YouTubeやNetflixの高画質が当たり前になって、DVDの画質に耐えきれなくなってしまった筆者。
というのもDVDの画質は、ほとんどが480pでかなり時代錯誤。
一方のBlu-rayはというと1080pで、480pの6倍も画質が良いHD画質です。
ですが、MacでBlu-rayを再生するのって難しくない?
そう思っていましたが、思いのほか簡単でした。
中でも難しそうに感じるのがBlu-rayドライブで、無数にあるため選び方も難しい気がします。
Blu-rayドライブの選び方、おすすめのBlu-rayドライブ、そして他に必要な再生ソフト等についてまとめました。
Mac向けBlu-rayドライブの間違いない選び方は?
早速ですが、Mac向けBlu-rayドライブの選び方について確認していきます。
まとめたのが下記。
- Blu-ray再生ソフトが付属するものを選ぶべき?
→ 最新のmacOSに対応しているものはほぼ無い - 接続端子はUSB-C端子を選ぶべき?
→ USB-C端子はほぼ無いので、USB-Aのものが無難
→ 変換アダプタが無ければ、USB-C端子のものもアリ - 結論:安くてMac対応のBUFFALO製でOK
ちゃんと読むのが面倒な方向けに完結にまとめると、Blu-rayドライブは安いものを買えばOK、という内容です。
現に僕も色々と調べた挙げ句、安さだけでBUFFALO製のBlu-rayドライブを購入しました。
(使っているBlu-ray再生ソフトは、選び方①でご紹介)
ちなみにAmazonでは、新モデル(BRXL-PUV6U3-BK)・旧モデル(BRXL-PTV6U3-BK)とありますが、大した違いはありません。
毎年違う品番で発売して、性能は殆ど変えず値上げするビジネスは辞めて欲しい。
安いものならOK、と考えるに至った内容を深掘りしていきますので、気になる部分だけでもご覧いただければ幸いです。
選び方①:Blu-ray再生ソフトが付属するか?
MacユーザーでBlu-rayドライブの購入を考えていて、一番はじめに考えるのがBlu-ray再生ソフトが付属するか?だと思います。
というのもMacに付属している「DVDプレイヤー.app」というアプリは、Blu-ray非対応です。
つまりBlu-rayドライブを購入しただけでは、Blu-rayを再生できません。
理想としては、Mac対応のBlu-ray再生ソフトが付属するBlu-rayドライブを選びたいところ。
ですが、調べれば調べるほど、Mac対応のBlu-rayソフトは少ないことが分かってきます。
もう少し正確にいうと、こういった状況。
- 付属するものは、Windowsのみ対応のBlu-rayソフトがほとんど
- Mac OSのサポートが続くかどうかも不透明
- Blu-ray再生ソフトが付属したとしても、Blu-rayドライブの価格が割高
- そもそも、無料のBlu-rayプレイヤーが普通に優秀
ほとんどのBlu-rayドライブには、Mac対応のBlu-ray再生ソフトが付属していません。
下記は一例ですが、Windows専用と書かれています。
まとめると、Blu-ray再生ソフトは、付属しなくてOK。
というのもネットには、無料のものもゴロゴロ転がっているからですね。
中でもおすすめしたいのが、Leawoというブランドの「Leawo Blu-ray Player Mac」というソフトです。
基本は無料のアプリで、僕は特にストレスを感じませんでした。
無数にあるわけですが、無料で広告が一番目立たないのがコレでした。
有料版・無料版の違いはというと、映像を一時停止時の広告の有無のみ(2023年6月現在)。
実際に一時停止した画面が下記。
これだけの違いしかありません。
何度か試した範囲だと、Leawo(再生アプリのブランド)の広告だけが表示されていました。
アダルト系の広告は出なかったので友人の前でも使えると思います。
「Leawo Blu-ray Player Mac」で不便なことといえば、早送り動作・巻き戻しの動作が少しモッサリしている印象。
まぁ、通しで再生する分には気にならない範囲でしたが。
選び方②:接続端子の種類(USB-A?USB-C?)
MacBookユーザーなら特に気になるのが、接続端子の種類だと思います。
USB-CならMacBookに用意されていますが、USB-Aなら変換ハブ等が必要。
一覧になっている画像を拝借したものが下記。
探してみると、ほとんどのBlu-rayドライブがUSB-A端子です。
USB変換ハブを持っていない方なら、I-O DATA(アイ・オー・データ)製のBlu-rayドライブが優秀かもしれません。
なんとこちらは、USB-A→USB-C変換アダプターが付属しています。
僕の場合は、ずっと使っているUSB変換ハブを持っていたので選ばず。
それと評価の低いレビューが散見されたので、価格と安定をとってBUFFALOを選んだという感じでした。
選び方③:価格の安さ
これまでの選び方①(Blu-ray再生ソフトの付属)・②(接続端子の種類)は、大部分を諦めることとなりました。
その代わりとして、価格の安いBlu-rayドライブも選択肢に入ってきます。
つまり、Mac向けのBlu-rayドライブは、安さで選んでしまってOKというのが結論。
具体的に僕が購入したのは、BUFFALO製のBlu-rayドライブ(BRXL-PUV6U3-BK)。
調べていた時は、前述のI-O DATAより安かったのでこちらを購入。
ちなみにAmazonでは、新モデル(BRXL-PUV6U3-BK)・旧モデル(BRXL-PTV6U3-BK)とありますが、その時に安い方を買えばOK。
大した違いはありません。
毎年違う品番で発売して、性能は殆ど変えず再生ソフトあたりで値上げするビジネスは辞めて欲しい。
怪しいブランドも多いですが、Amazonを見ていると低評価がよく見つかります。
BUFFALOやI-O DATAなど、有名どころの製品を買うのがおすすめ。
MacでBlu-rayを再生するのに必要なもの
MacでBlu-rayを再生するには、他にどういったものが必要なのでしょうか?
基本的には、これら3つのものが必要と考えておきましょう。
まとめたものが下記。
- Blu-rayドライブ
- USB変換アダプタ
- Mac対応のBlu-ray再生プレイヤー
今回はそのうちでも、1のBlu-rayドライブについて詳しくご紹介しました。
他の必要なものに関しては、別の記事で詳しくまとめています。
まだ持っていないものがあれば、合わせてこちらも参照ください。
MacでBlu-rayを再生するために、必要なものについてまとめています。
Blu-rayのリッピング・コピーに関するMacユーザー向けの記事です。
どこまでは合法で、どこからが違法なのか等もまとめています。
本記事でご紹介しているBlu-ray関連アプリが、セール実施対象となっていました。
詳しくは、キャンペーンのページをご覧ください。
セールの対象だったアプリは、下記の通りです。
- 「Leawo Blu-ray コピー(永久版)」 → 40%オフ
(Blu-rayをISOファイルにコピーするアプリ) - 「Leawo Blu-ray変換(永久版)」 → 40%オフ
(Blu-rayをMP4・MOVファイルに変換するアプリ) - 「Leawo Blu-ray Player プレミアム版(永久版)」 → 50%オフ
(広告なしのBlu-ray再生アプリ)
安さだけで選んだBUFFALOのBlu-rayドライブが普通に良い
で、価格だけで購入したののがBUFFALOの「BRXL-PUV6U3-BK」というモデル。
もちろんMacにも対応していて、特に不満なく使えています。
※前述の通り新モデル(BRXL-PUV6U3-BK)と旧モデル(BRXL-PTV6U3-BK)は大した機能差も無いので、価格が安い方を選びましょう
地味に嬉しいのが、本体横にUSBケーブルが収納できるところ。
ケーブルには凸が、本体横には凹があります。
少しだけグイッと押し込めて収納できる仕組みです。
DVD・Blu-rayを入れるには、全面のボタンを押します。
反応の悪いものが多いですが、反応も良好でした。
とまぁ、別段目立つ機能があるわけではありませんが、目立った不具合もありません。
念のため、Blu-rayドライブの仕様についても確認しておきましょう。
接続できるUSB端子はというと、これらに対応しています。
- USB 3.2(Gen 1)
- USB 3.1(Gen 1)
- USB 3.0
- USB 2.0
接続さえできてしまえば、接続トラブルも少ないかと思います。
こういった変換ハブ・変換ケーブルがあれば問題ありません。
Blu-rayの一般的な対応メディア(Blu-rayディスクの種類)別の読み込み速度は下記。
BD-ROM | BD-R | BD-R XL | BD-RE | BD-RE XL | |
---|---|---|---|---|---|
最大読み込み速度 | 6倍 | 6倍 | 4倍 | 2倍 | 2倍 |
まぁ早い訳でもありませんが、普通程度と言えるでしょう。
読み出しだけでなく、書き出しを頻繁に行うかたであれば、もう少し高価なモデルを検討すべきかもしれません。
当たり前といえば当たり前ですが、いま使っている外部ディスプレイ(Dell U2720QM)とも接続できました。
Dellの変換ハブ機能付き外部ディスプレイが優秀すぎる。
まとめ:Mac向けのBlu-rayドライブは、安さで選べばOK
これまでの内容を振り返ると、下記の通り。
- Blu-ray再生ソフトが付属するものを選ぶべき?
→ 最新のmacOSに対応しているものはほぼ無い - 接続端子はUSB-C端子を選ぶべき?
→ USB-C端子はほぼ無いので、USB-Aのものが無難
→ 変換アダプタが無ければ、USB-C端子のものもアリ - 結論:安くてMac対応のBUFFALO製でOK
MacでのBlu-ray再生は、面倒くさそうだしと諦めている方も多い印象。
ですが実際に環境を整えてみると、大したことはありませんでした。
これからは、DVD・Blu-rayのどちらかを選ぶときも、迷いなくBlu-rayを選べるぞ…!
今まで買ってきたDVDはどうしよう………。
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