SwitchBotは、日々の生活を少しずつ改善してくれるスマート家電。
中でも「SwitchBot ロック Pro」は、ドアのロック(施錠・解錠)を自動化するガジェットです。
ドアロックの自動化は、たしかにちょっとしたストレスに過ぎません。
なのですが、いざそのストレスが無くなると、「かなり快適じゃん」ということに気付きました。
SwitchBot ロック Proで出来ること・使い方
そもそも、SwitchBot ロック Proでなにが出来るの!?
これがよく分からん部分だと思います。
まず最初に、「SwitchBot ロック Proで出来ること」や「便利な使い方」から見てみましょう。
- 施錠・解錠を手軽にする(初級編)
- ワンタッチで解錠
- オートロックで施錠
- スマートロック・音声コントロールで操作
- 指紋認証で解錠
- SwitchBotと組み合わせる(中級編〜)
- 他のSwitchBotを動かすキッカケに
もちろん、全て使う必要はありません。
僕自身はというと、こういった使い方が便利かと思っています。
- 出かけるとき
- ワンタッチで開ける(解錠)
- オートロックで閉める(施錠)
- 帰ってきたとき
- 指紋認証で開ける(解錠)
- オートロックで閉める(施錠)
サクッと分かるように、動画にもまとめてみました。
自分の生活スタイルに合った機能を選んで使いましょう。
何が言いたいかというと、
つまり、、、鍵を使わなくて良い!!最高!!!!
ちなみに、今まで使っていた鍵もそのまま使えます。
オートロックでの施錠
地味に最も便利なのは、オートロックでの施錠でした。
出かける時も、帰ってくる時も、振り返って鍵をかける必要はありません。
(ホテルでよくある、ドアが閉まったら自動で鍵も閉まるヤツ)
SwitchBotアプリからは、オートロックの細かい設定も可能。
例えばこんな感じで、かなり自由度は高め。
- オートロックのオン・オフ
- ドアが締まってから、鍵を閉めるまでの時間
- 解錠してから、オートロックまでの時間
(ドアに関係なく)
我が家の設定画面はこんな感じ。
「自動施錠」をオンにして、オートロックをオンにして使用中。
こうしておけば、少なくとも1分以上長く鍵が開けっ放しになりません。
ワンタッチで解錠
SwitchBot ロック Proで、クイックキーという丸いボタンで施錠・解錠が可能に。
これが新機能で、ふ〜ん程度に思っていたけど、これもかなり便利。
出かけるときには、全面ボタンのワンタッチで解錠して出かければOK。
その後は、ドアが締まればオートロックが作動。
カバンから鍵を探す必要もありません。
女性の服にはポケットが無い(ものが多い)らしく、これが僕の彼女にも大好評でした。
指紋認証で解錠
最も劇的に生活を変えてくれたのが、SwitchBot ロックProと指紋認証パッドの組み合わせ。
例えば帰宅時は、指紋認証パッドに指をかざすだけ。
これだけで、帰ってきた時の解錠が一気にスムーズになりました。
しかも取り付けは、両面テープをつけるだけで穴を開ける必要もありません。
ただし、指紋認証パッドは別売り。
単体で購入すると、1万円ほど。
SwitchBot ロック Proを持っていない方は、セットでもまとめ買いできます。
3千円ほど安くなります。
SwitchBot ロック Proの導入を考えている方は、もはや両方使わないと損だと思う。
それくらい、組み合わせると劇的に便利です。
その他スマートロック・音声コントロール・遠隔操作が可能
スマート家電なだけあって、AlexaやGoogle HOME、Siriでも操作できます。
いわゆるスマートロック・音声コントロールと言われる機能。
解錠方法をまとめると、ざっとこんな感じで多種多様。
スマホアプリ(ウィジェット操作も可)、Apple Watch、遠隔操作、音声操作、指紋認証、パスコード、NFCカード、NFCタグ、期間限定のパスワード/指紋認証、ワンタイムパスコード、鍵の共有、1ドア2ロック対応、リモートボタン操作
NFCカード(1枚付属)というのも便利。
ちびっこ・おじい・おばあはこれが無難かも。
ちなみに、スマートロック・音声操作・遠隔操作を使うには、「SwitchBotハブ」シリーズが必要。
けど、これはあまり使わないでしょう。
共有スペースでの使用にはいいかも。
鍵の共有もできたりと、事務所があったら採用したいガジェット。
応用編:帰宅合図になって、他のSwitchBotが動く
すでにSwitchBotを使っている方向けに、少しだけ応用編。
SwitchBot ロック Proを導入すると、これを帰宅・外出のトリガーとして使用可能。
オートメーションとして組み込めば、予め作成したシーンを起動できます。
例えば、こんな例のオートメーションが考えられます。
- 帰宅した(SwitchBot ロック Proが解錠した)
- リビングのライトをオン
- エアコンをオン
- ロボット掃除機を充電ステーションに戻す
- 外出した(SwitchBot ロック Proが施錠した)
- リビングのライトをオフ
- エアコンをオフ
- ロボット掃除機をオン
ひとつの例ですが、これだけ設定すればかなり快適になります。
SwitchBotアプリからポチポチ作成できます。
SwitchBotは、動作(ソース)を組み合わせて、自動化(シーン)していきます
こちらの記事では基本的な使い方をまとめていますので、合わせて参考にしてみてください。
SwitchBot ロックProの取り付け
SwitchBot ロックProは、取り付けも簡単。
手順はざっくり下記。
- 取り付け手順
- ドアに合わせてアタッチメントを調整
- 両面テープでドアに取り付け
- ちなみに
- ロックが2つあるドア(ツインロック)にも対応
- 「SwitchBot ロックPro」と「SwitchBot ロック」の違い
ドアに合わせてアタッチメントを調整
新しく発売されたSwitchBot ロックProは、調整箇所が多くてあらゆるドアに対応しています。
我が家のツマミは、上下のボタンっぽいものをつまみながらひねって開けるタイプ。
なんとSwitchBot ロックProは、これにも対応していて神。
取り付けできるドアかどうかは、SwitchBot公式サイトでも紹介されています。
3ステップでサクッと確認できます。
まずはSwitchBot ロックPro本体を設置する前に、アタッチメントでツマミを固定。
ネジを回して、ツマミをしっかり固定します。
このパーツが回転してロックを動かすので、中心になるよう設置が必要。
両面テープでドアに取り付け
ツマミを固定したら、SwitchBot ロックProを固定していきます。
両面テープを使うので、もちろん穴を開ける必要もなし。
取り付ける前に、ドアロックに合わせて、SwitchBot ロックPro本体の高さを調整します。
守備範囲はかなり広く設計されています。
自宅のドアに近い高さに、ネジで固定します。
緊張の貼り付け。
3Mの両面テープが馴染むように、48時間は付属の青テープで固定しておきます。
設置ができたら、あとはSwitchBotアプリで登録するだけ。
初期設定は、ガイドに沿って進めればOK。
ロックが2つあるドア(ツインロック)にも対応
もちろん、ツインロックと言われているドアにも対応しています。
SwitchBotアプリにある「ツインロックモード」から設定しましょう。
「SwitchBot ロックPro」と「SwitchBot ロック」の違い
ちなみに「SwitchBot ロック」は、「SwitchBot ロックPro」の進化版。
大きな違いをまとめると下記。
実用的に進化していて、今更旧モデルを買うのはビミョウでしょう。
SwitchBot ロックPro | SwitchBot ロック | |
---|---|---|
ドアロックの調整範囲 | ◯ | △ |
ワンタッチでの施錠・解錠 | ◯ | ✕ |
電池 | 単3電池×4 | CR123A×2 |
バッテリー寿命 | 〜9ヶ月 | 〜6ヶ月 |
素材 | アルミニウム合金 | プラスチック |
2021年に発売された旧SwitchBot ロックは、調整幅の狭さが弱点でしょう。
用意された3種類のアタッチメントから選ぶしかありません。
他にも、ワンタッチの操作ができなかったり、意味分からない電池しか使えなかったりと色々残念。
CR123Aはカメラ用の電池で、高いし充電池も無くて取り回しが面倒すぎ。
SwitchBot ロックProの進化がかなりデカい。
ただし、最初に買うSwitchBotとしては高い
これまでの内容では、SwitchBot ロック Proについてご紹介してきました。
ここまで読んでいただき恐縮ですが、初めてのSwitchBotとしては微妙かも。
もっとコスパが良いものを導入してから、追加で揃えておくのがおすすめ。
最初に買うなら、SwitchBot ハブ2が無難におすすめ
初めてのSwitchBotとして最もおすすめなのが、SwitchBot ハブ2というガジェット。
一言でいうと、リモコン操作を自動化してくれるSwitchBotです。
「SwitchBot ハブ2」という機種が最新。
レビュー記事はこちらから。
自分にあったSwitchBotを使いこなせれば超快適
SwitchBotシリーズは、ドアのロックやリモコン以外にも、様々なものの自動化できます。
実際に使ってみて、特に便利だったのが下記。
それぞれ役割が違うので、生活スタイルにあったものを選びましょう。
- SwitchBot ボット
- 物理スイッチのオン・オフを自動化
- SwitchBot プラグミニ
- 電源プラグのオン・オフを自動化
- SwitchBot カーテン
- カーテンの開閉を自動化
完成形がイメージしにくい方は、こちらの記事も参照してみてください。
まとめ:SwitchBot ロック Proが、かなり万能になっていた
これまでの内容を振り返るとこんな感じ。
- 施錠・解錠を手軽にする(初級編)
- ワンタッチで解錠
- オートロックで施錠
- スマートロック・音声コントロールで操作
- 指紋認証で解錠
- SwitchBotと組み合わせる(中級編〜)
- 他のSwitchBotを動かすキッカケに
SwitchBot ロック Pro単体ではもちろん。
SwitchBotと組み合わせて使うと、より効果を発揮するスマートロックデバイスでした。
指紋認証パッドはマストだと思う。
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