画像の背景を透過するのって、なんであんなに面倒なんでしょうかね?
YouTubeのサムネや素材としても便利な透過画像。
簡単に作れれば一気に幅の広がりますよね。
気付けばAI搭載のアプリによって、かなり簡単になっていて驚いたので記事化。
本記事は、Digiarty Softwareから商品提供を受けて作成されたPR記事です。
画像透過アプリが微妙すぎる
画像を透過させたいだけなのに、私からするとまだまだイマイチな印象です。
しかもこれは、有料アプリのPhotoshopなんかを使っても同じ。
コレなんでなんでしょうね。
具体的には、このあたりの面倒くささでしょうか。
- クオリティ → 微妙
(結局は自分で調整が必要) - スピード → 微妙
(複数の画像をまとめて透過できない)
後々詳しく比較してみますが、Mac純正のプレビューアプリは、自分で透明にする範囲を指定する必要があります。
これはあまりに手間がかかりますし、クオリティも微妙。
一方でPhotoshopはというと、かなり自動化されているものの、やはり自分で選択する場合が多い印象です。
結局は微調整が必要でこれも微妙。
Aiarty Image Mattingが優秀だった
要するに、ワンクリックで、しかも一括で画像を透過してくれる画像加工アプリを探していました。
それでいてMac対応の。
そこで提供していただいたのが、「Aiarty Image Matting」というアプリ。
性能が微妙だったら断ろうと思っていました。
が、なんとこれらのことが出来る優秀なアプリでした。
- ワンクリックで、高品質の画像透過をしてくれる
- 複数枚の画像も、まとめて画像透過してくれる
アプリは有料でも使えるのと、30日間の返金保証付きです。
このあたりの比較は後述。
インストール方法・初期設定
まずは簡単にインストール方法から。
とはいえ簡単なのですが一応。
ダウンロードは、こちらのサイトから。
画面右上の「今すぐ無料で始める」をクリックすると、アプリがダウンロードできます。
アプリを開くと、こんな感じの画面が出て来るはず。
ということで、Aiarty Image Mattingのアイコンを、アプリケーションフォルダに入れましょう。
インストールしたアプリを開くと、これらを入力する画面がでてきます。
有料版を使いたい場合は、購入後にこれらの入力が必要。
- メールアドレス
- ライセンスコード
とりあえず無料版から試したい方は、右下の「後で通知」から使えます。
はい、これでホーム画面に来ました。
インストールと初期設定は、これで終了です。
使い方
Aiarty Image Mattingの使い方は、ざっとこんな感じ。
これだけなので、かなりサクサク透過できますね。
- 透過したい画像(フォルダ)をドラッグ・アンド・ドロップ(もしくは指定)
- AIのモデルを選択
- 書き出しをクリック
今回は、商品を撮影したこちらの画像を使います。
白のデスク板で、白い商品という少し意地悪な写真ですね。
こちらの写真を、Aiarty Image Mattingに追加します。
すぐに読み込まれました。
画面右側に、いくつか設定項目が出てきます。
ハードウェアとAIモデルは、よく分からないのでとりあえずデフォルトの状態で進めてしまいました。
各AIモデルでこのような差があるようです。
- AlphaStandard V2
→ 空や雲、動物、証明写真、髪の毛 - AlphaEdge V2
→ 商品写真、漫画、ロゴ、白黒写真 - EdgeClear V2
→ 自然風景、インテリア、バッグ、ジュエリー、美容 - SolidMat V2
→ 工業製品、乗り物、衣類、建物、固体オブジェクト全般
選択したら、画面右下の「開始」で、画像を読み込みます。
30秒ほどかかって、画像の処理が終わりました。
画像にかかっている黄色のフィルターを動かすと、加工前後の画像を簡単に確認できます。
白背景にして、実際に書き出した画像がこちら。
(左:加工前、右:加工後)
細部をもう少し拡大(400%)してみました。
今回はブログ掲載用に白背景のjpgでしたが、もちろんpngの背景透過ファイルとして書き出し可能。
ワンクリックで、十分実用できるクオリティではないかと思います。
ワンクリックで一括処理できるのが便利
Aiarty Image Mattingは、クオリティはもちろんのこと、複数の画像をまとめて透過処理してくれるのが便利。
ということで、いくつかの画像ファイルで確認してみました。
今回試したパターンとしては、ざっくりこんな感じ。
- 対象が複雑な画像
- 対象の奥行きが違う画像
- 対象を迷う画像
対象が複雑な画像を用意してみました。
電線が入り組んでいるのですが、このように空を透過してくれました。
実際に書き出してみました。
(左:加工前、右:加工後)
この画像は、奥と手前に対象がありますね。
色で判断しているようですが、緑は入れずに対象を切り出してくれました。
(左:加工前、右:加工後)
こちらは色も近く、対象を切り抜くのが難しそうな少しかわいい画像。
腰回りは少し微妙ですが、かなり高精度に背景を透過してくれました。
(左:加工前、右:加工後)
ちなみに、まとめて透過する方法も別途用意されています。
Aiarty Image Mattingの画面右下の「一括書き出し」をクリックするだけ。
すると、全部の画像をまとめて一括で処理できます。
上手くいかない場合は「領域選択」の部分から、残したい対象を増やしたり減らしたりすることで、どの部分を透過させるか?を変更できます。
一方でAiarty Image Mattingを使っても、全くうまくいかない場合もありました。
桜の写真ですが、いくら設定を試しても空と桜を認識できていません。
とりあえずAiarty Image Mattingを使って一括書き出しをして、上手くいかない場合はPhotoshopで対応するという運用が一番早そうです。
Aiarty Image Mattingの価格
Aiarty Image Mattingの価格は、記事執筆時点ではこのようになっていました。
前述の通り、30日間の返金保証があります。
フリープラン | 年間プラン | 永久プラン | |
---|---|---|---|
価格 | 無料 | ¥5,980 | ¥7,880 |
透かし | あり | なし | なし |
一括書き出し | なし | あり | あり |
最新の価格はこちらから。
またフリープランでは、これらの制約が発生します。
- アプリ上は表示できるが、完全な透過画像は書き出せない
- 透かし入りのビフォア・アフター画像のみ
アプリ上の画像が左で、書き出した画像が右です。
ビフォア・アフターの画像だけしか書き出せません。
あくまでお試しというところでしょうか。
とはいえどれだけ透過できるかは試せますので、お持ちの素材を使えるかどうかの判断をするには十分かと。
まとめ
Aiarty Image Mattingの概要をまとめると、ざっとこんな感じでした。
- ワンクリックで、高品質の画像透過をしてくれる
- 複数枚の画像も、まとめて画像透過してくれる
しばらくは「Aiarty Image Mattingを使って一括書き出しをして、上手くいかない場合はPhotoshopで対応する」という運用で行こうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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