人間が臭くなる季節がやってきた。
日常で臭いが気になる瞬間は、なにも満員電車だけではなくて、個人的には意外と多い。
人の振り見て我が振り直せ、ということで日本の清涼感を保つためにも、私が使っているデオドラントについてご紹介しておきたい。
使っているのは「オールドスパイス」という海外製のスティック型デオドラント。
私自身3年以上は使っていて、優秀過ぎる反面今ひとつ日本で流行していない印象があり、オールドスパイスの使用レビューや使ってみた香りの印象について、徹底的に書いていきたいと思います。
持続時間も優秀な海外製ながら、イヤらしい香りもなく、石鹸っぽいいい香りを身にまとうことのできるオールドスパイス。
毎日使っても年間千円くらいで使えるコストパフォーマンスの良さから、値段が高めな香水を日常的に使うのはもったいない気がする方にとっても優秀なデオドラントだと思います。
- デオドラントを使わない日本人は多い
- オールドスパイスはコスパも良い
- 持続時間は半日ほど
- 制汗剤としての能力はほぼ無い
海外では定番のデオドラント「オールドスパイス」
まずは出発点として、日本でデオドラントを使っている人は少ない。
そもそもデオドラントを使う機会が少なかったり、無臭のデオドラントが多いということに、驚く海外の方も多いようです。
デオドラントの最先端は日本製でなく、海外製のデオドラントに優秀なものが多い印象です。
日本製のデオドラントは割高感があったり、香りも弱く持続時間も短い印象があります。
特にアメリカで最も定番なのが、今回ご紹介しているオールドスパイス。
アメリカでは知らない人も居ないらしい。
体臭の強いと言われている欧米人向けに作られているからこそ、その効き目も優秀に違いありません。
ソーセージとビールばかり食べているドイツ人や、ハンバーガーとポテトばかり食べているアメリカ人にも効くものだからこそ、日本人にも効果は間違いなし。
香りの強さや持続時間については詳しく後述しますが、香りが強すぎてイヤらしい感じもありませんでした。
オールドスパイスは「海外のボディソープのCMが狂ってる件 」として10年程前にバズったようで、覚えている方もいるかもしれません。
※CMに使われているのはボディーソープで、今回扱っているデオドラントではありません
オドラントは日本だとマイナー
海外のドラマなんかを観ているとよく見かけるスティック型デオドラント。
シャツの下に手を入れて、脇の下に塗っているのをドラマや映画で見かけた方もいるのでは。
しかしながら、日本のドラッグストを見てみても、あまり見かけません。
あったとしても中々のボッタクリ価格で売られています。
日本だとそもそもデオドラントはマイナーな印象もあり、デオドラントと言えばコレという商品も思い浮かびません。
人間は五感によって情報を得ている訳ですが、日本人はもう少し嗅覚に重きを置いてもいいかもしれません。
デオドラントを使うことで五感のひとつを押さえておくことが出来ると考えれば、決して高い買い物とではないのでは。
ひとつで1年間は使えるコスパの良さ
他のデオドラントと比較しても、オールドスパイスは特にコストパフォーマンスが抜群に良い。
ひとつで1年間が持つので、毎日使っていても月にかかる費用はせいぜい数百円です。
当初は夏に使うためオールドスパイスを購入しましたが、あまりに減らないので季節問わず、結局のところ毎日のようにオールドスパイスを付けています。
毎日使っていても減るのは年間でひとつだけなので、ケチな私でも付け続けられるという訳です。
コストパフォーマンスで考えたら、これほど優秀なデオドラントは無い。
オールドスパイスの使い方・使用感
簡単に使えて、しっかり長く香ってくれるというのがオールドスパイスの特徴。
こういったシンプルな満足感が気に入っています。
使い続けてからは3年ほどなで、使いまくっています。
そこで、オールドスパイスの使い方や、使用感についても深堀りしてご紹介します。
ひねって塗るだけ
使い方といっても、非常にシンプル。
キャップを開けて、
塗るだけ。
繰り返すと、キャップを開けて、塗るだけ。
たった2つの工程で、いい香りを漂わす事ができる。
スティックのりの様な構造になっていて、もちろん手が汚れることもありません。
Tシャツを着たままでも、下から手を入れれば問題なく塗ることができました。
朝や風呂上がりに塗る
どんな時に塗るのかというと、朝の出かける前やお風呂上がりが最も効果的です。
朝からいい香りを嗅いで五感を刺激することで、デオドラントの朝からスイッチを入れる役割としても優秀。
洗面所にも置けるサイズ感。
奥様に洗面所を大々的に使われているメンズも、これなら置けるはず。
そこらへんに置いておいてもダサくない。
ラッパーのin-dやトラックメーカーのtofubeatsも、オールドスパイスを大量に持っているらしい。
というか、この動画を見てオールドスパイスを買いました。
体に直接塗るので衛生面が気になる・・・という方は、2本以上をセットで購入するのがオススメ。
洗面台(お風呂上がり用)やデスク横(普段用)など、シーンに分けて使いましょう。
脇の下・首筋に塗ると効果的
オールドスパイスを塗る場所はというと、こういった部位が効果的です。
- 脇の下
- 首筋や襟元
- 胸
- 腕
汗の出やすい箇所や、臭いの気になる箇所に塗ると効果を発揮しやすいです。
消臭力も強いので、香りをさせつつ嫌な臭いを消してくれました。
ラーメン屋で汗ビショになりながら真夏にラーメンを食べることも多い私ですが、オールドスパイスを使うことで不快感のある香りは消え去りました。
香りの持続時間はだいたい半日
気になる香りの持続時間は、だいたい半日と考えておけば問題ありません。
脇の下に10往復前後塗ったところ、朝出かけてから夕方帰ってくるまで、問題なく香りが持続してくれています。
香りの持続時間は、塗る量によっても大きく変化する部分です。
短時間の外出はサッと塗るだけ等、かなり調整は効きます。
サイズも小さいので、やろうと思えば出先で塗り直すことも可能です。
旅行だったら持ち運んでも良さそう。
私が使っている容量(サイズ)は85g(3オンス)ですが、一回り小さい68g(2.4オンス)のものもあります。
- 85g(3オンス)
→ 自宅で使う据え置き用 - 68g(2.4オンス)
→ 旅行先にも持ち運べるコンパクトサイズ
お得に購入できるのは85gなので、迷ったら85gを推奨。
香りの強さは塗る量で調整可能
香りの強さ、持続時間の長さは、塗る量でかなりの範囲で調整が可能。
よって、香りが強すぎてイヤらしい感じがしたりすることもない。
海外のデオドラントというと、香りが強かったりクドいイメージがありました。
しかしながら、そこに関しては良い意味で裏切られる結果となりました。
塗る量によって、香りの強さだけでなく持続時間も変わります。
大体このような感じで、出かける時間によって使い分けられる。
- 5往復くらい
→ サクッと出かける分には十分 - 10往復くらい
→ 持続時間は半日くらい
塗りすぎてベタつくということも特にありません。
ジェルタイプやクリームタイプもありますが、手につかずサラッと塗れるのはスティック型デオドラントの特徴です。
前日の香りがこびりつくということも無く、お風呂に入ればすぐに洗い流せます。
オールドスパイス含め、デオドラントの制汗能力は微妙
ただし注意すべきこともあって、オールドスパイスの制汗能力はほとんど無いと思っておいた方がいいです。
汗を抑えたいという方であれば、デオドラントでなく制汗剤を購入するのが正解です。
制汗剤とデオドラントは違う
そもそもの話にはなりますが、制汗剤とデオドラントは役割が違います。
それらの差をまとめたものが下記。
- 制汗剤
→ 汗の出口を小さくしたりフタして、汗の量を一時的に少なくする役割 - デオドラント
→ 雑菌が繁殖しないようにした上で、香りで汗のニオイを抑える役割
もっとも、役割が違うので両方とも併用するのが最も効果は絶大です。
オールドスパイスは香りの種類も多い
特にアメリカでは知らない人も居ないオールドスパイス、香りの種類もかなり多い。
そこで今回は、より定番となる3種類のオールドスパイスをご紹介します。
石鹸の香る一番人気「ピュアスポーツ」
最も頻繁に使っているのが「ピュアスポーツ」という香り。
オールドスパイスで最も人気なのがコレ。
香りの種類は石鹸で、お風呂上がりのようなイメージが分かりやすいです。
ふんわりと香る程度なので、場所も選ばない印象。
5本セットでもAmazonで販売しているので、手頃に購入したいという方ならこちらが最適でしょう。
私はこれを定期的に購入しています。
ひとつずつも購入できますが、若干割高の感があります。
より清涼感を求めるなら「フレッシュ」
もう少しシャキッとしたイメージの香りが良い、という方には「フレッシュ」が推奨。
清涼感もより増える印象なので、キチッとしたビジネスマンに似合いそうな香りです。
ピュアスポーツに続いて、オールドスパイスの2番人気はこちらのようです。
こちらはセットの販売が無く、単品のみの取り扱いのようです。
南国風の香り「フィジー」
フレッシュとは反対に、もう少し南国っぽいイメージの香りを求めている方には「フィジー」が満足できると思います。
休日はこれくらい甘い香りでリフレッシュしたい。
個人的には、ピュアスポーツやフレッシュと合わせて持っておきたいオールドスパイスです。
芳香剤や香水でよくあるココナッツは甘ったるすぎて好きでない私でも、オールドスパイスのフィジーは使いやすい香りでした。
こちらについてもセットの販売が無く、単品のみの取り扱いです。
デオドラント「オールドスパイス」で夏を乗り切る
これまでの内容を振り返ってみると、下記の通りです。
- デオドラントを使わない日本人は多い
- オールドスパイスはコスパも良い
- 持続時間は半日ほど
- 制汗剤としての能力はほぼ無い
デオドラントについて、今まであまり取り入れたことの無い方にも、オールドスパイスは手の出しやすい便利グッズだと思います。
他にも、夏に使いたい便利グッズをご紹介しています。
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