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ラッコキーワード有料プランはアリなの?【4つの限定機能を解説】

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無料で使えるキーワードのリサーチツールとして、お馴染みとなっているラッコキーワード。

ブログを運営する上でキーワード選定は、SEO対策の根本とも言える重要な情報です。
本ブログも90%以上が検索流入で、ここを増やすために使っているのがラッコキーワード。

2022年2月にラッコキーワードは、有料プランをリリースしました。
そこで今回は、ラッコキーワードの有料プランだけで使える機能やについてご紹介します。

この記事の概要

また、無料プランでも困らない?有料プランで追加された機能は課金の価値はある?
等についても、実際に使ってみた使用感を深堀りしていきます。

ジャンプできる目次

結論:有料プランの費用対効果は十分ありそう

まず初めに結論ですが、ラッコキーワードの有料プランはかなり優秀。
その理由は、ざっくり下記の通り。

ラッコキーワードの有料プランはどう?
  • そもそも:キーワード選定はSEO対策でも最重要
  • 月間検索ボリュームだけでもかなり優秀
    (Googleの無料版キーワードプランナーより数字が正確)
  • 4つの有料限定機能で、もっと情報が充実する
  • 有料プランは440円〜/月と価格は安め

言うまでもありませんが、キーワード選定は読まれるブログを運営するためにも非常に重要です。

僕のブログでは、95%ほどがGoogle等の検索エンジンから流入してます。
ここを改善することが、最もクリティカルなPVの稼ぎ方です。

blog-pv-organic-search

例えばラッコキーワードは、こういった場面で有効です。
具体的には、こういったことが出来てしまいます。

ラッコキーワードの使い道
  • 正しいキーワードを選定するには?
    → 「月間検索ボリューム」で、検索数の多いキーワードで上位を狙う
    → 「サジェストプラス」で、キーワードの傾向を深く調べる
  • 競合を知るには?
    → 「検索流入キーワード取得ツール(β版)」で、敵の強さを把握する
  • 記事の内容を充実させるには?
    → 「他のキーワード/質問取得ツール」で、読者の疑問を正確に把握する

まずは、キーワード選定を正しく(検索ボリュームの把握)設定するのが最重要
その次に、キーワードに対する読者の疑問を把握する、という順番でしょう。

無料プランには回数制限が設けられる

無料のまま使いたい方にとって気になるのは、ラッコキーワード無料プランで設けられる制限だと思います。
制限が設けられる項目は2つのみで、下記の通り。

無料プランの制限
  • 各種キーワード調査:合計50回/日
    (サジェストや周辺語・連想語の検索など)
  • 見出し抽出/共起語取得:合計15回/日

機能は従来通りにはなりますが、無料でも十分すぎる機能と回数制限です。
ラッコキーワード公式の発表によると、「95%以上のユーザーはこれまで通りご利用いただける範囲の制限」とのこと。

つまり、ラッコキーワードの有料プランは無料プランの延長線ではありません。
これからご紹介する、有料プラン限定の機能を使いたい方のみ有料プランを検討しましょう。

ラッコキーワード有料プランだけにある4つの機能

ラッコキーワードの有料プランでは、有料でしか使えない限定機能が大きく分けて4つ用意されています。
有料プランの限定機能は下記の通り。

ラッコキーワードの機能

そして、これらの機能の回数制限もプランによって様々。

個人使用であれば、「エントリー」か「ライト」で十分だと思われます。
回数制限の詳細については、下記の表をご確認ください。

スクロールできます
フリーエントリーライトスタンダードプロエンタープライズ
価格年払い無料440円/月
(5,280円/年)
990円/月
(11,880円/年)
2,475円/月
(29,700円/年)
4,950円/月
(59,400円/年)
9,900円/月
(118,800円/年)
月払い734円/月1,650円/月4,125円/月8,250円/月16,500円/月
サジェストキーワード50回/日1,500回/月3,000回/月10,000回/月30,000回/月50,000回/月
月間検索ボリューム40回/月100回/月250回/月500回/月1,000回/月
見出し抽出15回/日500回/月1,000回/月2,500回/月5,000回/月10,000回/月
共通語取得
関連ハッシュタグ
獲得キーワード調査50回/日
※1
1,500回/日
※1
3,000回/月10,000回/月20,000回/月50,000回/月
サジェストプラス100回/月300回/月1,000回/月2,000回/月5,000回/月
他のキーワード/質問40回/月100回/月250回/月500回/月1,000回/月
※1 フィルタ/ソート/マッチタイプ機能は不可

また、有料プランの料金は「月払い」と「年払い」が用意されています。
「年払い」の場合は2ヶ月分安く(10ヶ月分の料金で12ヶ月使える)使える仕組みになっています。

機能①:月間検索ボリュームの取得

最も頻繁に使うのが、「月間検索ボリュームの取得」だと思います。
僕もこの機能が目当てで有料プランに加入しました。

試しに、「ラッコキーワード」で検索してみます。
検索結果はこのように出力されました。

related-keywords-search-volume-6

検索結果の画面から、これらの項目を確認できます。

確認できる項目
  • 月間検索数:Googleで1ヶ月間に検索された回数
  • 月間検索数の履歴:過去12ヶ月間の検索数推移
    → 安定して検索されているキーワードかが確認できます
  • CPC($):Google検索のページ上に出稿するための広告単価
    → 金額が高いほど、収益性が高いキーワードとされています
  • 競合性:広告の競合性
    → 高いほど、広告の競合が激しい

また、月間検索数の履歴は画面下にグラフで生成されます。
過去をさかのぼって月間検索ボリュームを確認できるため、念のため確認しておくと安心。

related-keywords-search-volume-7

検索ボリュームを調べる方法を詳しく確認したい方は、こちらの記事も参照ください。
検索ボリュームの情報をどう使うか?どう管理するか?等、より深堀りしてまとめました。

ちなみに:キーワードプランナーとの比較

補足です。
Googleの無料版キーワードプランナーと、有料版ラッコキーワードの結果画面を比較してみましょう。

どちらも「ブログ」で検索します。
上位だけを比較してみましょう。

Googleのキーワードプランナーの検索結果。

keyword-planner-blog-result
キーワードプランナー

一方こちらが、ラッコキーワードの検索結果です。

related-keywords-paid-plan-blog-result
ラッコキーワード

キーワードプランナーでは「10万〜100万」「1万〜10万」というように、ざっくりしか検索ボリュームが表示されません。

正確な数字を把握しておくことで、キーワードの優劣もつくようになりました。

機能②:サジェストプラス

サジェストをより深堀りして調べたい時に使うのが、「サジェストプラス」という機能です。

Googleだけでなく、Bing・YouTube・Amazon・楽天市場といった複数の検索エンジンから調査してくれている機能です。
特にビッグワードの調査で役に立つ機能です。

今回は「WordPress」というワードで検索してみます。
結果としては、かなり差がつきました。

サジェストプラスの機能
  • 通常のサジェスト機能 → 964件
  • サジェストプラス機能 → 5,238件

こちらが、通常のサジェスト機能で検索した結果。

related-keywords-paid-plan-1

一方こちらは、サジェスト機能で検索した結果です。

related-keywords-paid-plan-2

一通り内容を確認してみましたが、僕の場合なくては困る情報は無さそうでした。
サジェストプラス機能を使って便利なのは、こういった方々かと思います。

サジェストプラス機能の使い道
  • ロングテールキーワードを調べたい
  • 穴場キーワードを調べたい
  • Bing・YouTube・Amazon・楽天市場のキーワードも同時に調べたい

儲かるキーワードだけど検索数はまだまだ少ない、という状況なら穴場キーワードも有効です。

また、複数のサービスを並行して運用している方に便利です。
例えばブログ × YouTubeといったような運用には好都合。

機能③:検索流入キーワード取得ツール(β版)

次に、「検索流入キーワード取得ツール(β版)」です。
サイトのURLを入力することで、流入元キーワードを取得できます。

主に、競合を知るために使うツールだと思います

ラッコキーワードの公式サイトで確認してみました。
結果はこの通りです。

related-keywords-paid-plan-2

検索流入キーワード取得ツール(β版)では、こういった情報が出力されます。

検索流入キーワード取得ツールで分かること
  • 月間検索数
  • 順位
  • 推定流入数

ちなみにβ版とありますが、自分自身のサイトで確認したところ、そこそこ正確な印象を受けました。

また、「キーワード/URL」の欄には、個別ページのURLが出力されます。
これは結構使い勝手がいいと思います。

これから書くキーワードで競合になりそうなページを確認しておく(URLをページ内検索するなど)のも手です。
他にどのようなキーワードで流入があるか?等がわかります。

高頻度で使うものではありませんが、僕の場合このように使っています。

検索流入キーワード取得ツールの使い道
  • 自分自身のサイトで検索して
    → どんなキーワードで流入しているか?
    → 思わぬキーワードで流入していないか?
  • 競合のサイトで検索して
    → どうやってこのサイトはPVを獲得しているか?
    → 競合となる関連キーワードでの流入は?

ただし、これをメインとしてキーワード管理をするのは、ビミョウな印象でした。

メインで狙っているキーワードの管理はRankTrackerを使いましょう。
そこで溢れてしまった細かなキーワードのみ、ラッコキーワードを使うというのが王道かと。

機能④:他のキーワード/質問取得ツール

最後は、「他のキーワード/質問取得ツール」です。

具体的には、Googleで検索した際の「他のキーワード」や「他の人はこちらも検索」として表示されるキーワードです。
試しに「ラッコキーワード」で検索してみました。

related-keywords-paid-plan-3

サジェストの検索と似ているのですが、少しだけ意味の異なるキーワードです。
(キーワードプランナーなど、キーワードの異なるものも出てきました)

つまりは「ラッコキーワード」と検索したあとに、読者が検索したくなるキーワードということになります。
ブログの内容を分厚くすることに使えます。

補助的に使用することで、検索する読者の疑問をイメージしやすくなります。

ラッコキーワードの使い方・活用方法は?

ここまでの内容では、有料プランだけで使える機能をご紹介してきました。

もっと具体的に、ラッコキーワードの使い方も知っておく必要があると思います。
下記の記事では、その部分を深掘りしてご紹介しています。

僕が使っているラッコキーワードの機能は、主に下記4つです。

ラッコキーワードの機能
  • ブログを書くための機能×2つ
    → 検索候補を調べる「サジェストキーワード」機能
    → 検索量を調べる「検索ボリューム」機能
  • 競合サイトを調べるための機能×2つ
    → 今の検索上位を調べる「見出し抽出」機能
    → 競合サイトを調べる「獲得キーワード調査」機能

ブログを書くどのタイミングで使う機能なのか?等も含めてご紹介しています。

ラッコキーワードの有料プランは全5種類

ラッコキーワードの有料プランを確認してみましょう。
有料プランは全5種類で、下記の表にまとめた通り。

スクロールできます
フリーエントリーライトスタンダードプロエンタープライズ
価格年払い無料440円/月
(5,280円/年)
990円/月
(11,880円/年)
2,475円/月
(29,700円/年)
4,950円/月
(59,400円/年)
9,900円/月
(118,800円/年)
月払い734円/月1,650円/月4,125円/月8,250円/月16,500円/月
サジェストキーワード50回/日1,500回/月3,000回/月10,000回/月30,000回/月50,000回/月
月間検索ボリューム40回/月100回/月250回/月500回/月1,000回/月
見出し抽出15回/日500回/月1,000回/月2,500回/月5,000回/月10,000回/月
共通語取得
関連ハッシュタグ
獲得キーワード調査50回/日
※1
1,500回/日
※1
3,000回/月10,000回/月20,000回/月50,000回/月
サジェストプラス100回/月300回/月1,000回/月2,000回/月5,000回/月
他のキーワード/質問40回/月100回/月250回/月500回/月1,000回/月
※1 フィルタ/ソート/マッチタイプ機能は不可

また、有料プランの料金は「月払い」と「年払い」が用意されています。
ただし「年払い」のみ、約15%ほど安く使える仕組みになっています。

個人でラッコキーワードを使うのなら、エントリープランで十分な制限だと思います。
ちなみに僕も「エントリープラン」を使っています。

まとめ:個人使用ならラッコキーワードの「エントリー」か「ライト」で十分

related-keywords-search-volume-1

これまでの内容を振り返ると、下記の通りです。

この記事の概要

まずは「エントリープラン」を使ってみて、足りなくなったら「ライトプラン」に移行するのが無難でしょう。
※ちなみに、使用途中でのアップグレードは、残り日数に応じた差額が実質的に返ってくるシステムでした

キーワード選定は、記事を書く前の重要な情報です。
1万字書いて読まれない記事を書くくらいなら、有料プランを使ってでも徹底的にキーワードを調査しておくべき。

特に検索ボリュームは、キーワードの優先順位が分かる強力な指標です。
それだけのためでも、有料プランの費用対効果は十分でしょう。

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