Eufyシリーズといえば、Ankerのリーズナブルで機能的なロボット掃除機。
ざっと数えただけで10モデル程が発売されていて、どれを買ったら良いのかよく分からない方も多いのでは。
私が2年以上愛用しているのはEufyシリーズでも最安モデルの「Eufy Robovac 11S」。
機能差がよく分からず購入した最安モデルでしたが、ほとんどの人はこれで満足できる機能性と思います。
壊れたたまた「Eufy Robovac 11S」を買う予定。
2年間使用した結論としては、最安モデルの「Eufy Robovac 11S」で機能についても必要十分という結果でした。
そこで今回は、最安モデルの「Eufy Robovac 11S」のレビューをしながら、他のモデルの機能や金額差についても網羅する内容となっています。
「この機能が欲しいなら他のモデルを買ったほうがいい」という項目についても挙げていきますので、AnkerのEufyシリーズで迷っている方は問題解決の助けになれば嬉しいです。
Eufy Robovac 11Sで十分な使い方
- 起動は好きな時にリモコンで起動するか、毎日同じ時間で良い
- スマホとは連携しなくて良い
- 水拭きはいらない
- 掃除したい場所は40畳以内
- 100分以上出かける時に起動するので、掃除の効率は気にしない
- 掃除禁止エリアは戸締まりして掃除しなくすれば十分
結論:Eufyなら最安モデルのRobovac 11Sで十分
タイトルの通りにはなりますが、ロボット掃除機はEufy Robovac 11Sの機能が必要十分すぎる。
出来る機能は十分多いし、定価が1万円以上高いモデルと機能を比較しても、あまり機能は追加されていない。
つまりAnkerの「Eufy Robovac 11S」は最強の折衷案で、面倒になりがちなお手入れすらも排除したいなら10万円超えの超高級ルンバを買って、ランニングコストが年4千円かかる紙パックを定期的に買う必要があるというのが現状でした。
とは言ってもルンバは高いので、十分すぎるほど掃除が簡単になるAnkerのEufy Robovac 11Sを買ってしまうのがオススメ、というのがこの記事の内容。
同棲を始めて、彼女の髪の毛が気になりだしたのをキッカケに購入しました。
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ちなみにEufy Robovac 11Sに無い機能と、その機能を持っているモデルとの差額は下記の通りで、各機能については後ほどご紹介します。
11S | 15C | G10 Hybrid | L70 Hybrid | |
曜日ごとのスケジュール設定 | - | ○ | ○ | ○ |
スマホとの接続 | - | ○ | ○ | ○ |
水拭き | - | - | ○ | ○ |
効率の良い掃除 | - | - | ○ | ○ |
掃除禁止エリアの設定 |
- | - | - | ○ |
価格 | ¥17,800 | ¥19,800 | ¥26,800 | ¥54,800 |
※価格は2022年1月現在Anker公式サイトの税込価格
これ以降では「Eufy Robovac 11S」を詳しくレビューして、出来ること・出来ないことが網羅的に分かるようになっています。
また、それらの出来る機能に合わせて、実際どのようにつかっているか?についても深堀りしていきます。
それぞれの項目を、読者の方の家庭環境に合わせて、「この機能はいらない」「この機能さえあれば大丈夫」というようにご覧いただけると幸いです。
【比較】Eufy Robovac 11Sで出来るコト、実際コレで本当に十分?
「Eufy Robovac 11S」の機能は十分すぎるというのは先ほど書いたとおり。
起動・掃除・充電・お手入れ、というのが日々ロボット掃除機を使う上での簡単な流れではありますが、出来ることを細分化すると下記の通り。
Eufy Robovac 11Sの機能
- 吸引力は1,300Paで必要十分
- BoostIQ機能でラグの汚れも吸引
- 高さ約7.2cmより高ければ掃除可能
- 段差は16mmまで越えられる
- 玄関の段差は落ちない
- リモコンか時間設定で起動
- リモコン操作で集中的に掃除する
- 充電は自動でステーションに戻る
- ダストボックスは水洗いも可能
それぞれの機能の紹介と、実際のところその機能はどう?という点を見てみましょう。
吸引力は1,300Paでも必要十分
Ankerのロボット掃除機ではそれぞれのモデルで吸引力が数値化されていて、「Eufy Robovac 11S」の吸引力は1,300Pa。
パスカルの原理と高いんだか分からない数値をいきなり叩きつけられても意味不明だと思うので、実際どんなものを吸い込めるのかとうと、こんなものを吸い込めています。
吸い込めるもの
- ホコリ
- 糸くず
- 髪の毛
- ご飯粒
- コーヒー豆
このように落ちていて気になるゴミは大体吸い込んでキレイになっています。
というかこれ以上大きいものを吸い込んでいたという記憶がない…。
購入から2年後のものでダストボックスが比較的一杯でも、吸引力が落ちているという実感は今の所ナシ。
汚い写真で恐縮ですが、2週間でこれだけのゴミを集めてくれます。
1DKの広いとは言えない間取りでも、Eufyの床掃除だけでこれだけのホコリが落ちているということに驚くばかり。
それとは反対に、「Eufy Robovac 11S」で吸い込めないものといえば、カーペットやラグにこびりついたご飯粒や、物理的に入り切らないゴミなどがありました。
絡みついてご飯粒のように、そもそも人力で取るのが厳しいゴミはロボット掃除機では諦めたほうがいいですね。
BoostIQ機能でラグに絡まったゴミも吸引
吸引力が足りないと不安なシチュエーションは、大体の場合カーペットやラグだと思います。
我が家で使っているラグは2cmと少し長めではありますが、問題なくゴミを吸引してくれています。
カーペットやラグでも問題なく使えるその大きな理由としては、Eufyの持っているBoostIQ機能にあります。
簡単に言ってしまうと、BoostIQ機能は吸い込みのパワーを自動的に引き上げてくれる機能。
常に吸い込みのパワーは、強くしておく事も可能。
強くすると少しうるさくなりますが、強力な吸い込みで掃除を短縮することだって出来ます。
我が家では常にパワー最大にしていて、短時間で掃除が終わるような設定にしています。
買い物に行っている間の短時間でもかなりキレイにしてくれています。
高さ約7.2cmであれば掃除可能
「Eufy Robovac 11S」のサイズは高さ約7.2cmで、物理的にこれよりも大きな隙間の掃除が可能。
ベッドの下くらいであれば、ほぼ間違いなく入る高さではないでしょうか。
円形だから角の掃除は苦手なのかというと、そんなことはありません。
2つ付いている触覚のようなブラシが回転することで、細かいホコリも吸込口に集まりやすい構造。
それ以上のサイズについては下記の通り。
- 直径:約32.5cm
- 高さ:7.2cm
- 重さ:約2.6kg
段差は16mmまで越えられる
タフな作りになっている「Eufy Robovac 11S」は、なんと起伏のある場所も簡単に乗り越えることができます。
カタログスペック上16mmまでの段差が越えられるようになっていて、我が家のラグも楽勝で乗り越えてくれました。
段差を超えられるのは、この大きめな車輪のおかげ。
指で押すと沈むようになっていて、柔軟に凹凸をとらえられるようになっています。
玄関の段差は落ちない
家に落ちやすそうな段差があっても「Eufy Robovac 11S」は心配なく使っていけます。
分かりやすいのが玄関で、我が家の構造はこのようになっています。
段差の高さは5cmで、Eufyに付いているセンサーが段差と読み取って、それ以上進まないような仕組みになっています。
段差が無いと誤認識してしまうような靴の置き方をしてしまうと、誤って落下してしまいます。
リモコンか時間設定で起動
掃除を始めるための起動方法は、下記3つ。
これを多いと考えるか、少ないと考えるかはその方の使い方によりますが、個人的には必要十分かなと。
起動方法
- リモコンで起動
- 毎日同じ時間に起動
- Eufy本体のボタンで起動
1つ目はシンプルで、付属しているリモコンの「START STOP」ボタンで起動。
2つ目の機能が必要最小限という部分がこのモデルのミソ。
他のモデルだと、平日は12:00〜で土日は15:00〜という設定ができるのですが、そういった事は出来ません。
つまり使い方としては、
- 出かける前、リモコンで起動して使う
- 毎日同じ時間に起動させて、掃除がいらない時はリモコンで止める
これらのどちらかになります。
掃除の頻度が毎日でないならば、その都度リモコンで起動させるだけでも十分。
我が家は週に3回ほど、出かける前にリモコンで起動させています。
リモコン操作で集中的に掃除する
このリモコンが以外に便利で、先程ご紹介の時間設定以外にもこれらの操作が可能。
- BoostIQ機能:吸い込むパワー変更
- 方向ボタン:Eufyの手動操作
- スポットモード:円を描くように一箇所を集中的に掃除
- エッジモード:壁沿いを集中的に掃除
- シングルルームモード:一つの部屋を集中的に掃除
- ホームボタン:充電ステーションに戻る
それぞれの操作がリモコンのボタンひとつで始まるのは、使ってみると意外に便利です。
何かを散らかしてしまった時や、サッと掃除したい時にはどれかのボタンで大体は網羅している。
自動で充電ステーションに戻る
充電ステーションに戻るのももちろん自動で、充電が尽きそうになるかリモコンで帰るよう指示すると、設置した充電ステーションに帰っていきます。
Eufyのパワーはなかなか強いので、少し遠い場所でもしぶとく帰ってきてくれます。
購入した当初は帰ってこない時が何度もありましたが、そこは人間としても最低限の強力をしてやりましょう。
床に置くものを減らしたり、コードが邪魔にならないよう工夫してあげることで、今は95%くらいの確率で帰ってくるように。
また、スペック上の稼働時間は60〜100分で、5,6時間の充電でバッテリーは満タンになります。
充電ステーションはベッドの下や、目立たないところへ設置することが可能で、生活感が出ないような設置も可能。
ちなみに充電ステーションはこのような形で、むき出しにするには少し存在感があります。
充電ステーションの裏面はコードが邪魔にならないよう、横へ流しやすい気が効いた構造になっています。
ダストボックスは水洗いも可能
ロボット掃除機を買っても完全に掃除が無くなるかと言うとそんなことはなくて、少なくとも2週に1回のお手入れが必要なのは殆どのロボット掃除機に言えることです。
ロボット掃除機はあくまで、掃除する箇所を極端に少なくしてくれるためのアイテムに過ぎません。
例に漏れず「Eufy Robovac 11S」にもお手入れは必要で、ロボット掃除機のお手入れが簡単かどうかは、押さえておかなければいけないポイントの一つ。
Ankerの「Eufy Robovac 11S」のウリはというと、高級ロボット掃除機でお馴染みルンバでは出来ないダストボックスの水洗いが可能という部分がかなりデカい。
ということでダストボックスのお手入れは、大体のゴミを先にサッとゴミ箱に捨ててしまった後に水洗いすればOK。
ルンバのお手入れは若干ながら簡単になる(後述)ものの、水洗いが出来てしまうEufyも実際に使ってみると十分すぎるくらい楽ちん。
消耗しやすい備品は予備が付いていますが、2年ほどの使用では今のところ交換したことはありません。
写真左から、ブラシ(触覚)・フィルター・Eufyに絡みついた髪をお手入れするカッター・結束バンド。
【比較】Eufy Robovac 11Sで出来ないコト、11Sとの差額は?
最安モデル「Eufy Robovac 11S」だけを見ていても、他と比較しなくては出来ない事はわかりません。
ということで、「Eufy Robovac 11S」には搭載していない機能を一通りご紹介します。
また、欲しい機能のEufyを手に入れるには、差額がいくらなのか?についても書きました。
機能と金額を天秤にかけながらご覧いただくと分かりやすいと思います。
Eufy Robovac 11Sに無い機能
- 水拭き
- 効率の良い掃除
- 曜日ごとのスケジュール設定
- スマホとの接続
水拭き
「Eufy Robovac 11S」には水拭き機能は搭載しておらず、水拭きまでを自動化するなら別モデルの購入が必須。
別モデルのEufyがやってくれる水拭きはというと、このようにお尻の部分にモップが付きます。
適度に水で湿らせてくれる構造ですがモップも薄っぺらくて、これだけだと物足りない気がします。
ということで、我が家ではクイックルワイパーで隅々まで水拭きすれば良いかなという結論に…。
水拭きを自動化したい場合の最安モデルは「Eufy RoboVac G10 Hybrid」で、「Eufy Robovac 11S」との差額は約1万円です。
効率の良い掃除と、掃除禁止エリアの設定
Anker製のロボット掃除機には3つの掃除方法があって、それぞれ掃除の効率に良し悪しが生じます。
具体的な走行方法と特徴は下記の通りで、最安モデル「Eufy Robovac 11S」の走行方法はバウンスです。
それぞれのスペックとしてはこちら。
走行方法 | バウンス | スマート・ダイナミック・ナビゲーション | iPath™ レーザー・ナビゲーション |
掃除効率 | △ | ○ | ◎ |
複数の部屋の掃除 | △ | ○ | ◎ |
操作のしやすさ | ◎ | ○ | ○ |
一度の充電で掃除できる最大範囲 | 40畳程度 | 80畳程度 | 150畳程度 |
最安モデル | Eufy Robovac 11S | Eufy Robovac 15C | Eufy RoboVac G10 Hybrid |
走行方法がバウンスでも、40畳までは問題なく掃除してくれることが分かります。
40畳以下ならバウンス一択とかと言うとそうでもなくて、例えば下記の条件を満たしたEufyが必要ならバウンス以外を推奨。
バウンス以外を推奨する例
- 短時間で効率よく掃除を終えてほしい
- 戸締まりでは何ともならない掃除禁止エリアを指定したい
- 戸締まりが面倒だから掃除禁止エリアを指定したい
前述の通り段差も何とか柔軟に対応してくれるので、掃除禁止エリアを指定しなければいけないかと言うとそうではありません。
これらに当てはまる方は、「Eufy Robovac 11S」以外の購入がおすすめ。
80畳程度を掃除してくれるスマート・ダイナミック・ナビゲーションなら「Eufy Robovac 15C」が最安モデルで、差額は2千円です。
1500畳程度を掃除してくれるiPath™ レーザー・ナビゲーションなら、「Eufy RoboVac G10 Hybrid」が最安モデルで、差額は9千円です。
曜日ごとのスケジュール設定
「Eufy Robovac 11S」は毎日同じ時間にしか予約ができません。
例えば、平日は12:00〜で土日は15:00〜というように、曜日別の設定をしたい方は別のモデルを買う必要があります。
とは言え曜日でしか決められず、土日以外に祝日の概念はありません。
スケジュールはEufyアプリから設定できます。
曜日で日々の行動パターンが決まっているという方には、曜日ごとのスケジュール設定は便利かもしれません。
日によって休みや在宅勤務がバラバラだったりする方は、リモコンだけあれば十分かなとも個人的には思います。
スケジュール設定対応の最安モデルは「Eufy Robovac 15C」で、「Eufy Robovac 11S」との差額は2千円です。
スマホとの連携
スマホの連携ができる家電は最近多いですが、「Eufy Robovac 11S」はスマホとの連携が一切できません。
もしスマホとの連携が出来たら何が出来るのかと言うと、下記の通り。
スマホ連携で出来ること
- 吸引設定:吸引力の変更
- 掃除開始
- 充電:充電ステーションに戻る
- 掃除予約:掃除する時間の設定
- エリア指定モード:指定したエリアの掃除
- 掃除履歴:掃除した履歴の確認
- マップの編集:水拭き・掃除禁止エリアの設定
- 遠隔操作:屋外からのEufy起動
- Amazon Alexa:Alexaとの連携
スマホとはEufyアプリをインストールして連携します。
こうやって書くと多いですが、出来ることが劇的に増えていて使いやすくなっているかと言うとそんな気はしない。
そのうち「Eufy Robovac 11S」のリモコンで操作できるのは太字になっている上の4項目。
つまり備わっている機能については「Eufy Robovac 11S」付属のリモコンで操作は可能で、機能が増える必要ないならスマホをリモコン代わりに使いたい人だけの機能。
個人的に心に響く機能は無いですが、強いて言えばAlexaですかね。
Alexa対応の最安モデルは「Eufy Robovac 15C」で、「Eufy Robovac 11S」との差額は2千円。
Robovac 11Sより高いモデルでもEufyのお手入れは面倒
こうやって見てみると、結構11Sは機能が少なかったりするんだな・・・と感じられたかもしれません。
しかしながら機能も重要ですが、実際に使っているルーティーンで見てみると、最安モデル11S以外との差は殆ど無いことが分かってしまいます。
特に面倒なことといえば、我が家では2週に1度は最低限行っているお手入れ(メンテナンス)に違いありません。
掃除ロボットと言っても結局のところはゴミをロボットの内部に集めるだけなので、完全に掃除が消えるという期待はしない方がいいかもしれません。
お手入れをもっと快適にするためには、結論から言うと2万円そこらで買えるEufyでは無理。
この悪しきお手入れを、少し費用をかけてでも簡単にする方法は無いのものか…。
しかしながらルンバは本体価格も高い上に、ゴミを入れる専用の紙パックを定期的に購入する必要もあるようです。
この点も踏まえて、日々のお手入れルーティンをご覧いただきながら、他のEufyモデルとルンバとも比較してみましょう。
Eufyのお手入れ手順
具体的に必要なお手入れは、下記の通り。
これ以降、2週間放ったらかした「Eufy Robovac 11S」の汚い写真が続くのでご注意ください…。
- 触覚の掃除
- ダストボックスの掃除
- ブラシの掃除
触覚の根本には髪の毛が絡まっていて、Eufy本体からは簡単に取り外せる触覚から髪の毛を取り除く。
ダストボックスにはゴミがたくさん溜まっているので、ゴミ箱に捨てて水洗い。
ブラシにも髪の毛が絡まっているので、付属のアクセサリーで絡まった髪の毛を切りながら取り除いていく。
私がお手入れしているのはこの3つになります。
まぁ面倒なことには変わりありませんが、定期的に床掃除をやるよりは遥かに楽なので許す。
高いモデルも面倒なお手入れは変わらない
Ankerのロボット掃除機で言えば、最上位モデルで6万円ほどの値段がする「Eufy RoboVac X8 Hybrid」でもお手入れの面倒臭さは変わりません。
ブラシには髪が巻き付くし、ダストボックスに溜まったゴミはゴミ箱に捨てる必要があります。
その一方で、少しだけお手入れがラクになるのはルンバのロボット掃除機。
お手入れだけを考えた時、目に見えて改善されるのは下記の項目で、ルンバのお値段は10万円近くに膨れ上がる。
- ブラシ:毛→ゴム製。ゴミが絡まりにくい構造に改善
- 触覚:依然としてゴミは絡まる
- ダストボックス:クリーンベース内臓の紙パックに自動でまとめてくれる
紙パックは専用のものが存在していて、約60日で約700円の紙パックが消費される計算。
しかも再利用は機会が故障する原因となるためNGで、年間の紙パック代は単純計算で約42,000円にもなるという、何とも踏ん切りがつきにくいランニングコスト。
Anker製のEufyが優位をとっている部分もあって、例えば下記の内容。
- ルンバ i3の触覚は取り外すのにドライバーが必要
- ルンバ i3のダストボックスは水洗い不可
Anker Eufyの18ヶ月保証で、Amazonに匹敵するアフターサポート
そもそもAnkerはモバイルバッテリーやケーブル、充電器といった電子機器を扱っている中国の企業。
何となく中国製はちょっと怖いという方にも嬉しいのが、Ankerの手厚すぎる保証制度です。
Anker公式にも記載がありますが、少し長いのでザックリまとめると下記。
Anker Japan公式サイト会員なら、2年前に買った製品も保証の対象になる驚異の保証。
Ankerの保証
- 30日間の返品返金保証
→ 製品不具合の場合、全額を返品
→ 製品不具合以外でも、送料を負担すれば全額を返品 - 24ヶ月製品長期保証(非会員でも18ヶ月)
→ 不具合が起きた場合、新品と交換 - 保証が切れてから2ヶ月以内は20%OFFクーポン
我が家では2年近く使ったEufyで異音がしたのでサポートに問い合わせたところ、メール数通のやり取りだけで新品を送っていただきました。
そこまで消費者を信用してしまって大丈夫なの…と思ってしまうくらいでしたが、いずれにしても有り難いサービス。
比較まとめ:最安モデルのEufy Robovac 11Sでも出来るコトはかなり多い
とことん何度も最安モデルという節操のない呼び方をしていた「Eufy Robovac 11S」でしたが、最安モデルとは思えない充実した機能性でした。
繰り返しにはなりますが、下記の使い方であれば問題無く「Eufy Robovac 11S」を選んでいただいて問題ありません。
Eufy Robovac 11Sで十分な使い方
- 起動は好きな時にリモコンで起動するか、毎日同じ時間で良い
- スマホとは連携しなくて良い
- 水拭きはいらない
- 掃除したい場所は40畳以内
- 100分以上出かける時に起動するので、掃除の効率は気にしない
- 掃除禁止エリアは戸締まりして掃除しなくすれば十分
また、これ以外の機能についても、少し奮発すれば買える金額差。
「Eufy Robovac 11S」で出来ることは殆ど出来るので、下記の表をご参照ください。
11S | 15C | G10 Hybrid | L70 Hybrid | |
曜日ごとのスケジュール設定 | - | ○ | ○ | ○ |
スマホとの接続 | - | ○ | ○ | ○ |
水拭き | - | - | ○ | ○ |
効率の良い掃除 | - | - | ○ | ○ |
掃除禁止エリアの設定 |
- | - | - | ○ |
価格 | ¥17,800 | ¥19,800 | ¥26,800 | ¥54,800 |
※価格は2022年1月現在Anker公式サイトの税込価格
持っていない方からしたら、ここまでコスパ良く生活を改善してくれる時短ガジェットは無いと思います。
ロボット掃除機が増やしてくれた時間は、人間がやったほうが効率の良いことに当てていきたい。