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【1Password】Chrome版の拡張機能で、ブラウザでも自動入力

2023-05-18

今まではGoogle Chromeのパスワードマネージャーを使っていたのですが、1Passwordに乗り換えました。

そこで今回は、1Passwordへのパスワードの移行方法やインストール方法など、下記の内容についてまとめました。
必要な部分だけでも、よろしければご覧ください。

この記事の概要

  • 1PasswordはPC・Mac向けアプリだけでなく、ブラウザ版の拡張機能もインストールするべき?
  • Googleパスワードマネージャーと1Passwordの違いは?
  • ブラウザ別1Password拡張機能のインストール方法は?
  • Googleパスワードマネージャーから、1Passwordにパスワードを移行する方法は?
社会不適合者がブログで生活できないか実験中。
脱サラして、ダラダラとブログを更新しています。
Twitterもやってます。

前提:1Passwordを使い倒すには、Chromeの拡張機能とアプリの両方あった方が便利

1Passwordには、PC・Mac向けアプリの他に、ブラウザ向けの拡張機能が用意されています。
ひとつの端末に複数いれておく必要はあるのでしょうか?

実際に使ってみると分かりますが、アプリさえインストールしておけば大丈夫、というわけではりません。
ブラウザ版もインストールしておきましょう。

両方ともインストールしておくべき理由は、下記の通り。

  • 他のパスワード管理ツールと干渉しなくなる
  • ブラウザ毎に最適化されて、使い方が広がる

百害あって一利なし、というわけです。

ここから先では、下記の流れでご紹介していきます。
必要と思われる部分だけ読みたい方は、クリックでジャンプをご活用ください。

ここでご紹介した内容を一通り設定しておくと、1Passwordでのパスワード自動入力も簡単になります。

例えばMacでは、ログイン画面でショートカットキーを押すと、パスワードが自動入力されます。
あとはエンターキーを押すだけ。

1password-auto-input-1

別途で設定が必要です。

1Passwordアプリを入れておけば、iPhoneでも同じパスワードが共有されます。
PC(もしくはMac)とiPhone(もしくはAndroid)でブラウザを揃える必要もありません。

1password-auto-input-ios

個人向けプランなら、料金は月300円ほど
もちろん高い安いは人それぞれですが、パスワードを使い回しまくっていたり、こういう管理が苦手なら費用対効果は十分だと思います。

残念ながら、買い切りのプランはありません。

ちなみにソースネクストというサイトを経由すると、少しだけ安く購入できます。
下記の記事でも詳しくご紹介しています。

【1Password】無くなった買い切り版より安く買う方法【比較】

続きを見る

1Passwordの公式サイトと料金の比較をしてみると、こういった表にまとまります。

ソースネクスト経由 1Password公式
通常版
(3年版)
ファミリー版
(3年版)
通常版 ファミリー版
3年分料金(税込) ¥7,800 ¥12,800 約¥13,993
($107.64)
約¥23,353
($179.64)
月額料金(税込) 約 ¥217 約 ¥356 約¥389
($2.99)
約¥649
($4.99)
割引価格(税込) - ¥6,193 - ¥10,553 - -
44% オフ 45% オフ - -

※1$=¥130で計算
※2023/05/28までのセール価格です

【ブラウザ別】1Password拡張機能のインストールリンク

1password-chrome-1

さて実際に、ブラウザ別の「ブラウザ版1Password」、デバイス別の「アプリ版1Password」の両方インストールしておきましょう。

記事を書いている時点で、1Passwordに対応していたブラウザ・デバイスは下記。
※アプリ版のリンクは、クリックした時点でダウンロードが始まるのでご注意を

インストールリンクの一覧

ダウンロード | 1Password
ダウンロード | 1Password

1password.com

ちなみに:Googleパスワードマネージャーと1Passwordの違い

これまで僕は、「Googleパスワードマネージャー」を利用していました。

一方の1Passwordは、月数百円とはいえ有料のサービスです。
簡単に、使用感を比較してみました。

具体的には、下記の機能が1Passwordを使うメリットだと思います。

  • 結論:とにかく動作が快適
  • PC・Mac版アプリは、ショートカットキーの設定で自動入力できる
  • 生体認証(Face ID・Touch ID)との相性が良い
  • パスワードだけでなく、Wi-Fi・住所・クレカ情報を一括で登録できる
  • パスワード管理がアドレス帳のようで見やすい

簡単にまとめてしまうと、とにかく1Passwordの方が使いやすかったというのが僕の感想。

特に、生体認証との組み合わせが快適。
外ではiPhoneのFace ID、家ではMacのTouch ID(MacBookやMagic Keyboardに搭載)でかなり快適でした。

ワンパスワードどころか、ノーパスワードです。
生体認証が優秀すぎて、わざわざTouch ID搭載のMagic Keyboardに散財してしまいました。

クラムシェルモード用キーボードならApple純正【現状は一択】

続きを見る

Google Chromeのパスワードマネージャーから、パスワードを移行する

1password-chrome-2-

今までパスワード管理ツールを使っていた方は、データのやり取りだけで簡単に1Passwordへ移行出来てしまいます

ここで移行方法を具体的にご紹介するのは、こういったパスワード管理ツールです。
挙げればキリはありませんが、各サービスでパスワードをCSVで出力する機能さえあれば簡単。

  • 移行が簡単だったパスワード管理ツール
    Google Chromeのパスワードマネージャー
    iCloudキーチェーン(PCもしくはMacが必要)
  • ファイル出力後の手順
    1Passwordにファイルを読み込む
    各サイトで複雑なパスワードに変更

GoogleパスワードマネージャーからCSVで出力

Googleパスワードマネージャーからの出力方法です。
手順は下記。

  1. パソコンで Chrome を開く
  2. 右上の [プロフィールアイコン] → [鍵アイコン] を選択
    • パスワード アイコンが表示されない場合は、画面の右上にある [その他アイコン] → [設定] → [自動入力] → [パスワード マネージャー] を選択
  3. パスワードを表示、編集、削除、またはエクスポート
    • 表示: パスワードの右側にある右矢印 →[パスワードを表示] を選択
    • 編集: パスワードの右側にある矢印 → [編集] を選択
    • 削除: ウェブサイトの右側にある矢印 → [削除] を選択
    • エクスポート: [保存したパスワード] の右側にあるその他アイコン その他 次に [パスワードのエクスポート] を選択

この内容は、「Google Chrome ヘルプ」に記載があったものです。
公式サイトから確認したい方は、下記ページの「保存したパスワードを表示、編集、削除、エクスポートする」を参照ください。

パスワードを管理する - パソコン - Google Chrome ヘルプ
パスワードを管理する - パソコン - Google Chrome ヘルプ

support.google.com

iCloudキーチェーンからCSVで出力

次に、iCloudキーチェーンからの出力方法です。
macOS Venturaでの手順は下記。

  1. システム環境設定を開く
  2. [パスワード] のメニューを選択
  3. [その他アイコン] から、パスワードをエクスポート
    • [すべてのパスワードを書き出す] を選択
    • もう一度 [パスワードを書き出す] を選択
    • 任意の名前を付けて、CSVファイルを保存

macOS Ventura時点では、このようなシステム環境設定の画面でした。

1password-chrome-3

多少の手順は異なりますが、macOS Montereyではこのような画面でした。

1password-for-mac-3-1-1

1Passwordにファイルを読み込む

ここまで終わったら、あとは1Passwordにパスワードをブチ込んでいきます。
こちらも手順を簡単にまとめたのが下記。

  1. 1Passwordアプリ(Mac・PC等)を開く
  2. メニューバーの [ファイル] → [インポート] を開く
  3. [ファイルから] を選択したら、先ほどのCSVファイルをドラッグ

すると、1Passwordアプリにパスワードが移行されます。
このように「インポートされたCSV」という保管庫にまとまっていると思います。

各サイトで複雑なパスワードに変更

これまでの手順で、パスワードの移行が終わりました。
かなり快適にはなりましたが、その前にパスワードを複雑なものに変更しておくことを推奨します。

手順は少し面倒なので、よく使うサイトだけで良いと思います。
具体的にはTwitterやAmazon、銀行やクレカ関係など、乗っ取りの危険性が気になるもの等。

サイト毎に保存されたパスワードの項目をクリックすると、「新しいパスワードを作成する」という表示が出てきます。
選択すると、このようにパスワード候補がランダムで生成されます。

ここで選べる項目は、下記の4つです。

  1. 種類
    • ランダムなパスワード
      → ゴチャまぜで最も複雑なパスワード
    • 覚えやすいパスワード
      → 単語 ハイフン単語のパスワード
    • 暗証番号
      → 数字のみのパスワード
  2. 文字(文字数・単語数)
    → 8〜100文字
  3. 数字
    → 有り・無し
  4. 記号
    → 有り・無し

パスワードの条件は各サイトでバラバラなので、サイトによって条件を変える必要があるかもしれません。

よく分からんという方は、「ランダムなパスワード」「20文字」「数字有り」「記号有り」で良いと思います。
たまに18文字以下限定だったり、記号が使えなかったりしますが、複雑なことに越したことはありません。

まとめ:1Passwordは正しく使いこなせれば、月300円ほどの価値は十分あった

これまでの内容を振り返ると、こういった疑問についてでした。

この記事の概要

  • 1PasswordはPC・Mac向けアプリだけでなく、ブラウザ版の拡張機能もインストールするべき?
  • Googleパスワードマネージャーと1Passwordの違いは?
  • ブラウザ別1Password拡張機能のインストール方法は?
  • Googleパスワードマネージャーから、1Passwordにパスワードを移行する方法は?

価格は月300円。
苦手なことを潰せると考えれば、そこまで費用対効果は悪くありません。

セール・クーポン情報

(セール期限:2023/05/28)

ソースネクスト公式

もっと細かい1Passwordの使い方については、こちらの記事からご確認ください。

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