いつの間にワイヤレスイヤホンは、2〜3万が当たり前になってきました。
ですが探してみると、手頃で優秀なイヤホンはたくさんあります。
で、使ってみたのがSOUNDPEATSというブランドのワイヤレスイヤホン「Air4 Pro」。
たしかに弱点が無いわけではありませんが、全然悪くない、というか良いぞこれ。
価格以上に良いイヤホンだったのでご紹介。
本記事は、SOUNDPEATSから商品提供を受けて作成されたPR記事です。
安いのにスペックが優秀な、SOUNDPEATS Air4 Pro
まずは簡単に、SOUNDPEATS Air4 Proの概要から確認してみましょう。
特徴をざっとまとめるとこんな感じ。
- 音の特徴は、高音がスッキリ聴こえるバランス型
- ノイズキャンセリングはそこそこ優秀
- 通話時のノイズキャンセリングも優秀
- ただし、外部音取り込みはビミョウ
- タッチパネルの操作は複雑
一言でいうなら、コスパ良く音質が良い、ノイキャン搭載ワイヤレスイヤホン。
実際に調べてみるとこのイヤホン、「VGP 2024コスパ大賞」で金賞を取っています。
(僕の耳が狂っていなくてよかった…!)
更に、セールやクーポンで頻繁に安くなっている様子。
7千円台でこの機能なら十分すぎると思います。
セールが開催しているかどうかは、Amazonの商品ページをご確認ください。
SOUNDPEATS Air4 Proをレビュー
レビューのポイントは、これらの流れでまとめました。
- 音の特徴
- ノイズキャンセリング・外音取り込み
- 内蔵マイクの通話ノイズキャンセリング
- タッチパネルでの操作方法
それぞれ確認していきましょう。
先にご紹介しておくと、ケースはUSB-C端子が搭載。
ライトニング端子とかいうアレな端子はついていません。
音の特徴は、高音がスッキリ聴こえるバランス型
何よりこのイヤホン、音がいい。
少なくとも1万円以内のクラスで考えたら、相当優秀な方だと思います。
スペックからも音の良さは分かります。
具体的には下記。
- コーデック
- 「aptX Lossless」に対応
→ ハイレゾ相当の音源も劣化させず聴ける
- 「aptX Lossless」に対応
- ドライバー
- 13mm大口径ダイナミックドライバー
→ より迫力のある音声に
- 13mm大口径ダイナミックドライバー
ドライバーは13mmで、かなり大きめの部類。
にも関わらずサイズはAirPods Proと同等でした。
総合的に考えても、やはりクセの無い素直な音だと言えます。
方向性としては少し高音が強い印象。
ノイズキャンセリング・外音取り込み搭載
ワイヤレスイヤホンといえば、ノイズキャンセリングや外音取り込みは定番となってきました。
実際のところ外で使う場合、音質よりノイキャンの方が重要だと思う。
SOUNDPEATSのAir4 Proは、1万円未満という価格なのにノイキャンや外音取り込みにも対応。
モードの切り替えは、「S」と書かれている部分のタッチパネルを使います。
操作方法は後述。
最も気になるノイズキャンセリングはというと、かなりよくできている印象。
僕が普段使っているAirPods Proより少し弱くて、音が若干こもっている感はありますが。
ノイキャンが強すぎると耳が辛くなる方なら自然に感じるかも。
ただし外音取り込みは、正直ダメダメ。
機械音のような風切り音のようなノイズがかなり強くて、これは使い物にならないと思う。
外音取り込みを使うくらいなら、ノーマルモード(ノイキャンでも外部音取り込みでもないモード)で良い。
内蔵マイクもcVc通話ノイズキャンセリング搭載で、オンライン会議にも強い
オンライン会議が増えて、重要さが増してきたワイヤレスイヤホンの内蔵マイク。
SOUNDPEATSのAir4 Proには、「cVc通話ノイズキャンセリング」なる機能も搭載しています。
「aptx Voice」という規格で知られています。
これもかなり優秀だったので、簡単にご紹介したい。
要するに、「マイクから声以外のノイズをカットする機能」です。
騒がしい環境でも、オンライン会議ができるのはデカい。
論より証拠ということで、ノイズだらけの我が家で収録してみました。
少し機械音にっぽい音ですが、ノイズはかなりカットされています。
録音環境は、空気清浄機を最大風力で動かし、食洗機も近くで稼働。
同じ場所で、MacBook内蔵のマイクを動かすと、これだけのノイズが出てきました。
タッチパネルで、再生・停止・音量などを操作
ここまでご紹介してきた機能を操作するのが、「S」と書かれている部分。
タッチパネルになっていて、タップ回数・時間で操作が決まります。
SOUNDPEATS「Air4 Pro」の主要タッチパネル操作をまとめがのが下記。
- 左右どちらか
- ダブルタップ → 再生/一時停止
- 左
- タップ×1:音量を下げる
- タップ1.5秒:モード切替
- タップ×3:ゲームモードのオン/オフ
- 右
- タップ×1:音量を上げる
- タップ1.5秒:曲送り
- タップ×3:Siri/Googleを起動
機能が多いのは嬉しいものの、これを使いこなすのは時間がかかりますね。
同封されている説明書に記載こそありますが、忘れたらいちいち確認するのも面倒。
ただし、装着検出機能は付いています。
耳に装着すると自動で音声が流れるので、使用頻度はそこまで高くないでしょう。
ちなみに、SOUNDPEATS公式アプリではより細かい設定も可能。
イコライザ等の調整はそちらから設定することになります。
SOUNDPEATSの「Air4 Pro」「Air4」「Air4 Lite」を比較
SOUNDPEATSがややこしいのは、モデルが多すぎて判別がつきにくいところだと思います。
どのイヤホンにどの機能があって、どれを買ったら良いか分かりません。
ということで、同じ「Air4」シリーズを一通り表にまとめたのが下記。
Air4 Pro | Air4 | Air4 Lite | |
形式 | カナル型 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 |
本体バッテリー (ケース込) | 6.5時間 (26時間) | 6.5時間 (26時間) | 7時間 (30時間) |
充電端子 | USB-C | USB-C | USB-C |
Adaptive ANC | 対応 | 対応 | 非対応 |
aptx Voice | 対応 | 非対応 | 非対応 |
装着検出の機能 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
風ノイズの低減 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
参考価格 | ¥8,480 | ¥8,980 | ¥7,380 |
比較すると分かりますが、そもそもカナル型のワイヤレスイヤホンは「Air4 Pro」だけ。
折角のノイズキャンセリング機能を最大限使うなら、やはりカナル型が優秀。
カナル型は耳にフィットする構造だからです。
一方のインナーイヤー型は耳に軽く引っ掛ける構造。
フィット感や遮音性を求めるならカナル型を、気楽に付けられる開放感を求めるならインナーイヤー型を推奨。
比較するなら、同じくSOUNDPEATSの「Capsule3 Pro」の方が近い。
ただこちらは2022年発売のモデルなので、一部を除いてほぼ下位互換といって良いでしょう。
一言で言うなら、ハイレゾ音源に特化したワイヤレスイヤホンと。
「Capsule3 Pro」が勝っている機能は、LDACコーデック対応、充電ケースのバッテリー量など。
しかしながら、ノイズキャンセリングが若干弱く、ドライバーは若干小さく低音は若干弱く、「cVc通話ノイズキャンセリング」は非対応。
まとめ:コスパはいいけど、弱点もある
これまでを振り返ると、このような内容でした。
- 音の特徴は、高音がスッキリ聴こえるバランス型
- ノイズキャンセリングはそこそこ優秀
- 通話時のノイズキャンセリングも優秀
- ただし、外部音取り込みはビミョウ
- タッチパネルの操作は複雑でビミョウ
この値段なら十分に優秀なワイヤレスイヤホンでしょう。
1万円未満のワイヤレスイヤホンで、音質とノイキャンを重視したい方に推奨。
記事更新時点では、Amazonでクーポンやセールの対象になっていたので商品ページも確認してみてください。
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