高い高いと言われている東京の家賃。
少し背伸びをしてでも、若いうちに都心に住むのが人生後悔しないためにもおすすめ。
都心にコスパよく住むには、同棲なら簡単に賢く生活できる。
同棲して約2年になりますが、目黒区で1人あたり月10万円の生活費で生活することができてきます。
同棲して安くなるのは家賃だけではなく生活費が全体的に安くなることで、若者でも貯金できるのが嬉しいところ。
一人暮らしと比較するなら、生活費は安くなるし自由な時間は増えるしいいことばかりでした。
同棲は圧倒的にコスパがいい。
この記事の概要
- 同棲でかかる生活費の内訳は?
- 10万円あれば都心でも安定して暮らせる
- 生活費を安くするための節約サイクル
- 時短家電でラクして自炊で賢く生活する
- 一度でも都心に住むべき理由
また、同棲していると日々の生活いたる所で、自然と生活費が安くなるサイクルが出来ていました。
こちらも節約術・ライフハックとしてご紹介していきます。
まずは、月にかかっている今の生活費をご紹介して、次にどのように生活費を節約・分割しているのかどんどん深堀りしていく内容になっています。
同棲にかかる生活費の内訳
月の生活費を平均すると、下記の通り。
比較として、一人暮らしをしていた時の私の平均生活費と並べています。
生活費/一人 | 家賃 | 公共料金 | Wi-Fi+スマホ通信費 | 食費・その他雑費 | 合計金額 |
・同棲 | ¥59,000 | ¥3,700 | ¥1,300 + ¥3,000 | ¥35,000 | ¥102,000 |
・一人暮らし | ¥65,000 | ¥5,800 | ¥3,000 + ¥3,000 | ¥45,000 | ¥121,800 |
結果、月¥20,000ほどの差がつきました。
これでも同棲してからの物件は、目黒区のそこそこ気に入っている駅チカ物件なのでかなり贅沢している方。
憧れていた場所も、同棲なら安く住める。
同じエリアで一人暮らしをするなら、1Kでも更に¥10,000ほどは家賃がかかります。
確かに東京の家賃は高い。
もちろん全体的に同棲の方が安いですが、特に安くなっているのが家賃・食費。
家賃については同棲で1DK、一人暮らしは1Kの例です。
また、食費や雑費は自炊が多くなったことでかなり安くなりました。
自分だけのためでない料理は自然と力も入る。
以前なら一緒に遊ぶたび外食していましたが、それも減ったことにもよります。
ざっくりの内訳を見ていただいたので、これからは具体的にどうして安くなってるのか?について深堀り。
同棲が安い生活費で暮らせる理由
同棲をおすすめしたい理由は、生活費が安くなる節約サイクルが出来るからです。
具体的には下記4つの要因が相乗効果につながっていて、1〜4とグルグルとサイクルが回るイメージ。
生活費が安くなるサイクル
- より安い家賃で広い部屋に住めてスペースが増える
- 食料品・日用品は安い時にまとめて買いだめ・作り置きできる
- 家事を分担できて自由な時間が増える
- 節約して貯金できたら時短家電で家事を減らす
実際に同棲してみるとメリットだらけなので、もっと具体的にご紹介していきます。
節約サイクル1:より安い家賃で広い物件に住めてスペースが増える
一人暮らしだと家賃¥60,000でもそこまでいい物件には住めないことは多かったですが、二人で¥12,000も出せばかなりいいところに住めます。
アパマンショップの家賃相場によると、1Kと1DKならどの地域でも大体の家賃差は¥40,000くらい。
2部屋とも狭い1DKも探してみると沢山ありますが、私が探していた際にはいい物件が多数ありました。
1DKでも十分同棲できる賃貸はたくさんありますので、こればかりはじっくり時間をかけて粘るのがおすすめ。
物件探しの際にはわざわざ不動産会社へ行くより、時間の空いた時に条件(エリア・間取り・予算)を決めてネットで検索して内見の予約をするのがベスト。
毎日のように探していると、この物件いつもある(掲載されてる)な………っていうのが分かります。
下記の画像のように、エリア・家賃・間取りだけは決め込んで、少なくとも毎週ではしつこく調べるのがおすすめ。
コスパのいい物件は突然現れて、突然なくなる。
※物件は2021年7月のものです
すぐに借りられていく人気の賃貸は本当に一部なので、適当に決めると実はコスパの悪い物件に住む羽目に。
ちなみに不動産会社へ直接行ったとしても、不動産会社もネットと持っている情報は同じケースも多いので基本は時間の無駄。
節約サイクル2:食料品・日用品は安い時にまとめて買いだめできる
同棲をして少し慣れてくると、必要な食料品やいつも買う日用品の量がなんとなく分かってきます。
例えばコーヒーはこれが美味しいみたいな。
必要なものは必要な時に買いに行くのもいいですが、定期的に無くなるものはあらかじめまとめて買うのが結果的に安く済むのでおすすめ。
Amazon・楽天市場・ヤフーショッピングの中でも、楽天市場は5と0のつく日に楽天カードでの買い物でポイント還元率はなんと5倍。
たかがポイントなんですが、¥4,000のお米を買って¥500以上分のポイント還元(通常なら¥200未満)なんてこともあるのでバカにできない。
1Kの一人暮らしだと収納力が無かったりと部屋が一杯になりがちですが、広い物件に住めばたくさんストックしておけるのがデカい。
定期的に開催しているPayPayセールなどを使えば、20%以上の還元率でヤフーショッピングやドラックストアから手に入ることも可能。
私の場合は楽天で多くの買物を済ませています。
同棲している時のお金の管理方法については、詳しくは下記の記事で書いています。
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【固定費】同棲でかかる1年間の固定費は?【26歳が東京で同棲したケース】
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節約サイクル3:家事を分担できて自由な時間で自炊も増える
一つの家に二人で住んでいれば、家事も半分。
先でも詳しくご紹介していますが、ルールを作ってしまうのが一番ラク。
ルールを作って家事を分担すればと、好きな家事を多めにやって嫌いな家事を減らすというのもOK。
一人暮らしよりも部屋は少し広いとはいえ、家事が半分になると一日の時間が増えることに。
自由な時間ができれば自炊も増えて、食費も¥10,000ほどダウン。
パスタなんか外で食べれば¥1,000ですが、家で作れば数百円で好きな味に作れる。
自由な時間があれば心の余裕もできる。
面倒だと思ったことも、一度チャレンジしてみるかと思うようになりました。
気づけばこのブログも、同棲してから心の余裕ができてから始めたものなので同棲には感謝。
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節約サイクル4:節約して貯金できたら時短家電で家事を減らす
貯金したら無駄な浪費を出来る限り控えて、時短家電に手を出しましょう。
食洗機やロボット掃除機が特におすすめで、1万円ちょっとで買えてしまっていいのかと思うほどの時短家電。
男の一人暮らしではそこまで気にならない床に落ちた髪の毛も、外出中にAnkerのEufyを起動しておけば気になりません。
一週間でもゴルフボールくらいのホコリが集まったりします。
人生を楽しくするために、少しお金をかけてでも将来の楽しくない時間は減らしていくべき。
時短家電で、自由な人生を少しでも増やしましょう。
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それが1日当たりたった5分の時短だったとしても、1年で30時間にも膨れ上がります。
時短家電があるかないかだけの差で、1年は1日減ってしまうというのが現実。
他にも食洗機がおすすめで、下記に詳細なレビューを書いています。
笹食ってる場合じゃないし、皿洗ってる場合でもない。
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同棲を円滑にするためのおすすめ運用ルール
同棲といっても血の混ざっていない人間と住むのは簡単ではない。
結婚する前に同棲した方がいいと言われるのはまさにこのためで、他人と住むと自分だけのルールがかなりあることが分かります。
おすすめの同棲ルール
- 家事のルール
- お金のルール
同棲のデメリットはそこにあるので、少しでも円滑に同棲していくために決めるべきルールをまとめました。
デメリットを出来るだけ少なくして、メリットを教授しましょう。
もっと詳しいルールの内容については、こちらでもご紹介しています。
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私は3年かけて同棲のイライラを根絶することに成功しました。
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家事のルール:持ち場を決めてしまう
一人暮らしなら全部自分がやるべき事も、同棲して頼りすぎてしまうこともあるし、その逆もある。
解決方法は場所ごとに担当する人を決めてしまうルールがおすすめ。
2人ともiPhoneを使っているなら、純正のメモで当番表を共有するだけでOK。
なんで自分が掃除を?と思ったまま家事をしていると地獄を見ることになりそうな予感。
洗面台が汚れていたから担当の誰が掃除する、が見える化することでお互いに納得した上で掃除することができます。
どこかで、生まれた場所も環境も違う他人だと思っておかなければ誤解が生まれやすい。
特に家事はトラブルになりやすいので、お互いが納得した共通認識を持つことが大切。
お金のルール:銀行を経由して生活費を払う
結婚していない同棲という状態は法的に見るとただの他人に過ぎない。
クレジットカードで便利な家族カードすら作らせてもらえないことも多い。
不動産会社へ行くと、結婚前提の関係としなければ賃貸を借りられないとかいうこともあって実はかなり面倒くさいです。
結婚していないからこそ、お金はキッチリ管理して分担するべき。
おすすめの管理方法は共通の銀行を経由して行う方法で、足りなくなってきたらその銀行に各自振り込むと簡単に管理できる。
我が家の支払いは楽天銀行を利用していて、楽天銀行からの振り込みと楽天カードでほとんど支払いをしています。
極力現金での支払いは無くしています。
すると、支出のほとんどが楽天銀行から発生している状態で管理もしやすい。
楽天経済圏で買い物がお得になるのは有名ですが、楽天カードは2枚目のクレジットカードを発行(デュアル発行)できるのも地味に便利。
家族カードは結婚が前提となることがほとんどですが、下記の記事にも書いたとおり代理での発行をすることで、法律上も問題無く簡単にお金の管理ができる仕組みを作っています。
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背伸びして都心に住んでみる価値は十二分にある
生活費を落とすためには少し郊外に住めばいいじゃないか、なんていう意見もあるかと思いますが個人的には否定したい気持ちを表明。
実際に住んでみると都心は素晴らしいし、意外と手の届きやすいところにある。
ご飯も街も人も、住んでいる場所に影響されて相乗効果的に洗練されている。
妥協せずに洗練されたものを見ることで、気持ちは前向きになっていく。
家を出て電車に乗るまでの道のりがキレイだとモチベーションも上がる。
この1年で何か生活が変わった?と聞かれてみると、意外に何も変わっていない人は多いと思います。
何も変わらないうちに、10年はあっという間に過ぎてしまうような気がする。
同じ賃貸に4年住むなら、20年かけても5箇所にしか住めない。
新卒で一人暮らしを始めても、住むことのできるエリアはかなり少ないことが分かります。
海外旅行もいいけど、折角なら生まれた東京の中でも色々な土地に住んで経験を積んでいくことこそが後悔の無い人生だと思います。
手頃に変化を楽しむなら、同棲しながら安い生活費で都心に住めるというのが今回のライフハックでした。