週に1杯すら、今までコーヒーを飲んでいなかった僕。
デロンギのコーヒーメーカー「マグニフィカS(ECAM22112B)」を買ってから約2年間、ほぼ毎日コーヒーを飲むようになりました。
コスパも優秀でこれはかなりの大当たり。
マグニフィカSで飲むコーヒーが美味しかったのはもちろん。
全自動でメンテナンスも簡単、なおかつ意外と経済的なのでこのあたりを詳しくご紹介させてください。
とにかく全自動でコスパが良いデロンギ マグニフィカS
調べれば調べるほど、世の中には沢山あるコーヒーメーカー。
そもそもなぜ、デロンギのマグニフィカSが高評価で、どんな違いがあるのでしょうか?
実際に使ってみると納得で、具体的にはこのようにまとめられます。
- メンテナンスは最低限で、手軽に飲める
→ 日々のメンテナンスは3つだけ - 本体代は高いが、コーヒー豆が安いので長期的には経済的
→ 1年以上使えばカプセル式より安い
「コーヒーに興味があるけどインスタントにはハマらず、本格的なコーヒーを淹れるのは面倒」
そんな方にこそマグニフィカSは推奨したい。
僕みたいに面倒くさがりでケチな人間でも、毎日挽きたてのコーヒーが飲めます。
普段のお手入れは、水とコーヒー豆を入れるだけ
毎日使うものにとっては、やはり日々の簡単さが超重要になってきます。
「全自動」というのがマグニフィカSの魅力で、一般的なコーヒーメーカーとは少し異なります。
イメージをまとめたのが下記。
普段のお手入れを、もう少し具体的に考えてみます。
マグニフィカSは、メンテナンスが簡単すぎるのが最高。
日常的には、下記のメンテナンスさえしておけばOK。
- 水を補給する(約5〜8杯ごと)
- コーヒーカスを捨てる(約5〜8杯ごと)
- コーヒー豆を補給する(約20杯ごと)
水は本体右側のタンクに入っています。
もちろんお湯を入れる必要もなく、水道水を入れればOK。
毎日飲むなら、頻度は週1くらい。
抽出口あたりにはカス受けがあって、引き出しのような構造。
これをゴミ箱にポイ。
こちらも頻度は週1くらい。
コーヒー豆は、本体上に250gほど入ります。
ドサッと入るので、補給は月1,2回と最小限。
これらさえメンテンスしておけば、毎日コーヒーが飲めてしまいます。
コーヒー豆の量を測る必要もなければ、紙フィルターもいらず。
お湯を沸かす必要すらありません。
コーヒー豆は1杯分が約15円で実はコスパが良い
「コーヒーが美味しいにしたって、5万円以上するコーヒーメーカーって高くね!?」
これが僕の、マグニフィカSに対する印象でした。
なのですが、ランニングコストは実は安く、これも考慮するとコスパも悪くありません。
実際コーヒー豆を調べてみると分かりますが、結構安く手に入ります。
評価の高いものでも、2kg(約200杯分)で3千円前後。
カプセル式のコーヒーメーカーや、コンビニを使った場合とも価格を比較します。
- デロンギ マグニフィカS
→ 約15円/杯 - カプセル式コーヒーメーカー
→ 約70円/杯 - コンビニで購入するコーヒー
→ 約100円/杯
つまり、高頻度でコーヒーを飲むなら、本体代が高くても長期的にはお得。
例えば、1日平均で2杯飲むと考えます。
これを計算すると、1年ちょっとで本体代の元が取れます。
15ヶ月目移行は、コーヒー豆代だけということです。
半分の量(1日に1杯)だとすると、倍の2年ほどという計算です。
このグラフは、デロンギの公式サイトで作成できるので参考にしてください。
デロンギ マグニフィカSの使い方
ここまでは、「安く美味しいコーヒーが飲める。しかもメンテナンス簡単」というような内容でした。
マグニフィカSは、全自動コーヒーメーカーというだけあって、コーヒーを淹れるのも超簡単。
さらに機能も豊富で、今回は下記の内容をご紹介したい。
- コーヒーを飲むまでのルーティン
- カップを置いて電源オン
- ボタンひとつで抽出
- カップを置いて電源オン
- コーヒーのカスタマイズ項目も充実
- ドリップのような「カフェ・ジャポーネ」機能搭載
- エスプレッソをベースに、アイスコーヒーやカフェラテも作れる
ちなみに、デロンギとえば「エスプレッソ」に特化したイタリアのブランドです。
ですがマグニフィカSは、日本人向けにドリップコーヒーも楽しめる機能も搭載。
日本人にも親しみやすく設計されているモデルです。
コーヒーを飲むまでのルーティン
少し細かい話ですが、普段コーヒーを淹れるまでのルーティンもご紹介したい所存。
これが簡単なので毎日でも飲めてしまいます。
まずは、マギにフィカSにカップを置いて、電源をオン。
すると内部洗浄したお湯が、カップに入ります。
時間にして1分ほど。
いつも朝飲む時などは、その間トイレに行ったりしてます。
カップに入ったお湯は捨てておきます。
これだけで、コーヒーを抽出する準備ができました。
4種類のボタンで、好みのコーヒーを選べます。
ボタン別の種類と飲めるコーヒーは、下記の通り。
2杯まとめて淹れることもできます
- エスプレッソ×1杯 → 写真①のボタン
(水多めでアメリカン×1杯) - エスプレッソ×2杯 → 写真②のボタン
(水多めでアメリカン×2杯) - ドリップ×1杯 → 写真③のボタン
- ドリップ×2杯 → 写真④のボタン
左側の2つが「エスプレッソ」ボタン。
エスプレッソの水を少なめに設定しておくことで、アイスコーヒーやカフェラテ等のミルクメニューが作れます。
詳しいメニューは後述します。
コーヒーを飲んだら、抽出口の下に再度カップを置いておきましょう。
電源オンの状態が2時間続くと、自動的に電源がオフになる仕様です。
この間であれば、内部洗浄を挟まずにコーヒーが飲めます。
抽出したコーヒーは、保温できるマグカップに入れて外に入れるのがマイ・ルーティン。
外でKindleを読みながらコーヒーを飲むのが至高。
ちなみに、粉末タイプのコーヒー(豆ではなく)を使って、コーヒーを飲むこともできます。
ただし、都度コーヒー粉を入れる必要もあるため非推奨。
コーヒーのカスタマイズ項目も充実
毎日のように飲んでいると、好みの味がわかってきます。
コーヒーをカスタマイズしながら、色々な種類のコーヒー豆を楽しむのが楽しい。
マグニフィカSでは、下記の項目でカスタマイズが可能。
- コーヒー豆を挽く細かさ
- 細かいと → 濃く苦くなって、キリッとしたアイスコーヒー向き
- 粗いと → 苦味抑えめで酸味が出て、サッパリしたアメリカン向き
- コーヒー豆の量
- 水の量
コーヒー豆の投入口には、豆を挽く粗さを調節するダイヤルが搭載。
コーヒーの飲み方によって調節します。
また、全面のダイヤルを回すことで、コーヒー豆の量を調節できます。
最後に、水の量のカスタマイズも用意されています。
ダイヤルの左側にある「エスプレッソボタン」を長押しで、調整ができます。
一度調整した量は記憶できる仕様。
ドリップのような「カフェ・ジャポーネ」機能搭載
マグニフィカSでは、「カフェジャポーネ」という飲み方が
いわゆるハンドドリップで淹れたコーヒーに近い飲み方です。
図を見ると分かりますが、浸透と蒸らしを繰り返して、旨味が引き立つような淹れ方です。
そう「藤岡弘、がポタポタお湯を垂らすヤツ」です。
僕はこの「カフェジャポーネ」がかなりお気に入り。
エスプレッソをベースに、アイスコーヒーやカフェラテも作れる
デロンギといえばイタリアのブランドで、「エスプレッソ」という抽出方法が有名。
イタリア人はこれを、クイっと飲むらしい。
お酒で言えばショットで、お湯の量も量も少なく濃いのが特徴。
エスプレッソに馴染みの無い方は多いかもしれません。
ですが、エスプレッソをベースにしたコーヒーの飲み方は沢山あります。
有名な一例だけを挙げても、これくらいあります。
- アメリカン(ドリップよりサッパリめ)
- 「エスプレッソ」ボタンで、お湯を多めに設定
- アイスコーヒー
- 「エスプレッソ」ボタン+氷
- カフェラテ(アイス・ホット)
- 「エスプレッソ」ボタン+ミルク(+氷)
例えば、氷の入ったコップを用意しておけば
アイスコーヒーになります。
本体には、ミルクを泡立てるスチーマーも付いています。
これをエスプレッソにかければ、カフェラテになります。
という風に、カスタマイズ項目はかなり多い。
ただしマグニフィカS購入時に「簡単ガイド」が同封されていて、これを見ながら慣れればOK。
美味しかったデロンギ マグニフィカS用のコーヒー豆
デロンギのマグニフィカSを買ってからというものの、コーヒーの違いが分かるようになってきました。
KALDIに行って選ぶのも楽しいですが、普段はAmazonでコーヒー豆を買っています。
中で美味しかった3種類を簡単にご紹介。
- 澤井珈琲
- マイルドでコクがある
- 中くらいに挽いて、「ドリップ」で飲むと美味い
- ドリップコーヒーファクトリー
- 苦みとコクがある
- 細かめに挽いて、「アイスコーヒー」や「カフェラテ」で飲むと美味い
- 加藤珈琲店
- 苦味もありながら酸味もある
- 中くらいに挽いて、「アメリカン」で飲むと美味い
初めてコーヒー豆を買う方には、こちらがおすすめ。
2種セットですが、どちらもマイルドで飲みやすいかと。
好みのコーヒーが分からなかった僕の道しるべでした。
Amazon定期便の対象なので、いつも天然水や洗剤など生活必需品と合わせて買っています。
うまく使えば最大5〜15%オフなので、詳しくは下記を参照。
ビターで酸味も感じられるコーヒーがお好みなら、ドリップコーヒーファクトリーを推奨。
我が家では、夏場にこいつを注文するのが恒例となっています。
細かめに挽くと、アイスコーヒーやカフェラテがキリッと苦く相性が良い。
もう少し酸味のあるコーヒー豆が好みな方は、加藤珈琲店のコーヒー豆を推奨。
水の分量を少し多めにして、アメリカンで飲むのが好み。
まとめ:【他との違いは?】デロンギのマグニフィカSでコーヒーにハマった
これまでご紹介してきた内容は、下記の通り。
- マグニフィカSの特徴
- メンテナンスは最低限で、手軽に飲める
- 本体代は高いが、コーヒー豆が安いので長期的には経済的
- マグニフィカSの使い方
- コーヒーを飲むまでのルーティン
- コーヒーのカスタマイズ項目も充実
- ドリップのような「カフェ・ジャポーネ」機能搭載
- エスプレッソをベースに、アイスコーヒーやカフェラテも作れる
本体の価格は高いですが、十分その価値がある買い物でした。
コーヒーという趣味が数万円でできた、というだけで大満足。
こんなにコーヒーにハマるとは・・・
コーヒー豆は、Amazon定期便で購入しています。
無難なのは澤井珈琲。
コメント