工事不要ですぐに生活改善できるタンク式の食洗機。
3万円ほどで家事がひとつ無くなってしまうという、かなり優秀なアイテムです。
分岐水栓いらずのタンク式食洗機を導入するメリット・デメリットから、比較すべきポイントを6つに絞っておすすめの食洗機をご紹介します。
6つのポイントから、タンク式食洗機10種類を比較していきましょう。
使用される予定の環境を含めて、参考になる内容になればと思います。
タンク式食洗機もどんどん増えていて、どれを買えばいいのかよく分からない方の参考になればと思います。
【比較】タンク式食洗機は、細かなところで特徴がある
どのような環境で使用するかは人それぞれなので、おすすめのタンク式食洗機も人それぞれです。
例えばタンク式食洗機を少し高めの場所に設置するなら、食洗機の下の方から給水できると水を入れるのが簡単ですよね。
給水する位置のように、たくさん発売されているタンク式食洗機を選ぶ際の比較ポイントを6つ用意しました。
買ってから後悔することのないように、使用環境をイメージしていただきながら選んでいただくと間違いないと思います。
まずはタンク式食洗機のメリット・デメリットを改めてご紹介します。
そもそも選ぶべき食洗機はタンク式食洗機で間違いないのか、そこから考えてみましょう。
メリット・デメリットをお読み頂いてからのほうが、比較するポイントのイメージがつきやすいとは思います。
一足先に比較する10種類のタンク式食洗機を挙げると、下記の通りです。
- サンコー ラクア STTDWADW
→ 高性能でなおかつ安い、コスパも良い安定の食洗機 - サンコー ラクアmini TK-MDW22W
→ 安くてコンパクト、けれど小さすぎて後悔しそう - シロカ SS-M151
→ シロカのエントリーもモデル、安いのにタイマー機能付き - シロカ SS-MA251
→ 収納力とタイマー・オートオープン機能は優秀、けれど高い - シロカ SS-MU251
→ 収納力とタイマー・UV除菌機能は優秀、けれど高い - アイリスオーヤマ ISHT-5000
→ ミニマルデザインで安い、けれど機能は普通 - アイリスオーヤマ KISHT-5000
→ タイマー機能搭載の最安モデル、他は普通 - 東芝 DWS-22A
→ UV除菌機能搭載の最安モデル、他は普通 - maxzen JDW03BS01
→ 本体下から給水できて価格は最安、他は普通 - COMFEE’ WQP6-3602K
→ 大容量と高機能を備えるアイデアマシン、少し高いけど容量は抜群
比較してみると案外大差無いと思われるかもしれませんが、実際そのとおりなんです。
ただしそれぞれに特徴がありますので、基本どれを買っても間違いはありませんが、後悔の無いよう選んでいただければと思います。
結果、我が家のタンク式食洗機はラクアにしました
結果なにを使っているんだというと、私はサンコーの食洗機ラクアを購入しました。
選んだ理由はざっくり下記の通りです。
- 二段構造で食器の入る量が多い
- 分岐水栓でも給水できる
- 強力洗浄なら最大75℃と温度が高め
- ライトで中身が見えやすく洗浄ムラに気付きやすい
タンク式食洗機の一度に洗える食器量があまり多くないのは確かですが、二人暮しならこれでも十分に快適でした。
二段構造になっているので、お箸やカラトリーといった細々としたものをドサッと入れられるのも魅力。
ラクアは使い勝手も良く、設計もよく考えられています。
詳しい使用レビューはこちらでも詳しく書いています。
私自身は引っ越しも少なくないので、分岐水栓工事をしてしまうか?さっさとタンク式食洗機を買うか?で悩んでいました。
いざタンク式食洗機を使い始めてみると、実際には給水もそこまで面倒でなく、悩んでいるくらいなら早くタンク式食洗機を買うべきだったなぁと思うほどでした。
給水の面倒くささよりも、お皿を洗わなくていいという便利さが圧倒的に勝りました。
それくらい家事がひとつ無くなる、というのは一気に生活が便利になるわけです。
比較する前に、そもそもタンク式食洗機のメリット・デメリットは?
そもそも買うべき食洗機は、タンク式食洗機で合ってる?と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
まずはそこから考えてみましょう。
先にざっくり見てみると、タンク式食洗機にはそれぞれこのようなメリット・デメリットがあります。
- デメリット
水を汲むのが面倒
サイズは1~2人向けと小さめ
乾燥機能はあまり強くない - メリット
工事不要で使えて、引っ越しにも強い
本体価格が安い
設置場所を選ばない - 食洗機全般のメリット
調理器具を使うことに躊躇しなくなった
時間の節約になる
工事費用も含めると、タンク式食洗機以外の価格は倍以上になると思いますので、このあたりはお財布と相談ですね。
もっと詳しく見てみたいという方は、こちらからどうぞ。
タンク式食洗機の他には、水道から給水する据え置き型・ビルトイン型もあります。
タンク式食洗機以外ともざっくり比較した内容は下記の通りで、どれも一長一短ということが分かるでしょうか。
タンク式食洗機 | 据え置き型(自動給水) | ビルトイン型 | |
---|---|---|---|
給水の簡単さ | × | ○ | ○ |
サイズ | △ | △〜 | △〜◎ |
乾燥機能 | △ | △ | △〜 |
設置(工事)の簡単さ | ◎ | △ | × |
本体価格 | 約3万円〜 | 約7万円〜 | 約10万円〜 |
備考情報 | タンク式と自動給水の両方が使えるものもある | サイズは据え置き型と同様のものから大きいものまで | 台所に取り付けるには大掛かりな設置工事が必要 |
※タンク式食洗機も厳密に言えば据え置き型ですが、ここで挙げる据え置き型はタンク式食洗機を除くものとお考えください
タンク式食洗機のメリット
洗うたびに給水しなければいけなくて面倒、といったようにデメリットばかり考えてしまいがちなタンク式食洗機。
しかし実際にはどれも一長一短で、タンク式食洗機のメリットばかりを教示できる方も多いはずです。
タンク式食洗機のメリットは、ざっくりこちらの通り。
もうご存知かもしれませんが、改めてどうぞ。
- 工事不要ですぐに使えて、引っ越しにも強い
- 本体価格が安い
- 設置場所を選ばない
- 高温洗浄・洗剤も使えば洗浄力は手洗いの比じゃない
賃貸に住んでいると、どうしても億劫になってしまうのが分岐水栓工事。
我が家の分岐水栓工事は見積もりしてみたところ3万円ほどで、タンク式食洗機を買ったほうが安いという悲しい結果で、現時点で断念しています。
引っ越しする時には原状回復が必要ですし、引っ越し先でも分岐水栓工事が必要で考えれば考えるほど面倒になる。
後述しますが、タンク式食洗機ながら分岐水栓で自動給水できるモデルもあるので、そちらを買ってしまって気が向いたら分岐水栓工事をするっていうのもアリです。
分岐水栓で自動給水できるモデルの価格は、工事費用を含めると3倍ほどが相場じゃないでしょうか。
後先のことを考えるとそれでもお得かもしれませんが、初期投資としては少し高めですよね。
また、タンク式食洗機は設置する場所を選ばないのも特徴です。
手動で水を汲むので水道とつなげる必要が無いのはもちろんのこと、バケツで排水すればコンセントさえ届く場所ならどこにでも置けます。
家が狭くて食洗機なんか置く場所が無い!という方でも、シンク横と言わすにラック等を用意すれば、そこに置いて置くことも可能です。
食洗機というとキッチンのシンク横に置くものというイメージですが、設置場所を選ばないタンク式食洗機ならそんな必要もありません。
また、これから食洗機を導入しようとしている方からしたら、洗いムラも気になるかもしれません。
しかしながら使ってみると食洗機のパワーは中々に強力で、具体的なその理由としてはこのようなものが挙げられます。
- パワフルな高温洗浄
→ 最高75℃のすすぎで油汚れもサッパリ落ちる - パワフルな洗剤
→ 手荒れしやすい弱アルカリ性の洗剤も使いやすい
手洗いは20〜30℃ですが、豚・牛の脂が溶ける温度は40〜50℃と言われています。
これを超える60℃以上の温度が食洗機なら可能という訳です。
タンク式食洗機のデメリット
安価に手に入れられるだけに、タンク式食洗機の全てが完璧なのかというとそんなこともないのが現状です。
個人的にはこれでも十分と考えている訳ではありますが、気になる方が全くいないとも言い切れません。
- 水を汲むのが面倒
- サイズは1~2人向けと小さめ
- 乾燥機能はあまり強くない
水を汲む必要があるのはもちろんですが、タンク式食洗機は全体的にサイズが小さめなものが多いです。
直径28cmほどであればフライパンも入りますが、フライパンを入れると他のものがたくさんは入らないという事態が起きてしまいます。
我が家では23cmほどの小さめフライパンや鍋を使っていて、取っ手も取れるタイプを使っていれば日常使いするにも問題無い程度という印象ではあります。
特に鍋やフライパンに関しては、なんでも入るとは中々言えないサイズなので、普段使っている調理器具を小さめにすることが場合によっては必要かもしれません。
二段構造になっているタイプのタンク式食洗機を買うなど、収納力については大きめのものを持っておくと後々後悔しません。
手洗いするのは面倒だけど定期的に洗いたいもの(トースターの受け皿や調味料入れなど)が物理的に入るだけでも、断然細かなところせ生活が楽になりますよ。
また、食洗機の乾燥能力についてはあまり期待しないほうがいいでしょう。
Amazon等にも同様のレビューが複数あったので覚悟はしていましたが、実際に使ってみてもその通りでした。
洗い終わったらすぐに扉を開けて乾燥させて対応しているので特に不満はありませんが、洗ってすぐに使いたいという方には少し不満かもしれません。
お風呂場をイメージすると分かりやすいですが、高温で乾燥させても湿気があるとどうしても乾きにくいですよね。
タンク式食洗機を問わず、食洗機は全体的にその傾向があるようです。
実際タンク式以外のタイプも見てみると、ビルトイン型の食洗機も洗い終わったら扉が自動で開くタイプも多い。
高温で乾燥させようとするのは電気代もかかってしまってコスパが悪い、というのが食洗機業界の流れなのでしょうか。
タンク式食洗機おすすめ10選を、6つのポイントで特徴を比較
今回比較するのは全部で10種類のタンク式食洗機です。
横長の表で恐縮ですが、全て一挙に比較するとこのような内容です。
モデル | ①食器の入る容量 | ②本体サイズ | ③分岐水栓での給水 | ④給水する位置 | ⑤最高洗浄温度 (洗浄機能) | ⑥中身が見える | 特徴 | 参考価格 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サンコー | ラクア STTDWADW | 3人分 (二段構造) | 41×44×41cm | ○ | 本体上 | 〜75℃ (上下囲み洗い) | ◎ ライト有り | 二段構造で収納力は抜群 | ¥29,800 |
ラクアmini TK-MDW22W | 1〜2人分 | 31×42×32cm | ✕ | 本体上 | 〜75℃ | ○ | コンパクトで選ぶならコレ | ¥19,800 | |
シロカ | SS-M151 | 3人分 | 42×44×44cm | ○ | 本体上 | 〜70℃ (上下囲み洗い) | ○ | タイマー機能 | ¥35,000 |
SS-MA251 | 3人分 (二段構造) | 42×47×44cm | ○ | 本体上 | 〜75℃ (上下囲み洗い) | ○ | タイマー・オートオープン機能 | ¥59,800 | |
SS-MU251 | 3人分 (二段構造) | 42×47×44cm | ○ | 本体上 | 〜75℃ (UV除菌) | ○ | タイマー・UV除菌機能 | ¥52,800 | |
アイリスオーヤマ | ISHT-5000 | 3人分 | 42×44×45cm | ✕ | 本体上 | 〜70℃ (上下囲み洗い) | ✕ | ミニマルなデザイン | ¥29,800 |
KISHT-5000 | 3人分 | 42×44×45cm | ✕ | 本体上 | 〜70℃ (上下囲み洗い) | ○ | タイマー機能 | ¥32,400 | |
東芝 | DWS-22A | 3人分 | 42×44×44cm | ✕ | 本体上 | 〜75℃ (UV除菌) | ○ | 安心の東芝クオリティー | ¥35,200 |
maxzen | JDW03BS01 | 3人分 | 45×41×49mm | ○ | 本体下 | 〜70℃ | ○ | 本体下から給水が可能 | ¥26,800 |
COMFEE’ | WQP6-3602K | 5人分 | 54×55×44cm | ○ | バケツで給水 | 〜75℃ (UV除菌) | ✕ | タイマー機能・組み上げて給水 | ¥39,800 |
※本体サイズは幅×高さ×奥行きで表示
※価格は2022年11月現在の公式サイト価格
今回は6つのポイントで比較しますが、それぞれおすすめの機能がありますので合わせてご紹介させてください。
ポイントごとのおすすめと、それをおすすめする理由は次の内容です。
- ポイント①:食器の入る容量
→ お箸やカラトリー、調理器具をたくさん入れられる二段構造のものがおすすめ
→ フライパン・鍋・炊飯器の内釜も入る3人分以上の容量がおすすめ - ポイント②:本体サイズ
→ あまり小さいと容量も小さいので、大きめのものをラック等に置くのがおすすめ - ポイント③:分岐水栓での給水
→ タンク式以外だけでなく分岐水栓でも使えると、給水が面倒になったときも買い替えに必要ナシ - ポイント④:給水する位置
→ 本体上が主流ですが、それ以外もあるので置く場所によって選びましょう - ポイント⑤:最高洗浄温度
→ 表記よりも温度が低いこともあるらしいので、汚れを溶かしやすい75℃のタイプがおすすめ
→ 汚れ落としのムラが少ない上下囲み洗いや、赤ちゃんにも優しいUV除菌タイプがおすすめ - ポイント⑥:中身が見える
→ 洗い物が引っ掛かって実際には洗浄ノズルが回っていない(洗浄できていない)こともあるので中身が見えるタイプがおすすめ
それぞれのモデルごとに特徴があるので、個別に見ていきましょう。
1:サンコー ラクア STTDWADW → 高性能でなおかつ安い、コスパも良い安定の食洗機
せっかっく買うなら少し大きめのものを買いたいけど、あまり高いものは買いたくない。
という方におすすめなのが、サンコーのラクア(STTDWADW)です。
悩みに悩んで私が買ったのもラクアで、欲しいポイントをキッチリ押さえてなおかつ安く大満足でした。
始めから大本命ですが、ラクアの便利なポイントをまとめるとこういった内容となります。
- ①食器の入る容量:3人分(二段構造)でお箸やカラトリー、調理器具もドサッと入る
- ②本体サイズ:41×44×41cm
- ③分岐水栓での給水:○
- ⑤洗浄温度:〜75℃(上下囲み洗い)
- ⑥中身が見える:◎ライト有り
- 特徴:二段構造で収納力は抜群
- 価格(税込):¥29,800
洗浄かごにローラーが付いていて引き出しやすくなっていたりと、何かと細かな設計で使いやすいのが特徴。
引き出したかごは一定の位置で止まるようになっていたりと、芸が細かいサンコーさん。
他にも洗剤を入れるくぼみもあって、計量の必要がなかったりという日々をもっと快適にしてくれる食洗機でした。
また、洗浄能力もスプリンクラーのような洗浄ノズルは上下に2つ搭載していて、上下囲み囲み洗いで汚れを逃しません。
他の食洗機も上下に洗浄が付いているものもありますが、ラクアに搭載しているものは大ぶりのものなので噴射範囲も広めという印象。
もっと細かい使用感が気になる方には、こちらでもご紹介しています。
2:サンコー ラクアmini TK-MDW22W → 安くてコンパクト、けれど小さすぎて後悔しそう
意地でも小さめの食洗機をシンク横に置きたい。
という方におすすめなのが、サンコーのラクアmini(TK-MDW22W)です。
- ①食器の入る容量:1〜2人分
- ②本体サイズ:31×42×32cm
- ③分岐水栓での給水:×
- ④給水する位置:本体上
- ⑤洗浄温度:〜75℃
- ⑥中身が見える:○
- 特徴:コンパクトで選ぶならコレ
- 価格(税込):¥19,800
とにかくコンパクトで、食洗機を置くのを諦めていた方にも希望を与えるラクアmini。
容量はかなり小さめで、フライパンや鍋といった調理器具は小さいものでも入らないと考えておいた方がよさそうです。
このように、とにかくシンク横にコンパクトに置きたい方向けです。
個人的には大きめのサイズのものをおすすめしていて、置き場所に悩んでいる方にはラックといったものの導入を推奨しています。
タンク式食洗機のメリットは置き場所を選ばないことにあるので、小さいサイズのものを選ぶと洗浄の頻度も多くなりストレスだと思います。
また、大きめのサイズのものを購入することで、トースターの受け皿や調味料入れなど、たまにキチンと洗いたいものを洗えるのも魅力です。
ラクアminiとラクアはこちらでも比較しています。
気になる方は合わせてどうぞ。
3:シロカ SS-M151 → シロカのエントリーもモデル、安いのにタイマー機能付き
シロカのSS-M151は、タイマー機能は欲しいけど安めのモデルがいいという方におすすめです。
シロカの食洗機は、全てにタイマー機能が搭載しているのが特徴です。
- ①食器の入る容量:3人分
- ②本体サイズ:42×44×44cm
- ③分岐水栓での給水:○
- ④給水する位置:本体上
- ⑤洗浄温度:〜70℃(上下囲み洗い)
- ⑥中身が見える:○
- 特徴:タイマー機能
- 価格(税込):¥35,000
タイマーを使用すれば、夜中に運転させることで電気代の節約もできます。
洗浄が終わってすぐに扉を開けてモワッとした空気を開放させたいという方には、タイマー機能が良いかもしれません。
しかしどのモデルも洗浄後の換気は考えられていますので、洗浄後の湿気のこもりは過度に心配する必要もそこまで無い部分かと個人的には考えています。
4:シロカ SS-MA251 → 収納力とタイマー・オートオープン機能は優秀、けれど高い
洗浄終わりのモワッとした空気で雑菌が繁殖するんじゃないか、心配な方にはシロカのSS-MA251がピッタリです。
- ①食器の入る容量:3人分(二段構造)でお箸やカラトリー、調理器具もドサッと入る
- ②本体サイズ:42×47×44cm
- ③分岐水栓での給水:○
- ④給水する位置:本体上
- ⑤洗浄温度:〜75℃(上下囲み洗い)
- ⑥中身が見える:○
- 特徴:タイマー・オートオープン機能
- 価格(税込):¥59,800
洗浄が終わると自動で扉が開く、オートオープン機能が搭載しています。
ただし、価格は6万円近く少し高めですよね。
たしかに便利ではありますが、ラクアが2つ買えてしまうには少し手が出にくいアイテムかもしれません。
5:シロカ SS-MU251 → 収納力とタイマー・UV除菌機能は優秀、けれど高い
哺乳瓶など、赤ちゃんが口にするものはUV除菌ができると万全です。
タイマー機能とUV除菌が両方使えるタンク式食洗機なら、シロカのSS-MU251でしょう。
- ①食器の入る容量:3人分(二段構造)でお箸やカラトリー、調理器具もドサッと入る
- ②本体サイズ:42×47×44cm
- ③分岐水栓での給水:○
- ④給水する位置:本体上
- ⑤洗浄温度:〜75℃(UV除菌)
- ⑥中身が見える:○
- 特徴:タイマー・UV除菌機能
- 価格(税込):¥52,800
容量も大満足の二段構造で、身の回りのものをUV除菌するためにも大活躍できる食洗機です。
除菌専用モードなら、UVランプでの照射のみをおこなうことも可能です。
ただし、こちらも少し高めです。
赤ちゃんの安全をお金で買うには安いですが、大人のみの家庭には不向きかもしれません
6:アイリスオーヤマ ISHT-5000 → ミニマルデザインで安い、けれど機能は普通
とにかく生活感を出したくないという方には、アイリスオーヤマのISHT-5000がピッタリでしょう。
ボタンもシンプルな構成で、これだったら堂々と置けるという方もいらっしゃると思います。
- ①食器の入る容量:3人分
- ②本体サイズ:42×44×45cm
- ③分岐水栓での給水:×
- ④給水する位置:本体上
- ⑤洗浄温度:〜70℃(上下囲み洗い)
- ⑥中身が見える:×
- 特徴:ミニマルなデザイン
- 価格(税込):¥29,800
設計もよくできていますが、お箸やカラトリーは縦置きするしか置き場所が無いのは少し気を遣いそうですね。
中身が見えないと、せっかく洗っても洗浄ノズルがお箸に引っ掛かって洗えていなかった、みたいなこともあるので注意です。
私も1割くらいの確率で引っ掛かっているのをガラス越しに見つけるので、個人的には中身が見える方が使い勝手は良いかと思います。
7:アイリスオーヤマ KISHT-5000 → タイマー機能搭載の最安モデル、他は普通
タイマー機能が搭載している最安モデルを探している、という方にはアイリスオーヤマのKISHT-5000がおすすめ。
中身の見えないISHT-5000と比較しても、こちらはガラスで中身が見えるアイリスオーヤマの食洗機。
- ①食器の入る容量:3人分
- ②本体サイズ:42×44×45cm
- ③分岐水栓での給水:×
- ④給水する位置:本体上
- ⑤洗浄温度:〜70℃(上下囲み洗い)
- ⑥中身が見える:○
- 特徴:タイマー機能
- 価格(税込):¥32,400
タイマー機能アリで安い、それくらいしか推薦要素がないような気もします。
8:東芝 DWS-22A → UV除菌機能搭載の最安モデル、他は普通
UV除菌機能は欲しいけど価格は押さえたい、そう考えている方に合うのが東芝のDWS-22Aです。
ラクアと比較しても+5千円ほどと、UV除菌機能搭載モデルにしては最安のモデルになろうかと思います。
- ①食器の入る容量:3人分
- ②本体サイズ:42×44×44cm
- ③分岐水栓での給水:×
- ④給水する位置:本体上
- ⑤洗浄温度:〜75℃(UV除菌)
- ⑥中身が見える:○
- 特徴:UV除菌機能
- 価格(税込):¥35,200
他は普通で、食器の入る収納も1段だけなので万人にオススメできるモデルかというとそうは思いません。
9: maxzen JDW03BS01 → 本体下から給水できて価格は最安、他は普通
なんといっても本体したから給水できるのが、maxzenのJDW03BS01が持つ魅力。
少し高い位置に食洗機を設置したい方は、こちらのモデルがおすすめです。
- ①食器の入る容量:3人分
- ②本体サイズ:45×41×49mm
- ③分岐水栓での給水:○
- ④給水する位置:本体下
- ⑤洗浄温度:〜70℃
- ⑥中身が見える:○
- 特徴:本体下から給水が可能
- 価格(税込):¥26,800
他の特徴はというと大してありませんが、この食洗機で給水が少しでもラクになるという方は多いのでは。
注いだ水がこぼれにくいのも非常に実用的ですね。
個人的にはこのデザインは、ちょっと微妙な気もします。
10:COMFEE’ WQP6-3602K → 大容量と高機能を備えるアイデアマシン、少し高いけどこれもアリ
最後は変わりダネで、タンク式ではないけど分岐水栓工事不要のCOMFEE’のWQP6-3602K。
スタイリッシュなこの見た目とは裏腹に、機能とアイデアが詰まった食洗機です。
- ①食器の入る容量:5人分でたくさん溜めて一気に洗うこともできる
- ②本体サイズ:54×55×44cm
- ③分岐水栓での給水:○
- ④給水する位置:バケツで給水
- ⑤洗浄温度:〜75℃(UV除菌)
- ⑥中身が見える:×
- 特徴:タイマー機能・組み上げて給水
- 価格(税込):¥39,800
給水はバケツに入れた水を汲んでくれるので、重たい水を注ぎ入れる必要がありません。
業界初のタンクレスとのことで、確かにアイデア満載ですね。
他の食洗機もこうなって欲しいとすら思ってしまいます。
タンクレス構造のおかげで入る食器の容量も5人分とかなり大きめ。
レビューを見てみると、バケツに入る水と給水に必要な水が同じだったり、外から中身が見えない構造だったりするようです。
細かな部分やで見ると今ひとつかもしれませんが、価格に対しての容量はピカイチです。
おすすめ10選まとめ:ポイントの6つで比較するタンク式食洗機
これまでの内容をまとめると、下記の通りです。
- サンコー ラクア STTDWADW
→ 高性能でなおかつ安い、コスパも良い安定の食洗機 - サンコー ラクアmini TK-MDW22W
→ 安くてコンパクト、けれど小さすぎて後悔しそう - シロカ SS-M151
→ シロカのエントリーもモデル、安いのにタイマー機能付き - シロカ SS-MA251
→ 収納力とタイマー・オートオープン機能は優秀、けれど高い - シロカ SS-MU251
→ 収納力とタイマー・UV除菌機能は優秀、けれど高い - アイリスオーヤマ ISHT-5000
→ ミニマルデザインで安い、けれど機能は普通 - アイリスオーヤマ KISHT-5000
→ タイマー機能搭載の最安モデル、他は普通 - 東芝 DWS-22A
→ UV除菌機能搭載の最安モデル、他は普通 - maxzen JDW03BS01
→ 本体下から給水できて価格は最安、他は普通 - COMFEE’ WQP6-3602K
→ 大容量と高機能を備えるアイデアマシン、少し高いけど容量は抜群
細かな機能まで見るとキリがありませんが、総合的に評価が高かったのはサンコーのラクアかなという印象。
二段構造で3人分洗えて洗浄力も申し分なく、機能はそれほど多くありませんが使いやすくて実用的で、ラクアのコストパフォーマンスの良さは抜群でしょう。
また、夜間の洗浄をしたりと、タイマー機能が欲しい方にはシロカのSS-M151が安く買えるモデルです。
上手に使いこなせば、オートオープン機能を使わずに朝起きる時間に洗浄を終わらせたりすることも可能ですね。
他にも、UV除菌機能を搭載したモデルをお探しの方には東芝のDWS-22Aがピッタリでしょう。
赤ちゃんの使うものをたくさん入れたい場合には、シロカのSS-MU251が容量も大きくて便利です。
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