生粋のMacユーザーですが、WindowsのゲームPCが欲しくてたまらん…。
マイクラ(Minecraft)もSteamゲームも遊びまくりたい…。
というのも、Leawoからお借りしたゲーミングPC、Lenovo「LOQ 16IRH8」がコスパ最強すぎる。
10〜12万円のゲーミングPCで、2023年5月に発売されたもの。
マイクラ(Minecraft)の影MODを入れてもサクサク動くし、グラフィック性能もディスプレイも高品質なゲーマー向けPCでした。
LenovoのゲーミングPC「LOQ 16IRH8」がコスパ最強すぎる
簡単なスペックは下記。
- Minecraft(マイクラ)も余裕で遊べるグラフィック性能
- Minecraft 統合版で検証
- Minecraft Java版で影MODを入れて検証
- ディスプレイは高品質
- IPS
- しかも144Hzでヌルヌル
- その他のスペック
- ゲーミングマウス付属
- 有線LAN・USB-C端子を搭載
キーボード含めノートPCの質感がいいのはもちろん。
何がスゴイって、価格に対しての性能が凄まじい。
これだけ性能が揃って、記事更新時の価格は約11万円(税込みで約12万円)でした。
最新の価格は公式サイトをご覧ください(Amazonは15万円以上と割高だったので非推奨)。
Lenovoの公式サイトで購入すると、5年間のサポート保証が受けられるのも安心です。
参照:Lenovoの保証保守サービス | レノボ・ ジャパン
「細かいスペックや商品レビューことなんて良いから、Minecraftやってるの見せてくれ!」
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グラフィックのスペックは、PS4とPS5の中間くらい
グラフィックの性能を決めるのが、グラボ(グラフィックボード)やグラフィックカードと言われるパーツ。
Lenovoの「LOQ 16IRH8」には、「GeForce RTX 3050」というグラボが内蔵されています。
これだけで4〜5万円のパーツ。
底面にチラッと見える多分これ。
ただそんなことを言われても、凄いスペックかはよく分かりません(僕も)。
分かりやすい例として、PS4やPS5と比較してみましょう。
すると「GeForce RTX 3050」は、PS4とPS5の中間程度のスペックを持っているようです。
となるとゲーミングPCはPS5より割高なのか?というと、そうでもありません。
ネットサーフィンや動画編集など、ゲーム以外にできることがたくさんあるからです。
その他にも、Steamストアでは頻繁にゲームが割引になっています。
それを考慮しても、長期的には十分元を取れる価格だと思います。
同価格帯のMacとは比較にならないグラフィック性能
10万円ちょっとで買えるMacといえば、M1チップ搭載のMacBook Airでしょう。
少し前のモデルですが、これ以上のモデルは15万円オーバー。
ゲーミングPCとMacBookを比較するのは野暮。
とはいえ、「Geekbench 6」というスペックを数値化するソフトウェアを使って比較してみました。
GeForce RTX 3050 | M1 | M2 | M3 | |
---|---|---|---|---|
Open CLスコア | 50,692 | 20,185 | 27,887 | 30,625 |
M1チップより 何倍早い? | 約2.51倍 | – | 約1.38倍 | 約1.52倍 |
これでよく分かりましたが、ものすごい差!
同価格帯のM1チップには倍近い差をつけて勝利。
更に、2023年発売のM3チップにも勝利していいます。
相手にならなかったので、今度はProチップとも比較してみます。
GeForce RTX 3050 | M1 PRO | M2 PRO | M3 PRO | |
---|---|---|---|---|
Open CLスコア | 50,692 | 40,379 | 50,277 | 58,549 |
M1チップより 何倍早い? | 約2.51倍 | 約2倍 | 約2.49倍 | 約2.9倍 |
すると、M2 ProやM3 Proと同等のグラフィック性能を持っていることが分かります。
M3 ProチップのMacBookって、30万円以上するモデルなんですけどね…。
「Macでゲームはコスパ悪い説」が立証されました。
ディスプレイはIPSで、しかも144Hzでゲームには最適
ゲーミングPCで、スペックの次に重要なのはディスプレイのキレイさでしょう。
実はLenovoの「LOQ 16IRH8」、ディスプレイもかなり優秀な性能を持っています。
具体的には、このような特徴にまとめられます。
- ディスプレイ → 16インチ
- 鮮やかで表現の豊かなIPSパネル搭載
- 少しだけ縦に大きい大画面(1920×1200)
- リフレッシュレート → 144Hz
- 映像の滑らかさを決める数値(パラパラ漫画の細かさ)
- 超高速でゲーム向き
- 画質 → HD(WUXGA)
- HD画質で、4Kには非対応
これの何がスゴイのか?
「16インチで画面が大きく、高品質のIPSパネルで144Hzとリフレッシュレートが高い。」
これに尽きます。
実際にマイクラ(Minecraft)を動かしてみたところ、ヌルヌルと144fpsで動いて感動。
このあたりは後述します。
ディスプレイのいいとこ取りをしているノートPC。
これだけ高性能なら、LOQ 16IRH8本体のディスプレイで十分遊べます。
ただし、4K画質には非対応。
これはノートPCの価格や、そもそものグラフィック性能を考えれば当然でしょう。
4Kの大画面で遊ぶには、ゲーミングディスプレイ等を追加していきましょう。
LOQ 16IRH8の側面にはUSB-C端子も搭載しています。
USB-C端子搭載のディスプレイなら、充電+映像出力ができて便利。
とはいえ、これだけのディスプレイなら当分は内蔵ディスプレイで満足。
もちろんLenovo「LOQ 16IRH8」には、HDMI端子も搭載しています。
更に有線LANポートも搭載していて、より安定したネット回線を使えます。
他には、USB-A端子が2つと電源端子が。
ゲーミングマウス付属
しかもこのノートPC、ゲーミングマウスが付属します。
「Lenovo IdeaPad M100」というモデルで、一応単体でも購入できます。
再にこのマウスは、カスタマイズできるボタン付き(左クリック近くにあるボタン)で神。
DPI等のカスタマイズに使いましょう。
ちなみに、ホイールとロゴが光る(白・青・緑・赤)ゲーミング仕様。
正面から見るとこんな感じです。
横から見ると分かりますが、本体サイズは小さくて低めな印象。
特に違和感なくゲームが遊べました。
まぁ要するに、このゲーミングPCさえさえ買えばすぐにMinecraftやSteamゲームが始められる環境になります。
ゲーミングPCというだけあって、ゲーマー向けに考えられていると思います。
11万円という価格は安くないですが、こう見るとリーズナブル。
ただし、デカくて重い
Lenovo「LOQ 16IRH8」唯一の欠点は、ひたすらにデカくてずっしりと重いところでしょう。
大きさや重量などをまとめてみましょう。
スペック | |
---|---|
本体寸法(W×D×H) | 約 359.6 x 277.6 x 21~25.9mm |
本体質量(バッテリー・パック込み) | 約 2.6kg |
一般的な16インチディスプレイのノートPCと比較しても、分厚くて重いでしょう。
外観を見ても、ノートPCの側面・背面・底面には、これだけ通気孔やファンが付いてます。
高負荷のゲームを動かすために、熱を逃がす必要があるからですね。
それでも、どうしてLenovo「LOQ 16IRH8」が良いゲーミングPCなのか?
やはりそれは、ゲームに特化したPCだからです。
実際にMinecraftを動かしてみるとその凄さが分かります。
Lenovo LOQ 16IRH8でマイクラ(Minecraft)が快適に遊べるか検証
Lenovoの「LOQ 16IRH8」でマイクラ(Minecraft)を遊んでみましょう。
Minecraftには、Java版と統合版の両方に対応しています。
試してみた細かい設定は下記。
- Minecraft 統合版
- 標準設定
- 高設定
- 最高設定
- Minecraft Java版
- 影MOD 標準設定
- 影MOD 高設定
- 影MOD 最高設定
結論からすると、ほとんどの条件でMinecraftがサクサク動きました。
これだけのグラフィック性能があれば、Fortnite(フォートナイト)Apexも余裕でしょう。
念のため、Minecraft統合版とJava版の違いをおさらいしておくと下記。
Java版 | 統合版 | |
---|---|---|
デバイス | Mac、Windows、Linux | Windows 10、Nintendo Switch、PS4、Xbox One、Xbox Series X/S、iPhone、Android |
MOD | ○ | × |
スキンのカスタマイズ | ○ | × (アドオンのみ) |
マルチプレイ | ○ | ○ |
サーバー | ○ | × |
クロスプレイ | × | ○ |
Minecraft統合版は、Nintendo SwitchやPS4とクロスプレイで遊べるのが魅力。
一方のMinecraft Java版なら、「MOD」でカスタマイズしながら遊べます。
あとは、両手にアイテムを持てたり、ハードコアモードで遊べたりとゲーム実況者に人気。
ちなみにMinecraftは、ひとつ購入しておくだけでJava版と統合版(Bedrock Edition)の両方を遊べます。
買ってから好きな方を選びましょう。
Minecraft 統合版を遊んでみた
初級編として、Minecraft 統合版(BEDROCK 版)を遊んでみました。
Minecraft for Windowsを選択すると遊べます。
下記3つの設定で、サクサク動くかどうかを検証しました。
結果としては、最高設定でなければサクサク動きました。
- 標準設定(描画距離39)
- サクサク
- 高設定(描画距離56 )
- サクサク
- 最高設定(描画距離76)
- たまにカクついた
これだけだと客観的に分かりにくいので、念のためにOBSで収録したプレイ動画も貼り付けておきます。
※ただし動画は60fpsです
ちなみに描画距離とは、どれくらい遠くまで表示するか?を選択する設定。
距離を大きくするほど、グラフィック性能を使います。
Minecraft Java版では、影MODでも遊んでみた
Minecraft Java版では、折角なのでMODを入れてみます。
MODとは、ゲームにプログラムを追加して、見た目を変えたり機能を追加する機能です。
その中で今回は、グラフィックをリアルにする影MOD」というものを導入します。
MODの中でも、最もMinecraftの見た目がガラッと変わるのが影MOD。
その中でも最も人気だと思われる「Sildurs Vibrant Shaders」というプログラムを使います。
プレイ画面はこんな感じで、Minecraftっぽくない見た目。
それだけに、ゲーミングPCにもグラフィック性能が必要です。
Java版のMinecraft(マイクラ)では、フレームレート(fps)を表示させて数字でも見てみましょう。
- 影MOD 標準設定(描画距離8、演算距離12)
- 約72〜104fps
- 影MOD 高設定(描画距離16、演算距離24)
- 約72〜82fps
- 影MOD 最高設定(描画距離32、演算距離32)
- 約32〜56fps
さすがに100fps以上でのプレイは難しかったですが、Minecraft Java版の影MOD+高設定が60fps以上出ているのは強い。
※OBSで収録しながらだったので、実際はもう少し高速かも
こちらも、プレイ動画を貼り付けておきます。
画面左上にフレームレートが表示されていますので、参考までに。
こんな高設定でMinecraftが遊べるスゴくないですか!?
まとめ:マイクラ(Minecraft)がゴリゴリ遊べるゲーミングPC
これまでの内容をまとめると、こんな感じ。
- Minecraft(マイクラ)も余裕で遊べるグラフィック性能
- Minecraft 統合版で検証
- Minecraft Java版で影MODを入れて検証
- ディスプレイは高品質
- IPS
- しかも144Hzでヌルヌル
- その他のスペック
- ゲーミングマウス付属
- 有線LAN・USB-C端子を搭載
Mac狂信者の僕ですが、今回はWindows PCのコスパの良さを痛感しました。
Minecraft(マイクラ)は余裕で動きました。
FPSやTPSなど、他のゲームもかなりサクサク遊べるでしょう。
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