5iは、内蔵ディスプレイが優秀。
ゲームのプレイにも最適なスペックと言えます。
具体的にはこのようになっています。
- ディスプレイサイズ:16インチ
- ディスプレイ画質:WQXGA (2560 x 1600)
- リフレッシュレート:240Hz
- パネル形式:IPSパネル
例えば、リフレッシュレートの高さと、綺麗なIPSパネルは高スペック。
この価格帯で240Hzというのは、かなりコスパが良いと思います。
(240Hzでは、1秒間に240回映像が切り替わります)
ちなみに、MacBookのディスプレイはほとんど60Hzです。
120Hzにも対応してるモデルはありますが、一部のプロスペックのみ。
リフレッシュレートが高いことで、映像がヌルヌル動く感触を味わえます。
あまり一般的に知られている単語ではありませんが、IPSパネルというのもポイント。
一度IPSパネルを経験すると、他のディスプレイには戻れないと思う。
わざわざ外部モニターを買う必要すらありません。
ただしディスプレイサイズは16インチ、画質はWQHD。
(WQHDは、HDと4Kの中間的な立ち位置)
4Kディスプレイではありませんが、価格とグラフィックスペックからしたらまぁ当然。
本体の接続端子
念の為、Legion Pro 5iの端子についても確認してみましょう。
このような端子が搭載されています。
- USB-C(USB3.2 Gen2) × 2
- USB-A(USB3.2 Gen1) × 3
- HDMI
- 有線LAN
- イヤホンジャック
- 電源コネクター
USB-C端子やHDMIを使えば、外部モニターにも出力ができます。
本体左にUSB-C(USB3.2 Gen2)がひとつ。
本体右にUSB-A(USB3.2 Gen1)がひとつ、という構造になっています。
その他には、後ろ側に端子が、まとまって配置されています。
ただし、電源アダプター(300W)が巨大なのには驚かされました。
持ち歩きはしたくないデカさですね。
このように、スマートさはありませんが、価格とグラフィック性能のコストパフォーマンスは抜群。
まとめ:ゲーミングPCは、比較にならないくらいハイスペック
ゲームをメインで遊ぶなら、やはりゲーミングPCのコスパは最強。
という、当たり前すぎる結果に行き着きました。
これまでに、いくつかゲーミングPCについてレビューしてきました。
予算と遊びたいゲーム次第ですが、15万円ほどでこれまでゲームが遊べるのは結構衝撃。
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