【ハイスペック】最高グラフィックがヌルヌル動くゲーミングPC【Legion Pro 7iレビュー】

  • URLをコピーしました!

Macユーザーですが、ゲーミングPCを検討中の筆者です。
そこで一度は持ってみたいのが、超ハイスペックのゲーミングPCでしょう。

最上位クラスの性能ってどうなのよ?
ってのは知っておきたくて、Lenovoから借りたゲーミングPCで下記を検証してみました。

ハイスペック ゲーミングPCの疑問
  • FPSやオンラインゲームは、どれくらいサクサク遊べる?
  • グラフィックのスペックや排熱は、どれくらい快適?

一言でまとめるならば、「ハイスペックなゲーミングPCを持つ幸せ」を体感してしまいました…。
ひとつの判断材料になれば幸いです。

ジャンプできる目次

全てにおいてハイスペック、夢のゲーミングPC

gaming-pc-high-spec-1

今回試したのが、Lenovoの「Legion Pro 7i」というゲーミングPC。
お値段なんと税込35万円ほど(Lenovo公式サイト価格)。

2週間ほどお借りして、グラフィック最高設定のパルワールドを遊びまくりました。
幸せだった、、、欲しい、、、、、。

たしかに価格もハイエンドで高い。
けれどもLegion Pro 7iは、夢のようなゲーミングPCでした。

5,6千円のゲームや無料のオンラインゲームで無限に遊べる今、ゲーミングPCにはお金をかけてもいいのかもしれないなと思えてくる快適さ。

FPS・ゲームも最高設定で動かせる、ハイスペックなゲーミングPC

gaming-pc-high-spec-2
引用:PUBG

35万円のゲーミングPC、ゲームはどれくらいのグラフィック設定で遊べるのよ?

細かいスペックの前にまずは、検証した内容を確認してみましょう。
検証してみたゲーム(SteamとRiot Games)ごとの結果は下記。

Legion Pro 7iで検証したゲーム
  • パルワールド(Palworld)
    • 最高設定 〜4K 80〜100FPS
    • 最高設定 フルHD 180〜240FPS
  • Apex Legends(エーペックス レジェンズ)
    • 最高設定 〜4K 100〜120FPS
    • 最高設定 フルHD 200〜240FPS
  • VALORANT(ヴァロラント)
    • 最高設定 フルHD 200〜240FPS

結論からすると、全て最高グラフィック設定でサクサク動きました。
さすがはハイスペックすぎる…。

ちなみにLegion Pro 7iは、WQXGAの240Hzという高リフレッシュレートのディスプレイです。
詳しくはスペック紹介で後述します。

反対にフルHDで良ければ、もっと安いゲーミングPCでもOKだと思います。
HDの100FPS前後なら、10万円のゲーミングで十分です。

Palworld(パルワールド)

gaming-pc-high-spec-3
引用:パルワールド

まずは、2024年になって大流行のパルワールド。

プリセット「最高」から検証してみます。
いわゆる4K 60FPSですね。

gaming-pc-high-spec-4
引用:パルワールド

全く問題なし。
60FPSでサクサク動きました。

次に、最大FPSを「無制限」に変更します。
(一応240FPSまで動くディスプレイなので)

これでもサクサク動きますが、ファンの音はかなりうるさくなりました。
実測値で80〜110FPSあたり。

gaming-pc-high-spec-5
引用:パルワールド

ファンがうるさい代わりに、PCがアツアツになることもありませんでした。

プリセットを「最高」から下げていくと、144FPS以上では安定して動きました。

4Kからフル HDにまで落とすと、240FPSまで上がりました。
バランスは細かく見ていく必要ありそうですが、文句なし。

Apex Legends(エーペックス レジェンズ)

gaming-pc-high-spec-6
引用:エーペックスレジェンズ

根強い人気のあるApexでも検証。

最高設定のFPS無制限にしてみます。
4Kでも大体100〜120FPSで動きました。

gaming-pc-high-spec-7
引用:エーペックスレジェンズ

パルワールドよりもサクサク動く印象。

VALORANT(ヴァロラント)

gaming-pc-high-spec-8
引用:VALORANT

最後に、少し間に流行ったVALORANT。

こちらも、Apexとほぼ同等の結果でした。
FPSを重視するか、画質を重視するか、で大きく変わることが分かりました。

今回はざっくりしか検証できませんでしたが、かなり余裕のあるグラフィックスペックです。
設定の調整しながら、4K画質のまま200FPSあたりまで出るスペック。

夢のゲーミングPC、Legion Pro 7iをレビュー

gaming-pc-high-spec-9
引用:エーペックスレジェンズ

LenovoのゲーミングPCで、最高峰のスペックを持っている「Legion Proシリーズ」。

どこがハイスペックなのでしょうか?
ゲーミングPC選びにおいても重要なポイントが下記。

Legion Pro 7iのスペック
  • ディスプレイ
  • グラフィック性能
  • 本体・キーボード・端子など

その他のスペックが下記。

スペック
OSWindows 11 Home
CPUインテル Core i9-14900HX
メモリ32GB
GPUGeForce RTX 4080 Laptop GPU
ストレージ1TB SSD
内蔵カメラ1080p フルHD
本体寸法約 363.5 x 262.1 x 22.5~25.9mm
重量約 2.62kg

ちなみに、Apexの推奨スペックはこんな感じ。
当たり前ですが、かなり余裕のあるスペック構成です。

  • CPU: Intel i5 3570Tおよび同等品
  • メモリ: 8GB
  • GPU:  Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
引用:「エーペックスレジェンズ」動作環境 – EA公式サイト

それぞれ見ていきましょう。

グラフィック性能

gaming-pc-high-spec-11
引用:パルワールド

ハイスペックと言われるゲーミングPC。
どれだけグラフィック性能を持ってるのよ?

それを分かりやすく数値化したのが、スコアという数字。

参考までにApple製品や、同じLenovoの10万円クラスのゲーミングPCと比較してみましょう。
表にまとめたのが下記。

スクロールできます
Lenovoの例Appleの例
GeForce RTX 4080 Laptop GPUGeForce RTX 3050 Laptop GPUM1
MacBook
M2
MacBook
M3
MacBook
 Open CLスコア161,14750,69220,18527,88730,625
参考価格35万円〜11万円〜13万円〜16万円〜25万円〜
スコアはGeekbench 6を参照

どれもノートPCなわけですが、Apple製品とのグラフィック性能だけの差は歴然ですね。

ゲームだけを目的にPCを買うなら、やはりWindowsのゲーミングPCのコスパは最強。
超ハイスペックでなくても良いなら、前述した10万円クラスのゲーミングPCがおすすめ。

ディスプレイ

gaming-pc-high-spec-1

ゲームが遊べるグラフィック性能なのは分かった。

そこで次に気になるのが、ディスプレイの性能だと思います。
ノートのゲーミングPCなので、もちろん内蔵ディスプレイもゲームに最適化されています。

何が優秀なのかというと、例えばこんな項目。

Legion Pro 7iのディスプレイ性能
  • リフレッシュレート:240Hz
  • 画質:2,560 x 1,600(WQXGA液晶)
  • ディスプレイサイズ:16インチ
  • ディスプレイ方式:IPS

最も特徴的なのが、240Hzという高リフレッシュレート。

リフレッシュレート(Hz)とは、ディスプレイで映像(パラパラ漫画)出力できる細かさを指す数値。
この数値が高いほど、ヌルヌル動きます。

240Hzとは、1秒間に240回映像が切り替わる(≒240FPS)ことになります。
240Hzのディスプレイは、240FPSの映像まで出力できます。

テレビやYouTubeの映像が最大60FPS、映画の映像が24FPS(大体)。

まぁ要するに、「240FPSの映像まで出力できる240Hzのディスプレイは超高性能」。
ということだけは伝えたい。

本体・キーボード・端子など

gaming-pc-high-spec-11

もう少しノートPC本体のことを見てみましょう。
ポイントは3つ。

Legion Pro 7i本体のポイント
  • 本体
  • キーボード
  • 端子

Legion Pro 7i本体は、約2.62kgと重くてデカい。
そして約25mmで、結構ぶ厚い。

いたるところにファンの穴が空いています。

gaming-pc-high-spec-12

このあたりMacBookのようなスタイリッシュさはありません。
やはりゲームプレイに特化したノートPCです。

キーボードはテンキー付きで、矢印の位置が少し珍しいくらいですぐ慣れる構成です。

gaming-pc-high-spec-13

タッチパッドが中央からズレています。
見た目は少し気になりる気もしますが、使いにくさを感じるほどでもありません。

端子も充実していて、これらの端子が搭載しています。
USB端子が大量なのも安心。

Legion Pro 7iの接続端子
  • USB-A(3.2 Gen1) × 3
  • USB-C(3.2 Gen2) × 2
  • HDMI × 1
  • 有線LANポート(RJ-45)

ほとんどの端子は、本体後ろ側にびっしり。

gaming-pc-high-spec-14

左右にもUSB端子が搭載しています。

gaming-pc-high-spec-15
本体左
gaming-pc-high-spec-16
本体右

映像出力は、USB-C端子かHDMI端子のどちらかを使うことになります。

これだけUSB端子があれば、ノートPCひとつで十分すぎるレベル。
USBマイク・ゲーミングマウスを有線で接続しても余裕ですね。

まとめ:たしかに高い、けれど超ハイスペック

引用:エーペックスレジェンズ

これまでの内容を振り返ると、下記の通り。

この記事の概要
  • 結論:高いけど、ゲームをストレス無しで遊べる超ハイスペックPC

確かに高い。
けれど、その値段を出してもいいと思うくらい夢のようなハイスペックPC。

どのゲームでも最高グラフィック設定でサクサク遊べる、というのは夢のゲーミングPCですね。

「もうちょい安いゲーミングPCを…!」
と考えている方は、10万円クラスのゲーミングPCを検討してみましょう。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトは reCAPTCHA と Google によって保護されていますプライバシーポリシー利用規約 申し込み。

The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.

ジャンプできる目次