Nintendo Switchに使っていたJoy-ConとProコントローラー(プロコン)が、両方とも壊れてしまいました。
どちらもスティックが壊れて、何も操作しなくてもゲームが動く状態に…。
昔のコントローラーって、もっと丈夫じゃなかった!?
と思いながらネットで調べてみると、Switch純正のプロコンは壊れやすいという意見が一定数あるらしい。
結局のところ、ホリ(HORI)というメーカーの「ワイヤレスホリパッド for Nintendo Switch」というコントローラーを導入。
安くて軽くて丈夫、プロコン似のワイヤレスコントローラー
ワイヤレスホリパッドは、ホリという日本のメーカーがつくっているコントローラー。
見た目はというと、Nintendo SwitchのProコントローラー(プロコン)とほとんど同じ。
ですが実はこれ、任天堂ライセンス商品なんです。
中国製の怪しいコントローラーともまた違って、動作の安定性や遅延の短さは優秀。
プロコンに慣れていて、安定して使えるワイヤレスコントローラーを探している方ならこれで十分かと思います。
ゲームする分には全く問題を感じていないどころか、ワイヤレスホリパッドは安くて軽くて丈夫。
普通に優秀だという印象でした。
ワイヤレスホリパッド for Nintendo Switchをレビュー
少し深掘りして、「ワイヤレスホリパッド for Nintendo Switch」をレビューしていきます。
下記のポイントでレビューします。
- スペック・付属品
- スティックが少し軽い以外は、プロコンとほぼ同等
ちなみに、グレーを購入しています。
他カラーはブラックやグレー、マリオカラーやゼルダの伝説カラーもなりました。
ただし少し価格が割高です。
特にこだわりが無い方は、やはりブラック・グレーあたりが無難。
スペック・付属品
ワイヤレスホリパッドの付属品はかなりシンプルです。
まとめたものが下記。
- USB(USB-A to USB-C)ケーブル 約0.3m
- その他の説明書類
Nintendo Switchとの接続は、ワイヤレス接続が前提になっています。
だからか、コスト削減でケーブルはかなり短めですね。
ワイヤレスホリパッドには、プロコンと同様にUSB-C端子が搭載されています。
USB-Cケーブルで充電できる仕組み。
電源タップやPCと接続しても、充電ができます。
もちろん、Nintendo Switchと接続してもOK。
スティックが少し軽い以外は、プロコンとほぼ同等
ほとんどProコントローラーと同じようなワイヤレスホリパッド。
操作感の違いをまとめると、ざっくり下記の通り。
- スティックが少し軽い
- 本体が軽くて持つと少し違和感
スティックはほんの少しだけ軽めの印象。
プロコンって、全体的にずっしりめのコンセプトなんだと思います。
【比較】ワイヤレスホリパッド、ホリパッド、Proコントローラー(プロコン)の違いは?
他のホリ製コントローラーを含めて、もう少し深掘りして比較してみましょう。
他に迷っていたのが、同じくホリの「ホリパッド for Nintendo Switch」というコントローラー。
こちらは有線モデルですが、かなり安いのが嬉しいですね。
安いし充電が必要無いし、便利ならこれでいいじゃん、と思って購入したわけです。
プロコンを含めてNintendo Switch用のホリコントローラーを比較してみましょう。
ざっと要点をまとめたのが下記。
- 「プロコン」の特徴
バッテリー持続時間は最長
ジャイロ・HD振動・amiibo機能を搭載 - 「ワイヤレスホリパッド」の特徴
ジャイロ機能を搭載
プロコンより少し安い - 「ホリパッド(有線)」の特徴
十字キーと十字ボタンを付け替え可能
接続は有線のみ
連射(ホールド)機能を搭載
プロコンよりもっと安い
それぞれの特徴を、ざざっとまとめてみましょう。
Nintendo純正のProコントローラー(プロコン)は、少し高価ですが機能は必要十分。
とはいえ印象としては、少し壊れやすいように感じます。
そこで比較したのが、少し安くて少し軽い「ホリパッドワイヤレス for Nintendo Switch」。
ワイヤレスで使えるプロコンの代用品として、現状は最も無難な選択肢でしょう。
更に比較したのが、もっともっと安い「ホリパッド for Nintendo Switch」という流れ。
有線でしか使えませんが、連射コンとして使えたりと意外に高性能。
それぞれ、詳しく比較していきましょう。
コントローラーの形状
大まかな形はほとんど同じでした。
強いて言うなら、ワイヤレスホリパッドのコントローラーは、「ZL」と「ZR」ボタンのデカさが少し特徴的。
頻繁に使うボタンではありませんが、最初に握ってみて少し気になりました。
写真で比較してもこの通り。
ワイヤレスホリパッド(画像左)と、プロコン(画像右)の比較です。
ちなみにこちらは、ホリパッド(画像左)と、プロコン(画像右)の比較。
有線のホリパッドも、ボタンが反った形をしていて若干異なります。
例えるならPS4・PS5のコントローラーのように、指が引っ掛かりやすい構造。
プロコンの「ZL」「ZR」ボタンは小さすぎですよね。
また、「ホリパッド(有線)」のみの細かい特徴もあります。
ボタンのつけ外しができて、左下の十字キーが十字ボタンに変更可能。
このように、アダプターを付け外しができます。
アダプターは、コントローラーの背面にくっ付く構造。
その他細かい仕様について、一通りまとめたものが下記。
軽さはホリパッドのシリーズが圧倒しています。
プロコン | ワイヤレスホリパッド | ホリパッド(有線) | |
横×縦×厚さ | 約152mm×約106mm×約60mm | 約160mm×約110mm×約60mm | 約155mm×約110mm×約62.5mm |
重量 | 約246g | 約180g | 約170g (ケーブル除く) |
参考価格 | ¥7,678 | ¥6,980 | ¥3,278 |
有線・無線接続
有線・無線接続についても比較してみましょう。
表でまとめるとこのようになります。
唯一気になるのが、ワイヤレスホリパッドのバッテリー持続時間ですね。
僕が試したところ20時間ほどで、プロコンの半分程度でした。
ただし、PCやUSBアダプターに接続して充電しながらでも、Switchでゲームを遊べました。
思ったよりバッテリー持続時間は気になりませんでした。
- 無線対応モデル(プロコン・ワイヤレスホリパッド)
接続方法①:充電がある時は、無線で使う
接続方法②:充電が無い時は、USB充電しながら使う - 有線のみのモデル(ホリパッド)
接続方法:Nintendo Switchと有線で繋いで使う
無線のコントローラーの便利さに慣れすぎていると、少し有線のコントローラーは不便に感じてしまいました。2つ目のコントローラーとしては十分かもしれませんが。
ジャイロセンサー・振動・amiibo機能
遊ぶゲームによっては要確認なのが、これらの機能への対応状況。
- ジャイロセンサー機能
- HD振動機能
- amiibo機能
対応状況を表で比較すると、下記の通り。
特にジャイロセンサー機能は、スプラトゥーンシリーズやピクミンシリーズ等で重要視されています。
慣れればエイミングの方が強いからですね。
これらのゲームに力を入れたい方は、プロコンやワイヤレスホリパッドを選んでおきましょう。
連射(ホールド)機能
この中で「ホリパッド(有線)」だけは、連射(ホールド)機能が搭載されています。
価格は最も安いですが、地味に優秀ですね。
少し用途は限られているかもしれませんが、こういったゲームなら検討していいかもしれません。
- ポケモン SV(スカーレット・バイオレット)の金策(お金稼ぎ)
- モンハン ライズ・サンブレイクのボウガン使い
- FPSゲームでのタップ撃ち
Switch用のコントローラーとはいえ、PC・Macでのゲームにも使えます。
僕はMacユーザーですが、Steamを遊ぶのにも使っています。
YouTube版:Nintendo Switchのプロコンが壊れたらこれを買え! / HORI ワイヤレスホリパッド
まとめ:ワイヤレスホリパッドが無難
ワイヤレスホリパッドのレビューと、プロコン代用品の比較についてご紹介してきました。
各コントローラーの特徴について振り返ってみると、下記の通りでした。
無難なのはワイヤレスホリパッド、有線でいいならホリパッド(有線)の安さが魅力。
- 「プロコン」の特徴
バッテリー持続時間は最長
ジャイロ・HD振動・amiibo機能を搭載 - 「ワイヤレスホリパッド」の特徴
ジャイロ機能を搭載
プロコンより少し安い - 「ホリパッド(有線)」の特徴
十字キーと十字ボタンを付け替え可能
接続は有線のみ
連射(ホールド)機能を搭載
プロコンよりもっと安い
HD振動・amiibo機能が必須と考えている方は、やはりプロコンを選択することになります。
ジャイロ機能さえあれば十分、という方は少し安いワイヤレスホリパッドで十分。
個人的には、こちらが無難かと思っています。
有線でいいからもっと安く手に入れたい、という方は有線のホリパッドも良いと思います。
連射コンとしても使えますし、友達を呼んだ時用としては十分すぎるかと。
コメント