巷では健康志向が高まっていく中、健康に対する意識が低すぎる筆者。
そもそも自分の体について何も知らない状態で、健康意識を高めるのは無謀と言えます。
そこで、何から改善していくかを考えた結果、まずは体重管理から始めることにしました(初歩的)。
購入したのはオムロンの「HN-300T2」というモデル。
スマホのアプリと連携できて、5千円未満という手頃な価格で入手できる体重計です。
体重計に1日1回乗るだけで手間もかからず、手軽に体重管理が始められます。
- アプリと連携する体重計は、習慣付けが簡単
- 測定したデータは自動で同期、アプリからグラフで確認
- HN-300T2はアプリと連携して5千円未満
- 体脂肪率や皮下脂肪率を測定するなら1万円超え
手頃に最低限の情報を知るのには最適。
アプリと連携できる体重計なら、乗るだけでOK
そもそも体重の管理・把握は、長期的に続けることで効果が見えてくるものです。
下記の理由から、アプリで連携できる体重計を推奨します。
- 習慣付けが簡単になる
- 定期的に振り返るだけでOK
- スマホアプリでグラフで確認できる
体重計の中でも価格は少し割高ですが、一方的に体重を測り続けるだけでは意味がありません。
その時々の推移を追いかけながら、データを蓄積させていく必要があります。
習慣付けが簡単になる
繰り返しにはなりますが、体重管理は長期的な推移を確認することが重要。
そのためには、歯を磨いたり食事をするように、日常の中に習慣付けることが必須となります。
アプリと連携するタイプの体重計なら、脱衣所の前に置いておけば全てが済みます。
服を脱いでお風呂に入る前に、数秒だけ寄り道すればOK。
電源を入れたりすることなく、乗るだけで測定してくれます。
あとは定期的にスマホでアプリを開けば、読み込んだデータがグラフ化されて表示されます。
目測や記憶で体重を思い出すことは簡単かもしれませんが、きっちりとした数値を記録することが重要です。
5千円未満でアプリと連携するオムロン「HN-300T2」
購入した体重計は、オムロンの「HN-300T2」。
アプリと連携するタイプの中で、最も価格の安いモデルです。
オムロン製品の中での「HN-300T2」の特徴をまとめたものが下記。
- 安い(5千円未満)
- 測定できるのは体重とBMIだけ
- 他にも色々計れる体重計は高い(1万円超え)
細かい仕様や、他オムロン製品との比較について、深堀りしていきましょう。
HN-300T2の仕様
オムロンの「HN-300T2」について、仕様をまとめたものが下記。
カラーバリエーション | ホワイト・ブラック |
重量 | 約1.5kg(電池込み) |
サイズ | 幅約270mm×約奥行き290mm×暑さ約26.9mm |
電源 | 単4電池×4本 |
最大計測重量 | 135kg |
ゴツい見た目の体重計も多いですが、装飾はオムロンマークだけで非常にミニマル。
横から見てみると、ガラス一枚と足が付いているシンプルなデザインな事が分かります。
脱衣所かなんかに置いておいて、毎日乗るだけ。
日常的には操作も特にしません。
立てかけて置くことも出来ますが、測定値にズレが発生しやすいと説明書に記載がありました。
測定値がズレた際には、「0kg補正」という操作(要はリセット操作)が必要で非常に手間。
サイズも小さめな部類と言えるでしょう。
測定できるのは体重とBMIだけ
HN-300T2で測定することの出来る項目は、下記の2項目です。
- 体重
- BMI(身長・体重に対する肥満度を表す数値)
繰り返すと、HN-300T2はアプリで管理できる体重計のエントリーモデル。
基本的な項目だけを測定できて、そこまでお金はかくたくない方向けの体重計です。
オムロン製で同価格帯のものを確認します。
アプリとの連携は出来ませんが、「HBF-214」という体重・体組成計では体脂肪率なども測定が可能。
- 体重
- BMI
- 体脂肪率
- 骨格筋率
- 基礎代謝
- 体年齢
- 内臓脂肪レベル
数値を確認できれば問題なし、とお考えの方はこちらも選択肢に入れていいかもしれません。
体脂肪率を測定できる体重・体組成計は1万円超え
体重以外にも色々な項目を計りたいかかどうか?
これで金額差がそこそこ生じます。
アプリと連携するオムロンの体重計、体重・体組成計をまとめたものが下記。
測定できる項目と、参考価格価格をそれぞれ並べました。
HN-300T2 | HBF-230T | HBF-256T | KRD-703T | |
体重 | ○ | ○ 100g単位 | ◎ 50g単位 | ○ 100g単位 |
BMI | ○ | ○ | ○ | ○ |
体脂肪率 | – | ○ | ○ | ○ |
骨格筋率 | – | ○ | ○ | ◎ 部位別測定 |
基礎代謝 | – | ○ | ○ | ○ |
体年齢 | – | ○ | ○ | ○ |
皮下脂肪率 | – | – | – | ◎ 部位別測定 |
内臓脂肪レベル | – | ○ | ○ | ○ |
登録人数の上限 | 2人まで | 4人まで | 4人まで | 4人まで |
参考価格 | ¥4,480 | ¥14,800 | ¥14,800 | ¥19,800 |
記載したのは参考価格なので、Amazon他では価格が安く販売されています。
下記でざっとご紹介しますので、それぞれご確認ください。
本記事でご紹介している、「HN-300T2」というエントリーモデル。
アプリ連携できて、体重・BMI以外も測定できるモデル。
違いは体重を測定できる単位が異なるくらいで、価格から選ぶのがおすすめ。
両手・両足で測定するタイプの体重計。
腕で持ち上げて測定するため、部位ごとに細かく数値を測定してくれます。
個人的には、体重以外の数値があったとしても大して使わなそうなでスルー 。
「OMRON connect」アプリと連携させて体重を確認
オムロン製の体重計で測定した数値を確認したり、スマホに読み込むためにアプリを使います。
「OMRON connect」という、オムロン開発アプリです。
公式サイトからダウンロードして使用します。
iPhoneでは、5S以降のモデルが対応しています。
対応しているAndroidの機種は、こちらの公式サイトからご確認ください。
アプリと連携して自動同期
各体重計の説明書に従って、スマホアプリと体重計を連携させます。
登録した体重計は、アプリの「機器」というタブから確認できます。
ここで設定をしておくことで、自動で体重計からデータを転送させることもできます。
登録した体重計をタップして、「自動データ転送」をオンにしておくと便利です。
アプリにも書いてある通り、バッテリーの消耗にも影響するので長めの時間を推奨します。
アプリ管理は複数人まで可能
ちなみにOMRON connectアプリを活用することで、複数人でも体重管理が出来ます。
アプリにフィルター機能が搭載されていて、体重差が5kg以上あると別人とみなす仕組み。
ただし注意点もあって、例えば下記の通り。
- 機種によって管理できる人数が様々
- 5kg以上の体重差がある場合のみ、別人とカウント
- アプリで管理するには、人数分のスマホが必要。
4人まで管理できる体重計でも、人数分のスマホが必要なのは要注意。
これが少し使いにくい条件かもしれません。
ファミリーなら小さい子にもスマホが必要になってしまうし、あまりに体重差が少ないと別人とみなしてくれません。
もちろん手動で削除したりと、対応出来なくもありません。
とは言え気軽に使うためには、これらの条件をクリアする必要がありそうです。
体重をグラフで確認
測定したデータは、アプリで確認します。
トップメニューからは最新値を、一覧で表示されています。
各項目をクリックすると、もっと詳細を確認できます。
これまでの推移が、グラフで表示されています。
ちなみにグラフ縦軸の最大値・最小値は、5kg単位で設定できます。
ちなみに筆者は筋トレにハマっていて、無事に増量できていることがひと目で確認できました。
約3ヶ月のトレーニングで1kgなのでまだまだですが、地道にガリガリのコンプレックスを解消中。
Apple製品なら「ヘルスケア」アプリへ同期も出来る
現状Apple製品の「ヘルスケア」アプリをメインに管理している方は、こちらへ同期することも可能です。
OMRON connectアプリの「コンテンツ」タブから、「コンテンツを追加」をタップ。
少し下にスクロールすると、「ヘルスケア連携」という項目が用意されています。
あまりユーザーも多くないと思われるヘルスケアアプリ。
ですが、iPhoneやApple Watchで測定した歩数・睡眠時間と組み合わせば、かなり優秀になります。
2022年9月に発表されたiOS16では、ヘルスケアアプリの大型アップデートもありました。
今後はより一層、健康管理の中心となるアプリに成長していきそうです。
体重のデータ化は、健康管理の第一歩
これまでの内容を振り返ると、下記の通り。
- アプリと連携する体重計は、習慣付けが簡単
- 測定したデータは自動で同期、アプリからグラフで確認
- HN-300T2はアプリと連携して5千円未満
- 体脂肪率や皮下脂肪率を測定するなら1万円超え
やはりアプリと連携する機能があると、余計な手間がかからないのが最高。
出来ることこそ最低限ですが、まずはここから始めるという第一歩としては優秀です。
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