悲しいですが現代は、余裕がない人ほどぼったくられる構造。
ですが、引っ越し費用は少しだけの時間でハックでき、一気に底値まで安くなります。
何度か攻略してきて、手順化できたのでまとめておきました。
引越し業者にぼったくられたり、当日のトラブルも回避できるのでご活用ください。
目標:価格は底値で、トラブルを起こさない引越し
これからご紹介していく、引越し業者攻略の目標は下記。
- 見積もりの価格 → 底値を目指す
- とにかく相見積もりで値切る
- 引っ越し当日 → トラブルを起こさない
- 大手の会社を使うと、トラブルが起きにくい
- 訪問見積もりを貰えると、トラブルが起きない
ここからは、2024年4月の経験談。
当初¥77,000予想だった金額が、最終的に大手引越し業者で¥44,000まで安くなった(約43%オフ)。
もう少し頑張れば数千円安くなるかもしれませんが、面倒なのと費用対効果も悪いので回避。
ちなみに僕の場合、引越し時期や物の量はざっとこれくらい。
日程や時間帯は、指定しない方が安くなりやすいです。
- 時期:5月のGW周辺(混んでない時期)
- 家の広さ:1LDK
※ただ結果的にトラックは2tロング車という大きめのヤツでした - 移動距離:50km程度
- トラック:2tロング車(15㎡)
※単身ならもっっっと安く上がります
電話10件と訪問2件で、各社を争わせる
全体の攻略イメージとしては、自分で電話をかける必要はなく、引越し侍経由でかかってきた電話に対応していく。
他社の価格を引き合いに出しながら、徐々に安くしていくことになります。
よって、一気に見積もりが取れる引越し侍はマスト。
数万円安くするのに要したのは、電話10件と訪問2件の対応でした。
差額でちょっと良い家具を買ったりするためにも、それとなく頑張りましょう。
なぜ電話だけのパターンが多いかと言うと、電話・メール見積もりだけをしている業者が多いからです。
特に、中小(アート・サカイ・ハート以外)がそのパターンに該当。
大手は、2部屋以上に引越しでは、物量を正確に把握するため訪問見積もりを取りに来ます。
大手の業者 | その他の業者 | ||
---|---|---|---|
見積もり | 訪問見積もり | 対応 ※2部屋以上の場合 | 非対応 |
電話・メール見積もり | 対応 ※1Kの引っ越し | 対応 | |
価格の安さ | △〜◯ | ◯ | |
トラブルの起きにくさ | ◯ | ✕ |
今回の手順は少しややこしい、1K(単身)以外の引っ越しをメインにご紹介しています。
中小の安さを利用し、安くなった大手に決めるのがベスト
で結局、
「大手の引っ越し業者とそれ以外だとどっちが良いの?」
と聞かれたら、
個人的には、ゼッタイに大手の引越し業者をおすすめしたい。
(例:アート引越センター、サカイ引越センター、ハート引越センター)
大手の引越し業者が無難な理由は下記。
- 電話・メール見積もりは、集荷当日のトラブルが起きやすい
- 大手の訪問見積もりは、物量も
- 少し頑張れば、大手もメチャクチャ安くできる
中小(大手以外)の引越し業者は、電話・メールで安い見積もりが出てくることが多い。
しかしながら、引っ越し当日に追加料金を取ってくる確率が高いので要注意。
ぼったくり例として「やっぱりトラックに乗りきらなかった、追加料金くれ」とかで金を取ってくる。
現金を請求してきてポケットに入れるヤンチャ系な引越し業者もいるらしい。
だったら、なぜ大手だけに連絡しないのか?
相見積もりを取るの面倒じゃね?
中小の安さを、大手引越し業者にぶつけるためです。
その手順を、これからざざっとご紹介していきます。
引越し業者ハックの手順
これまで僕が実際に使ってきた、引越し業者ハックの手順が下記。
- 手順①:「引越し侍」から大体の見積もりを出す
- 手順②:電話・メールに対応する
- 中小の引越し業者からは、電話で見積もりをもらう
- 大手の引越し業者からは、訪問アポイントを取る
- 手順③:大手の引越し業者から、訪問見積もりをもらい、値切る
方法は至ってシンプルで王道。
ですが、結局これがイイ。
手順①:引越し侍で大体の見積もりを出す
さて、引越し業者は無数にあるので、一気に見積もりを貰うのはメンドウ。
ってことでまず最初は、「引越し侍」というサイトに情報を登録します。
登録は下記から。
「電話がかかりまくってきてウザい・・・」という気持ちもわかります。
ですが、どれもかなり大切な交渉材料なのと、結局は最短ルートなのでおすすめ。
※解約する方法も最後に書いています
入力していく項目は、ざっとこんな感じ。
- 住所(今の・引越し先)
- 引越し希望日
- 個人情報(メールは捨てアドがおすすめ)
- 運んで欲しい家財情報
※結局のところ電話や訪問があるので、めちゃ大体でOK
登録するとこんな感じで、大体の予算が分かるはず。
そして、この値段から安くしていくゲームが始まります。
登録後は電話・メールが何件も来ます。
1時間くらい余裕のあるタイミングで登録しましょう
手順②:電話・メールに対応する
引越し侍に登録するとすぐに、オモシロイくらい電話やメールが沢山かかってきます。
内容の振り返りですが、大手・中小の業者で見積もり方法が違ってきます。
ざっくりこうやって対応していきましょう。
- 中小の業者
- 電話・メール見積もり← これを貰う作業
→ 見積もりはすぐに出るし価格は安いが、実際に荷物を見ていないので適当
→ 荷物がトラックに乗りきらないなど、結局は安くない危険性アリ
- 電話・メール見積もり← これを貰う作業
- 大手の業者
- 訪問見積もりのアポイント
→ 1〜3日後とかでも来てくれるので、早めがおすすめ
→ 最初に出てくる金額は高いが、値切れば安くなる
- 訪問見積もりのアポイント
電話は無理に折り返したりしなくても大丈夫です。
面倒なので。
さてこの段階では、中小の引越し業者から、電話・メール見積もりだけが出てきます。
ですがここで重要なのは、金額とトラックの大きさを把握すること。
そして、安くてもすぐOKの返事を返さないこと。
多分、けっこう安い金額(電話・メール見積もり)出でてきます。
僕の経験としては、大体こんな感じでした。
- 価格:¥38,000
- トラック:2tショート(6㎡)
価格だけ見ればめちゃ安いですが、一旦は「他と検討する」と言って起きましょう。
繰り返しますが、判断を急かしてきたりしても、OKの返事はしないのが重要。
中小の電話・メール見積もりでは、「2tショート(6㎡)でも荷物は全て乗るよ」と言われました。
ですが、手順③の訪問見積もりでは「絶対に乗りきらないので止めたほうがいい」という展開に…。
手順③:大手の引越し業者から、訪問見積もりをもらい、値切る
時系列は電話・メール見積もりの数日後。
訪問見積もりに来てもらいます。
ここでは、先ほどの¥38,000という安い見積もりを生かしていきます。
僕の例だと方向性はこんな感じ。
- 今一番安い見積もりが4万円切っている
- けれど2tショート車
- とにかく安い価格の引越し業者を探して相見積もりをとってる
- (訪問2回目以降は)訪問見積もりで5万円で、もう少し安いところを探している
手順②〜③の価格を踏まると、僕はこのような流れで価格が推移しました。
- 電話・メール見積もり → ¥38,000前後 2tショート車
(ファミリー引越センター、フェイバー引越センター、引越革命…等) - 訪問見積もり① → ¥55,000 2tロング車
(サカイ引越センター) - 訪問見積もり② → ¥44,000 2tロング車
(アート引越センター)
訪問見積もり①のサカイ引越センターは、当初¥77,000を提示されました。
が、今の最安¥38,000とかけ離れすぎていると話をしたところ、「¥55,000ならいける」という話に。
そして、次のアート引越センターからは、「現金でよければ¥44,000まで安くする」というように安くなりました。
僕の場合はこれでFINISH。
このように大手も全然安くなるので、ガンガン他社の価格を出していきましょう。
価格とともに、引越しトラックのサイズ、見積もりの種類などを把握しておくと話が早いです。
交渉完了後は、電話・メールを停止しておきましょう。
最初に引越し侍から来たメールの「電話連絡の停止はこちら」から操作。
引越し業者の決定を選択すればOK。
まとめ:引越し侍を使ったハック術
ということで僕の場合は、アート引越センターに決まりました。
価格は¥44,000、トラックは2tロング車で、距離は近距離の50km未満。
上記の画像が見積もりなのですが、紹介割引20%オフ(もちろん紹介受けてない)や謎割引で7万近く安くなっています。
つまり、引越し業者に値段なんてほぼ無い。
今回ご紹介した手順を振り返ると、ざっとこんな感じ。
- 手順①:「引越し侍」から大体の見積もりを出す
- 手順②:電話・メールに対応する
- 中小の引越し業者からは、電話で見積もりをもらう
- 大手の引越し業者からは、訪問アポイントを取る
- 手順③:大手の引越し業者から、訪問見積もりをもらい、値切る
情弱向けだと思っていた引越し侍。
ですが、相見積もりを取るには非常に便利なので最短ルートを目指すならおすすめ。
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